練習ノート2022〜23

2022〜2023シーズンに、スクールで教わった内容を纏めています。
*あくまでも個人的な印象や教わった内容をコメントしていますので、
あまり参考になさらずに、実際に受講してみてください。

INDEX
(スクール名の明記ないものは、石打丸山です。)

2023シーズン

ロングターン特訓

コブ特訓

ショートターン特訓

2022シーズン

エンジョイコブキャンプ

ロングターン特訓

プライベートレッスン


ロングターン特訓

1月3連休の最終日、晴れた石打は5℃くらいまで気温が上昇。
主に使ったザイラーコースは湿雪で荒れて、少し難しいコンディションでの練習となりました。
3日連続受講も、管理人以外に複数いらっしゃいました。

1.セットアップ
今回3日間に共通する内容で、基本のスタンスをしっかりしましょう、ということです。
足首の緊張感を維持しながら、膝、股関節をスキーの方向と同じ向きにする。
ここが出来ておらず、ちょっとでも違う向きをしていたりすると、
いろいろな弊害が出てきます。
スタンスは、両脚のブーツとブーツの間に、ブーツが1個入るくらいが適切だそうです。

2.切り替え
ターン後半に、斜面からもらった圧を次のターンに活かす。
即ち次のターンの仕掛けが出来る位置に入るためには、
ターン後半に「体の下」にスキー板をしっかりと戻すことが求められます。
ここが出来ないうちに次のターンに入ってしまう人が多いことを指摘されました。

3.キックポイント
昔は板全体を踏んで板をたわませていくようなイメージでしたが、
今はショートターン特訓でも説明があった「キックポイント」を踏んでいくような意識なんですね。
昨シーズンにやった「トゥピースを押さえる」の言い換えと考えていいのでしょう。
ただこの際、「板の前を押さえよう」という意識を強くし過ぎて、頭が前に出ないように注意が必要です。

4.外足の使い方
キックポイントに対し、外足は曲げ荷重ではなく「伸ばし荷重」で、
股関節、お尻から圧を加えていくようにします。
大丸の整地でこれをやった時の管理人への指摘は、
「もっと早く、もっと強く」。
タイミングが遅れ気味だったのと、
けっこう意識して外足に荷重したつもりでしたが、まだ足りないということです。
これは、ズレを使った滑りの中でしっかり練習しないといけないですね。

5.4つのエッジを使う
外足インエッジが使えても、内足アウトエッジが使えないと、
外足はターンしているのに、内足がブレーキを掛ける、過度な例で言うとシェーレンのような状態になってしまいます。
外足、内足それぞれのインエッジとアウトエッジが使えるようにするために、
「外足大腿の内旋」と「内足大腿の外旋」を同時に行うようにします。

これは、最初に緩斜面で広いスタンスでやってみました。
「外足大腿の内旋」は、以前から指摘されていた「ひねり」だよなぁ〜、
これは管理人の以前からの課題だよなぁと理解していましたが、
「内足大腿の外旋」は全く意識できていませんでした。
太ももをターン内側に向かってひねることで、
小指寄りの足指と、小指球からカカトのラインに乗ることが出来、
内脚アウトエッジが使えるようになるんですね。
管理人を含め多くの方が、右内足の外旋が遅れている傾向がありました。
利き足には乗りづらいんですね。

6.ジャッジの視点
中〜急斜面での大回りについて、斜面前半のターンと後半のターンを比較した時に
後半の落ち込みが大きい、即ち落差がどんどんついてくるような大回りをしてくると、
「コントロール出来ていないな〜」という判断になると仰っていました。
そうではなく、前半から1ターン、1ターンしっかりコントロールし、
それがゴールラインまで続いていくことが求められます。
「板を送り出さないように」という指摘も複数の受講生に出ていました。

管理人の場合、外足の押し込みが弱く、ザイラーコースの後半では落下が大きくなってしまっていました。
スピードが上がってきて外力が強くなってくると、
特に左ターンで「内側に張り出す」動きが出て、「骨盤の高低差が出ない」という指摘がありました。
外腰の押しが弱いということですね。
もっとしっかり外足を外骨盤から踏み出していくことが必要なのですが、
ハイスピードになると骨盤が柔らかく使えず、動けていませんでした。
ここは大きな課題ですね。。


