練習ノート2013〜2016

2013〜2016シーズンに、スクールで教わった内容を纏めています。
*あくまでも個人的な印象や教わった内容をコメントしていますので、
あまり参考になさらずに、実際に受講してみてください。

INDEX
(スクール名の明記ないものは、石打丸山です。)

2016シーズン

春コブキャンプ

プライズキャンプ

ロングターン特訓

2015シーズン

スプリングキャンプ

プライベートレッスン

シーズンインキャンプ&プライベートレッスン

2014シーズン

プライズ対策レッスン

総合特訓キャンプ(初日だけ参加)

プライベートレッスン

シーズンインキャンプ

2013シーズン

スプリングキャンプ

春コブマスターキャンプ

プライズテスト合格対策キャンプ

ショートターン特訓2

ショートターン特訓1

シーズンインキャンプ2

シーズンインキャンプ1


春コブキャンプ

3月連休の2日目、3日目の2日間で開催されました。
初日は9名、2日目は8名での参加、参加費は前回と同じく¥27,800でした。

1.基本ポジション
先ず、「上半身を起こす」ことが鉄則ですね。
昔から言われていますが、股関節が折り曲がって上半身が前に「被って」しまうと、
脚の可動域が狭くなり、コブの起伏に対応できません。
常に状態が起き、大きなコブの攻略時には「胸の前に膝が上がってくる」ような意識で滑ります。

コブの溝に向かって行く時は、
脚を伸展して入り、コブの溝を迎えるなかで脚を屈曲させる動作を
「一気に」するのではなく、「徐々に」していきます。
ここでは、「谷足のカカトにおへそを寄せていく」意識で
脚を屈曲させていきます。

管理人の場合、切り替えに向かって肩回りの上体を被せてしまっていたので
その分「受ける」滑りになっていました。
コブを「胸で受け」てはいけないということです。

2.ストックのタイミング
上述の脚の屈曲動作が終わる頃、板が次のコブに向かって進行方向を変えるわけですが、
その時にストックを突く感じです。
よくコブを受けたと同時に体の横でストックを突くケースが見られますが、そうではなく
もうワンテンポ後ですね。
そして、ストックを「腕を前に出して突きにいかない」ということです。
これは言葉での表現がちょっと難しいですが、突こうとして突くのではなく、
結果としてストックが突こうと思わなくても突いちゃうようなポジションに入って初めて突くということです。

管理人の場合は、左手のストックを突くタイミングがワンテンポ遅かったです。

3.切り替え
切り替える時には、低い姿勢をキープして板のトップを落とせるようにします。
コブを受けた後、「抜く」のはNGです。
足首、スネの緊張感が無くならないように切り替えます。ただ、タングを押す必要は無いです。

4.スネの前傾角度
これは、「前後方向への前傾角度」ではなく、「左右方向への前傾角度」です。
先ず整地で膝の可動域を確認します。
静止した状態で膝を山側に入れ、お尻は板の真上に位置するように膝を屈曲させ低い姿勢を取ります。
この時、板はエッジングしています。
このポジション、低い姿勢でやると、すごい大腿にきますね(笑)。
そこから膝を谷側に移動させ、板のエッジングが無くなり、フラットになるところまで移動させます。
更に板が横ずれする位置まで入っていきます。
この間で膝がどれだけ移動しているかで、可動域の広さが分かります。
この動きに加え、カカト支点でピボット操作することで、板のトップを素早く次のコブの溝に向けることが出来ます。
この膝を「山側から谷側へ」移動することにより、
今までの講習でも聞いていた「膝頭の先行動作」が出てくるんですね。
次のターンにスムーズに、素早い切り替えで入れるようになりました。

5.目を鍛える
コブの中を「直滑降で滑る」という恐ろしい練習もしました(笑)。
管理人は、まー、ビビリまくり(笑)
日頃直線的なラインでコブを全く滑れないので、直滑降なんてできやしません。。。
でも、「出来ないことをやるから練習」なんですね。
その後に入るコブに対する、心理的な余裕が出来たことも事実です。

