2022シーズンに、スクールで教わった内容を纏めています。
*あくまでも個人的な印象や教わった内容をコメントしていますので、
あまり参考になさらずに、実際に受講してみてください。
INDEX
(スクール名の明記ないものは、石打丸山です。)
2022シーズン
昨シーズンも参加したのですが、今期も日程があったので参加してみました。
参加レベルは、2級から1級あたりの方を想定しているキャンプです。
講師の常連のお客さんが揃って、
申込みは10名だったようですが、合計8名の参加でした。
参加費は7,500円です。
場所は、緩中斜面のスポーツマンコースです。
午前中は横幅を取ったコブを掘り、その中でバンクのラインを使って、
大きく回る滑り方を練習しました。
午後は縦に落下するラインを掘って、その中でも縦目のライン取りをどう取るかという練習をしました。
管理人は特に縦のラインを取る滑りが苦手なので、
板のトップをどのあたりに向けていけば良いのかというところを確認できたのが良かったです。
指摘事項としては、
左ターンの時は良いが、右ターンの時の左外足の膝の向きが内側に倒れ過ぎている。
もっと次のターンに向かって膝を動かして行きたいところです。
あとは、これまでもたくさん指摘されてきた肩。
以前は、「肩に力入り過ぎ」、「ハンガーで吊るされている」とまで言われていたので、
最近は整地も含めて肩を下げるように意識して滑っているのですが、
それでも斜面下から見ると、肩が力んでいるように見えますね(涙)。カッコ悪い・・・
今回は「肩が前に出過ぎていて、左右の動きが制約されている」という指摘でした。
大きく回るライン取りの際には、もっと肩甲骨を適度に締めるほうがいいとのコメントでした。
腕のスタンスが狭いということですね。
日頃はあまり滑らない緩中斜面のコブを滑れたので、
考えながら滑れたのがよかったです。
会場のスポーツマンコース 軟らかい雪でした |
![]() 横方向からの撮影 @左ターン山回りの後半 |
![]() Aそこからコブを 受けて・・・ |
![]() Bここで切り替えへ 膝頭の向きを意識したい |
![]() C実際にはここで フラットになってますね |
![]() D谷回り2時くらい 脛の前傾角は悪くない |
![]() E山回りに入る直前 肩回りは課題です |
今回は2年振りに、11月のネット予約開始日に申し込みまして、
当日は11名参加でした。
1.重心移動
全員一本大回りの滑りを見てもらった後、
ターン後半トップが浮いている人が多いということで、そこを修正する練習になりました。
(管理人は、以前から指摘されているし、自己認識もある課題です。)
切り返しの時に、重心がブーツの上を通過するように意識します。
足首、膝関節、股関節の曲げがしっかり出来ていて、脛の前傾がキープされていないと、これは出来ないですね。
下の写真1〜2枚目は、これを意識して切り替えているところですが、
う〜ん。トップは浮いていないのでいいんですが、
もっと脛の前傾を強めて、股関節の曲げももう一段深くしたいんですけどねぇ。
ちなみにこれを意識せずに切り返してみたら、
思っていたよりも後ろの位置で切りかえていることに気づきました。
トップを浮かせてしまう時の重心移動は、ヒールピースの上を通っていたので、
これを感じるときは後ろにいる証拠ですね。
2.叩かれない外足
「雪面と喧嘩をしない滑り」が求められるのは、いつの世にも共通することですが、
急斜面大回りで強いエッジングをすると叩かれることがよくあります。
これをしないようにしたい訳です。
最初に、グリーンの緩斜面で、プルークで親指(インエッジ)だけ押さえたターンをします。
これは普通の「叩かれやすい」運動要素ですね。
その後、時計で言うと8時もしくは4時の辺りから小指もしっかりブーツを押さえてターンしていく滑りをやってみます。
この動作によりターン後半の角度を緩めることにつながり、斜面から叩かれにくくなる訳です。
これは以前にも教わりましたが、体がすっかり忘れてしまっていました。。。
注意点としてコメントがあったのは、角度を緩めることを意識するばかりに、
小指だけを使った滑りにならないようにすること。
ちゃんと親指は押さえておきながら小指でも押さえられるようにします。
3枚目の写真は、それをザイラーコースの中級斜面で意識して滑っているところです。
3.外スキーを起こす
そうは言っても外スキーの角を立てないといけないんですが、
エッジを立てるという意識よりも、エッジから1cmくらいの幅を使うようにする意識が近いです。
以前は「面で滑る」とよく言いましたが、意味合いは近いですよね。
4.ロングターンの傾向
最近のロングターンは横に引っ張らずに縦に落とす傾向があるようです。
流行を追うのもいいんですが、対応力をつけるためには、ワンパターンの滑りばかりするのではなく、
広いスペースでのロングターンもしておく必要がありますね。
5.プルークスタンスからパラレルスタンスへ
緩斜面で幅広のスタンスを取り、両腰(骨盤)の下辺りに手を添えて、
谷回りをしながら外腰を内腰と比べて下に下げていくような運動をします。
最初はプルークスタンスで、じっくりと考えながら。
5枚目の写真はかなりぼやけてますが、右外腰を下げ始めているところです。
外股関節をブーツのほうに下げていくことで、両股関節に落差が出てきます。
股関節のところで体を輪切りにした時に、重心のボールがターンの時に外足に転がっていくような感じと説明してました。
この時に、上体の向きはスキーの進行方向を向くようにします。
肩を下げたり、内肩を引いたり、腰から上を折り曲げるような使い方をしてはいけません。
また、股関節を下げようとするあまり、腰を後ろに引いてはいけません。
パラレルスタンスの時はある程度スピードを出さないと外スキーを立てられないので、緩中斜面での練習がいいでしょう。
6枚目の写真は、パラダイス沢コースでの実践練習ですが、
滑り手のフィーリング以上の運動をしないと、シルエットには変化が出ないんですね〜。
今回は、プライベートレッスン受講後に受けたので、
教わった内容の点と点が繋がって、とても良かったです!