苦手の左ターン
ここから、外足を・・・

しっかり踏み出したい
けど・・・

外腰が高いし、
内足外旋が出来てない

どうしたものか・・・
(苦笑)

コブ特訓

2日目はコブです。
連休で混んでいたのと掘れやすい雪質ということで、ダイナミックコースAに圧雪を入れてもらい、
午前は斜度変化の上部、午後は下部にラインを掘って練習しました。

1.制動要素
コブ斜面の中では、斜度のきつさなりに滑ってしまうとコントロールが効かなくなるので、
いつでも止まれるような制動要素を使える必要があります。
一つ一つのコブで、外足に股関節からしっかり圧をかけていきますが、
股関節をわずかに曲げて、膝関節、足首を柔らかく曲げて、背中にも力感を感じながら、でも胸は張りすぎないように
制動の練習をしていきます。
管理人の場合は上体がかぶりぎみになるので、少し背筋を使うような意識で。
背筋でスキーを押さえるような意識がよいとのこと。
上体の向きを先行しないで、この制動の動作ができることが前提となります。

2.股関節の高低差
これも3日間で共通するテーマです。
山側の股関節の高さに対して、谷側の股関節の高さの方が低くなるように、
股関節の高低差を意識していきます。
谷足で、重心を「受け止める」ような意識です。
整地のショートターンでも「ギュッ、ギュッ」とターン後半にしっかり操作する練習をしました。

3.ターンを深く仕上げる
コブを普段滑るよりも、もう一段外側のラインを使っていきます。
フィーリングとしては、昔あったバンクターンのような外側を使って、
1ターン1ターンコントロールしていきます。
この時、逆ひねり=上体の先行動作を使うのではなく、
むしろ外腰をコブのラインに合わせて「回していく」ような感じですね。
そうするとスピードを抑えていくことができるようになります。

そしてターンの終盤は、やや「切れ上がる」くらいの意識を使って、
落下方向に落ちないようにします。
コブの中でも「移動」を意識します。
管理人は、特にダイナミックAの斜度変化の下(急斜面)で
落される場面がありました。
しっかり前のターンをコントロール出来ていないと、体は落下方向へ向かってしまうんですね。

ターン後半に斜面からもらう「圧」を、どうやって次の移動に繋げるか、
それが練習できたような気がします。
これを急斜面で出来ることだな。。。


ターン後半に入った
辺りから

外腰を回して
コブに沿わせる

沿わせて〜


この辺りまで
沿わせる意識

「そうそうそのくらい」
頂きました♪

ショートターン特訓

1月の3連休に開催された特訓3日間。
初日はショートターン、参加12名、講習費は10,000円です。

1.滑りの軸
1軸(中心軸)と2軸の使い分けができるようにすることが大事です。
最近の若手選手の滑りでは、広めのスタンスで2軸で滑るケースが多いようです。
2軸のスタンスのイメージは肩幅、腰の真下に両脚が来るような感じですね。
ついついワンパターンで滑ってしまいがちになりますが、
斜面の状況に合わせて技術を如何に使い分けられるか、それが滑りの幅を広げることになるんですよね。

2.セットアップ
これは、今回の3日間の講習で一貫して言われてきたことで、
板の向き、膝の向き、股関節の向きをきちんと揃えることですね。
もちろん足首はしっかり入れます。
師匠の言葉では、足首の緊張感は、足首のちょっと上のあたりにイメージするといいようです。

3.エッジング
エッジングは、「なでる」ではなく「削る」。
面ではなく、エッジで削る意識です。
この言葉の定義はしっかりと理解して実践することが大切です。
「なでる」は、無意識にターンを重ねていく際に現れるような、エッジングに強弱が無く、
ざざーっと外足が外に流れていくようなエッジングですね。
管理人も無意識に滑ると、毎回のターンで同じ圧を掛け続けてしまっていました。