6.ライン取り
直線的なラインもそうですが、
いろいろな滑走ラインをいろいろなコブで試してみることも大切ですね。
師匠が直線的なラインで滑り、そのラインを通って滑ろう、と思った瞬間、
動けなくなりました(笑)
ずらせない程深いコブの場合は、カカトで当てて、次のコブにジャンプするような使い方も
意識してやるようにしないと、対応力が増しませんね。

今回も常連さんがたくさん集まり、
とても和気あいあいとした、楽しいキャンプでした。
技術を考えながら、意識をして滑ることはもちろん大切ですが
楽しく滑ることも、やはり大切ですね!
満足度の高い講習でした♪


大丸のコブは少雪で
半分から下で講習

山頂脇のコブは
いい練習になりました


プライズキャンプ

2月の週末2日間で開催、定員の10名が参加しました。
参加費¥27,800、昼の講習8時間に夜の講習1時間半ですから、
かなりお得なキャンプですよ♪

1.横滑り
今回のキャンプのキーワードは「横滑り」。
先ずは斜滑降から、足首のひねりを使って横滑りをしていきます。
両脚パラレルスタンスで谷足荷重での横滑りは、従来の滑りですから簡単。
そこから片足リフトで、片足のみでひねり操作をしながら横滑りしていきます。
最初は山足を上げて、谷足でひねり操作をしながらずらし。
山足は、板の進行方向を向いた状態に対し、谷足をひねりながら板のトップを山方向にしてずらすので、
山足のスキーの下を谷足のスキーがクロスするようなかたちになります。

次は谷足を次のターン方向、すなわち落下方向にひねりながらずらしていきます。
山足は従来の板の進行方向のままなので、
「シェーレン」するような感じで滑ります。
先ず、この谷足片足だけでスキー操作をするのが難しい!
管理人は最初、すねを入れたポジションでずらそうとしましたが、どうしても板にしっかり乗り込めない。
何度かやるうちに、「カカト荷重でスネを起こしたポジション」のほうが乗りやすいことに気付きましたが、
そうしないと板が動いてこないんですね。

2.谷回りをずらしながら作る
ターンの後半が強くなる=ターン後半でスピードを抑えて滑る管理人の滑りでは、
ターン毎に斜面からの圧を「受け」て、吸収してスピードを抑えて次のターンを始動させての繰り返しになります。
この滑りでは、ターンの繋がりが出てきません。
そうではなくて、ターン前半の谷回りをずらしながら作って、ターン後半の山回りを「縦に滑らせていく」いくような滑りにすると、
走りのあるターンが描けるということになります。
ということで、谷足の横滑りの時に、土踏まずから押さえるようにし、角を立てずに、
脚が進展した結果角が出てくるようにします。そして圧がかかって、板がしなってくるようにします。
板がしなると、板のトップは次のターンのきっかけを作り、板が落下方向に向かっていきます。

3.スキー板を押す動作
谷回りにおける山足をずらす際に、脚だけで押すのではなく、腰を乗せ「全身」で押していくようにします。
これは「軸で滑る」意識で行います。
一般的に「ポジションは前で」と言いますが、
上体が前になっていても、股関節を折り曲げている場合、腰は後ろに引けているので「後ろ」ということになりますので、
腰を前にするようなポジションを考えます。
これをやろうとする際、少し状態を「そらす」ような使い方で胸は起こすようにします。
「こんな滑り方をしていいの?」って感じに思いますが、
ビデオでその滑りを見てみると、それほどヘンではない。。。
腰が前に出ているから、板に対しては正しく圧を掛けられる位置なんですね。

上半身を「くの字」にする(=股関節を中心に上半身と大腿が折れ曲がる)と
上半身と下半身の力の向きが違ってしまうことに注意です。
左右の「くの字」(=上半身が腰で外側に折れ曲がる)も同様です。