「削る」は、外足で溝を深く掘っていくような意味ですね。
管理人は、彫刻刀で雪面に力を入れて削ることをイメージしました。
スキートップを使ってズレを作るとのことですので、
以前、「縦ズレ」と言っていたのも、実は近いイメージなんじゃないか?って感じがしました。
谷回りの段階から、即ち落下方向にスキーが向いてきた段階から
エッジングを始められるようにします。

4.股関節から外スキーに重さを伝える
緩斜面でパラレルスタンスで、ズレを用いながら
外股関節からしっかりと重さを外スキーに伝えていくように滑ります。
この時、足裏全体で踏むようにし、
曲げ荷重ではなく、伸ばし荷重で外足を使うようにします。
ターンの仕上げに向けてしっかり外圧をもらえるように谷回りから外足に働きかけ、
高い圧をもらいつつ切り替えに向かっていかねばならないわけです。

板がたわむのは、トゥピースの前の部分。ここをキックポイントと呼ぶようで、
ここに圧を掛けていきます。
また、外足の大腿のひねりは、外足の内側の膝辺りにも力が入るような意識になるとのこと。

5.上体の動作
これも以前から言われていることですが、
「上物(うわもの)で滑らない」ということですね。
緩斜面でのズレを用いたターンの中で、
ストックをスキーの先端方向に突く練習で、体の向きを意識しないでやってみます。
上体がセットアップの姿勢から離れてしまって、体がターン内側を向いてしまうことを抑制し、
しっかり外足に重さを伝えていく練習ですね。

管理人の場合は、以前から言われていますが、
肩回り、特に肩甲骨をリラックスすること。
それによって、肩甲骨から押さえることができる。

6.ターンを深く仕上げる
浅いターンで落下が大きくなってしまうようなターンではなく、
深ーくターンを仕上げるようにします。
その運動の中でこそ、上述の外足の運動が出来るわけです。

実践的なショートターンの中では、
両足を雪面から浮かさないように滑ること、
仮に角度は立っていなくとも両脚のエッジで削ることもコメントがありました。
管理人の場合、上体がかぶってしまっていたので、
少し胸を起こす意識で滑ってちょうどいいようです。


外腰から伸ばし荷重で
「削る」を意識

そんなに悪くない、
かな?

ここからの山回りに
かけても

しっかり外足で
深く仕上げる意識

肩甲骨以外は
こんな感じでいいかな




エンジョイコブキャンプ

昨シーズンも参加したのですが、今期も日程があったので参加してみました。
参加レベルは、2級から1級あたりの方を想定しているキャンプです。
講師の常連のお客さんが揃って、
申込みは10名だったようですが、合計8名の参加でした。
参加費は7,500円です。

場所は、緩中斜面のスポーツマンコースです。
午前中は横幅を取ったコブを掘り、その中でバンクのラインを使って、
大きく回る滑り方を練習しました。
午後は縦に落下するラインを掘って、その中でも縦目のライン取りをどう取るかという練習をしました。
管理人は特に縦のラインを取る滑りが苦手なので、
板のトップをどのあたりに向けていけば良いのかというところを確認できたのが良かったです。

指摘事項としては、
左ターンの時は良いが、右ターンの時の左外足の膝の向きが内側に倒れ過ぎている。
もっと次のターンに向かって膝を動かして行きたいところです。
あとは、これまでもたくさん指摘されてきた肩。
以前は、「肩に力入り過ぎ」、「ハンガーで吊るされている」とまで言われていたので、
最近は整地も含めて肩を下げるように意識して滑っているのですが、
それでも斜面下から見ると、肩が力んでいるように見えますね(涙)。カッコ悪い・・・
今回は「肩が前に出過ぎていて、左右の動きが制約されている」という指摘でした。
大きく回るライン取りの際には、もっと肩甲骨を適度に締めるほうがいいとのコメントでした。
腕のスタンスが狭いということですね。