4.切り替え
管理人の切り替えは、板の進行方向よりも少し谷側を向いていました。これだと、ターン孤に対するひねりが正しく出せないので、
体は板の進行方向に正対するようにして、切り替えを迎えます。
また、ターン後半、斜面からの圧をもらって「タメ」を作り、それを次のターンの始動に活用したいわけですが、
この圧をもらう=脚を曲げながら低い姿勢に入るタイミングは、時計の針で3時頃から始めると早過ぎで、
5時くらいから6時にかけてやるとちょうどいいようです。

今回の内容は、本当に未知の世界に足を踏み入れたようで、
まー、出来なかったですね〜(汗)
滑りの幅を広げる、可動域を広げる、そんな意味でも
学びの多い講習でしたね。
まだまだ、です。


マットでビデオ撮影
課題が浮き彫り!



ロングターン特訓

12月30日に開催、定員10名に対し申込9名、参加8名でした。
珍しく常連参加者が皆無のレッスンになりました。
参加費は¥9,900、DVDは今季からYou TubeへのUPに変わるとのことで、費用掛からず、です♪

1.左右の歪みの修正
14シーズンのプライベートレッスンでもやりましたが、谷方向にまっすぐプルークで滑っていき、
左右差が無いか、師匠に確認してもらいます。
管理人の場合、少し軸が右にずれてるみたい。ちょい重心を左にして、左右均等に踏める位置を確認しました。

2.外足に「面」で乗っていくことの確認
プルークで、最初に拇指球、土踏まず、カカトのみを使ってターンしてみます。
その後に、拇指球、土踏まず、カカトに加えて小指も押さえてターンしてみます。
違いを確認します。
更に、今度はターン後半に外肘を伸ばすようにして滑ってみます。
これは、小指側にしっかり乗っていく感覚を得るためのパーツトレーニングですね。
確かに、肘を伸ばした時にはより小指側の意識を強くすることができますね。

3.ストレッチングとベンディング
プルークスタンスで、ストレッチング動作のターンと、ベンディング動作のターンをやってみます。
ベンディングでは、低い位置から外足を出していき、ターン後半その外足に重心を移していきます。
今までもやっている練習ですね。

4.ピボット操作
ターン後半に外足に重心が乗り込んでターンが仕上がります。
その際に、ピボット操作(=ひねり)で谷足のトップが山側に向くような意識でピボット操作をします。
これは、ターン後半の外足(=谷足)にしっかり乗り込む為に、必要な動作ですね。
この動きを実践の滑りの中でやっていった時に、
管理人の場合は左外足のスネの前傾角が無くなり(すなわち、スネが起き上った状態)、
膝下が固く見えるシルエットになっていました。
しっかり重心が外足に乗っていくことと、落下方向に向かうような位置に重心が位置していることが重要ですね。

5.スネの前傾
昨シーズンからこれを意識し始めていますが、足首の緊張感を維持したり
足指を使えるポジションに入るには、このスネの前傾が欠かせませんね。
ターン後半の意識としては、「お尻で外足のスネを押してあげる」ようにするとのこと。
しっかり外足に重心が移動していないと、この動きは出来ないですね。

また、
「吸収動作ではなく、『かわす』」、「可動域が広がる分、対応力が増す」という点を
理解出来ましたね。
昨シーズンまでの内容を確認しつつ、個人的な歪みを修正できたので
今回も満足の1日となりました。


雪は少なかったですが
講習に影響無しでした


スプリングキャンプ

5月GWの師匠主催キャンプに参加しました。
初日は参加者7名、2日目は参加者12名でした。
1泊朝食付きで¥22,000はリーズナブル♪

1.外足に壁を作る
以前からやっている練習ですが、ターン前半から外足を押していき足場を作っていきます。
今回の指摘は、スネを少し入れ(タングを押しつぶすような強さではなく)ることで、
結果として足首が入る(=緊張感)ように意識すること。
外足はインサイドの角付けも意識して滑ります。
2日目には、プルークスタンスから外足に乗り込んで、内足を寄せていく練習もしました。
イメージとしては、外足のトップが斜面真下を向く前に内足を寄せ始める感じですね。
そしてこの動きをパラレルスタンスでも練習した後、
外腰にタメが出来る意識が出てくるような滑り方も練習しました。

2.曲げ切り替え
正しい「ベンディングターン」をやるということと同義なのですが、
多くのベンディングターンは「小さなストレッチングターン」だと、師匠は言います。
なぜか。
一番脚が曲げられた位置が、足裏がきちんと雪面に対しフラットになる位置であれば、正しいベンディングターンになりますが、
多くの場合、山側のエッジが残っている状態で、脚を一番曲げた状態を迎えてしまい、そこから脚に僅かな「伸び」をしながらニュートラルを迎えるので
脚にストレッチ要素が出てしまう=ストレッチターンになるんですね。

この動き、上体は起こして、空気イスのようにして、
但しスネをきちんと入れた状態(=スネの前傾角を維持する)でやってみます。
これは停止した状態でやると、相当太ももにキツイですが、
足指でしっかり雪面を掴めるポジションに入れますね!
この状態を「正しい」ニュートラルの位置で作り出せるように、
そしてそこから外足を伸展させながらターンを始動していけるようにしないといけないわけですね。

3.重みを乗せながら外足を滑らせる
外足に外腰を正対させながら乗せていく練習は、今季何度かやりました。
その上で、ただ外足の板の真上に重みを乗せていくだけではなく、
「推進する押し方」をしなければなりません。
板に対して真上から押していくのではなく、ターンの仕上げの動きをしながら、
即ち外足を前に推進させるような押し方をしなければなりません。

4.ショートターン、コブ
2日目午後は、ショートから。
ここでも、「正しいニュートラル」の位置で、しっかりと両脚が雪面に「ぺたっ」と付いた状態を作る意識で滑ります。
これをグルノーブルに掘られたコブで実践。
ここで以前に教わった「膝頭が次のターンの方向を向く」ということが、今回の練習につながりました!
スネの前傾を維持した状態で正しいニュートラルを作ると、
結果としてコブの溝を乗り越え、次のコブに向かって切り替える時に、自然と膝頭が前に出てくるんですね!
これは発見でした。
翌日のフリーで滑った時に、コブを1本だけ撮ってもらいましたが、
とてもスムーズに切り替えが出来ました。
いい手応えを得られましたね。

今回もほぼ全員がおなじみのメンバーで、和気あいあい楽しく滑れました。
楽しく滑れて、しかも技術面でいい発見があると、満足度は大変高くなりますね。
良かったです♪


ガーラはそれほど
混まず良かったです


プライベートレッスン

1月3連休の最終日に、師匠にプライベートレッスンをお願いしました。
参加者が計8名集まったので、1人¥5,500になり、一般レッスンと同額になりました♪

1.プルーク
先ずは外足です。斜滑降で滑り出し、プルークスタンスで外足を開き出していきます。
この時、トップとトップの間の間隔を変えないように滑ります。
似たような練習ですが、前回とは少し違いますね!
山側に体が残らないように気を付けます。

2.ステップ
前回同様、斜滑降で滑り出し、谷足→山足の順番でステップを踏み続け、少しづつ斜面下方向に落下していく練習をした後に、
斜面落下方向を向いた状態でパラレルスタンスで滑り出し、
ターン孤を描くように内足→外足の順番でステップを踏み続け、山回りを仕上げていくようにします。
フラットな状態で板を操作しないと上手くいきません。