日頃はあまり滑らない緩中斜面のコブを滑れたので、
考えながら滑れたのがよかったです。


会場のスポーツマンコース
軟らかい雪でした

横方向からの撮影
@左ターン山回りの後半

Aそこからコブを
受けて・・・

Bここで切り替えへ
膝頭の向きを意識したい

C実際にはここで
フラットになってますね

D谷回り2時くらい
脛の前傾角は悪くない

E山回りに入る直前
肩回りは課題です


ロングターン特訓

今回は2年振りに、11月のネット予約開始日に申し込みまして、
当日は11名参加でした。

1.重心移動
全員一本大回りの滑りを見てもらった後、
ターン後半トップが浮いている人が多いということで、そこを修正する練習になりました。
(管理人は、以前から指摘されているし、自己認識もある課題です。)
切り返しの時に、重心がブーツの上を通過するように意識します。
足首、膝関節、股関節の曲げがしっかり出来ていて、脛の前傾がキープされていないと、これは出来ないですね。
下の写真1〜2枚目は、これを意識して切り替えているところですが、
う〜ん。トップは浮いていないのでいいんですが、
もっと脛の前傾を強めて、股関節の曲げももう一段深くしたいんですけどねぇ。

ちなみにこれを意識せずに切り返してみたら、
思っていたよりも後ろの位置で切りかえていることに気づきました。
トップを浮かせてしまう時の重心移動は、ヒールピースの上を通っていたので、
これを感じるときは後ろにいる証拠ですね。

2.叩かれない外足
「雪面と喧嘩をしない滑り」が求められるのは、いつの世にも共通することですが、
急斜面大回りで強いエッジングをすると叩かれることがよくあります。
これをしないようにしたい訳です。

最初に、グリーンの緩斜面で、プルークで親指(インエッジ)だけ押さえたターンをします。
これは普通の「叩かれやすい」運動要素ですね。
その後、時計で言うと8時もしくは4時の辺りから小指もしっかりブーツを押さえてターンしていく滑りをやってみます。
この動作によりターン後半の角度を緩めることにつながり、斜面から叩かれにくくなる訳です。
これは以前にも教わりましたが、体がすっかり忘れてしまっていました。。。
注意点としてコメントがあったのは、角度を緩めることを意識するばかりに、
小指だけを使った滑りにならないようにすること。
ちゃんと親指は押さえておきながら小指でも押さえられるようにします。
3枚目の写真は、それをザイラーコースの中級斜面で意識して滑っているところです。

3.外スキーを起こす
そうは言っても外スキーの角を立てないといけないんですが、
エッジを立てるという意識よりも、エッジから1cmくらいの幅を使うようにする意識が近いです。
以前は「面で滑る」とよく言いましたが、意味合いは近いですよね。

4.ロングターンの傾向
最近のロングターンは横に引っ張らずに縦に落とす傾向があるようです。
流行を追うのもいいんですが、対応力をつけるためには、ワンパターンの滑りばかりするのではなく、
広いスペースでのロングターンもしておく必要がありますね。

5.プルークスタンスからパラレルスタンスへ
緩斜面で幅広のスタンスを取り、両腰(骨盤)の下辺りに手を添えて、
谷回りをしながら外腰を内腰と比べて下に下げていくような運動をします。
最初はプルークスタンスで、じっくりと考えながら。
5枚目の写真はかなりぼやけてますが、右外腰を下げ始めているところです。

外股関節をブーツのほうに下げていくことで、両股関節に落差が出てきます。
股関節のところで体を輪切りにした時に、重心のボールがターンの時に外足に転がっていくような感じと説明してました。
この時に、上体の向きはスキーの進行方向を向くようにします。
肩を下げたり、内肩を引いたり、腰から上を折り曲げるような使い方をしてはいけません。
また、股関節を下げようとするあまり、腰を後ろに引いてはいけません。
パラレルスタンスの時はある程度スピードを出さないと外スキーを立てられないので、緩中斜面での練習がいいでしょう。
6枚目の写真は、パラダイス沢コースでの実践練習ですが、
滑り手のフィーリング以上の運動をしないと、シルエットには変化が出ないんですね〜。

今回は、プライベートレッスン受講後に受けたので、
教わった内容の点と点が繋がって、とても良かったです!


左ターンへの切り替え
股関節の曲げが甘い

右ターンへの切り替え
脛が起きてるよ〜

小指もしっかり押さえて
大回りをビデオ撮り

その場で映像を確認
いいですね!

プルークスタンスで
外腰を下げる練習

教わった内容を
意識しながら滑るも

股関節の曲げを比較すると
一目瞭然ですね。。。

プライベートレッスン

シーズン初日から師匠のプライベートレッスンという贅沢を味わいました
2名で受講したので、一人¥17,250でした。
お値段以上の価値だったと思います

(キャンプは本校受付ですが、プライベートはリゾートセンター受付なんですね)

1.「荷重」と「加重」
自ら板に働きかける「加重」の運動の前に、
自然と重心移動していく「荷重」の動きをしっかり作るということです。
左右の体のバランスが崩れたときに自然に重みが掛かってくるようにします。
(これは、翌々日に受けたロング特訓で説明されていますね)
荷重の動きができていないのに、働きかける運動をしても駄目だということです。

2.背中の使い方
腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群である腸腰筋を使えるようにするためには、
背中を反らないようにします。
背中を反って使うと腸腰筋が動かせなくなるためです。
椅子に浅く腰掛けてできるような背中の丸まりにすると動かせるとのことで、
あら、その背中は管理人は作るのが得意ですよ♪

3.関節の使い方
上記の背中の使い方を意識しながら、
ターン後半4時の位置から、次のターンの谷回りの11時まで足首をしっかり入れ、
脛の前傾を起こさないようにして滑ります。
この時に、股関節は自分が思っているよりもかなり大げさに曲げるようにして滑りました。
それでも下から見ると、それ程極端には見えず、「普通」に見えるんですよね〜。
ニュートラルの時も、この姿勢を維持します。

4.板に乗る位置
よく「板を踏む」という表現が聞かれますが、
スキー板を真上から踏んでもたわむ訳ではなく、ちゃんと角づけをしていることが前提です。
角付けがなされた上で、板のセンターに働きかけるのですが、
意識としては、トゥピースを押さえるような感じがいいとのこと。
それで結果として、板のセンターの辺りが押さえられている状態になります。
今までは、足裏で圧をかけていくイメージを持っていましたが、
このトゥピースをイメージするのは、ロングターン特訓で書いた「重心移動」にも繋がるなぁ〜と思いました。
足裏の意識だと、トップが軽くなっちゃうんですね。

5.ずらす範囲
外足を板の向いている方向から90度の方向に押し出してずらしていく横ずれと、
板の進行方向0度の縦ズレの間で、斜めにずらす練習を
プルークスタンスでやってみました。
45度でずらしていくような感じ。
これも対応力向上の一環ですね。

6.ひねり
ワイドスタンスで斜滑降しながら、山足、谷足それぞれブーツの位置を変えないように(外足を開き出さないように)
トップを閉じていく練習をやりました。
その時大腿を内側に捻りながら外スキーを外に出さないように体の真下方向に向かって働きかけていきます。
これは、股関節(大腿の付け根)から大腿をひねる意識ですね。
板のトップを動かす意識を持つと、結果としてテールが外に出てしまう動きになるのでダメです。
股関節、膝関節、足首の3点をしっかり曲げて使いながらターンしていきます。
そしてこの時、外スキーのエッジが立てられ、板の幅の1/4(インエッジ側)を使って滑るような意識になります。

この練習が管理人には特に難しかったですね。
どうしても外足を外に出してしまう動きになってしまい、後からシュプールを見てみるとズレが目立ってしまっていました。
そこで板を脱いで動きを確認しました。
何も意識せずに雪上に立つと、自然とブーツのトップが開いてしまいました。
そうではなくブーツのトップはスキーの進行方向を向くようにします。
その上で大体のひねりをやってみます。内側に「ぐぐーっ」と。
ブーツを脱いでいると出来るのですが、滑りながらではついつい外に圧を求めていってしまっていました。
それは外足に「ただ乗っているだけ」ということですね。
翌日のフリーで練習したら、少し落差を取るとなんとなくフィーリングが得られましたね。

ひねり要素を出すのが昔から苦手でしたが、
板に仕事をさせるには、やっぱり意識して使っていかないといけないんですね。
フリーで滑っていると、けっこう意識が抜けちゃうので
脛の前傾と同じくらい意識して滑ってみようと思います。


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