3.ショートターン
外足の使い方は、前回やりました。
外スキーの真上にしっかり外股関節を乗せていくような意識で、ターンを仕上げる感じですね。
今回は、外足をずらしながらしっかり外股関節を乗せていき、そこに内足の動きを加えていきます。
最初に内足の角を外す練習をした後に、ターンの中で、角を外した内足で外足を押していくような動きで
ターンしていきます。
この練習、何年か前のコブレッスンでやったような気がしますね〜。

この時、脚にしっかり圧を掛けられるように、
ターン後半は低い姿勢で仕上げるようにします。
管理人は最初、ターンが軽いと指摘を受けましたが、
これはただ単に脚を開き出すだけで、上体からしっかり圧をかけていないからでしたね。
あとは、ターン後半に圧が集中してしまっていたので、
3時(or9時)あたりから=早い段階で圧を掛けられるような意識で滑るように言われました。

4.低い姿勢
ターンでは、「脚が外に伸びていく」ことを求めていきたいわけですが、
緩斜面をクロ―チングで直滑降し、スピードが上がった段階でショートターンをやります。
この時、自分が出来る最大限の「低さ」で滑るようにします。
この時、結果として「脚を外に出そう」という意識が無くても、脚が外に出てくるシルエットになりますね。

5.ロングターンの谷回り
3.で書いたように、ターンの中盤から後半では動いていくわけですが、
ターン前半をどうするか。
前のターンの外足にしっかり乗り込んできたところから、その外足の角を外していき、
板がフラットになる段階で、素早く次のターンの外足を外側に使うような動きをしていきます。
この時、僅かに乗り込んできた谷足が前に出ていくと、次の外足へ圧をかけやすくなります。
この練習は、管理人にとってなかなかしっくりいかず、意味合いは良く分かったのですが、
きちんと体現し、納得感のある滑りが出来なかったですね〜。
今後の練習が必要なところです。

1日のみの講習でしたが、密度の濃い内容で
大変いい練習になりました。


シーズンインキャンプ&プライベートレッスン

師匠のシーズンインキャンプワンデー&プライベートレッスンに参加しました。
オープンから1週間経った、少雪のかぐらで開催。
初日のキャンプは9:15〜15:15まで、参加費¥8,500、参加者10名でほとんど常連さんで占められました(笑)。
翌日のプライベートは9:30〜15:00まで、参加者5名で楽しく滑りました♪
内容はキャンプの復習を中心にプライベートで実施してくれたので、
もやもやがスッキリ解消して、とても良かったです♪

1.アラインメント
シーズン初めには、特に重要なテーマですね。
先ずは斜滑降で、両脚の真上に腰がある状態で滑ります。
真っ直ぐに滑っているつもりでも、腰が外れてしまうもんなんですね〜。
常に意識しないといけないですね。
続いて、上下動を使って斜滑降。
重心が両脚の真ん中に真っ直ぐ落ちるように運動していきます。
「上下動」という表現よりも「重心を下げる、上げる」という表現のほうが
実態に近いですね。
更に、そこから内足(山足)はその運動のまま、
外足(谷足)を開き出していきます。
この時、内足のインエッジ側にまっすぐ腰を落としていきます。

2.滑りは足元から作る
これも以前から言われていたことです。
上モノで滑ろうとすると、肩や手で反動を作ってしまい、結果として外足の股関節が伸びきってしまったり
抜重動作が出てしまいます。
管理人は、元々右肩右腰が前に出てしまうという骨格の歪みがありますが、
ショートターンの時に左内肩を引いて使ってしまうことを、今回は何度も指摘されました。
要は右の外肩が前に出ることで、反動で左肩が引けてしまう状況でした。
肩のラインを維持する=ブロックすることを意識して滑りましたが、
けっこう違和感がありましたね。

3.ターン後半の外足の使い方(1)
1.で外足を開き出す操作の後、ターンを仕上げる段階で
ピボット操作で外足をひねり、外足のトップを内足のトップに近づけていくようにします。
この時、ごく僅かなんですが、「小さなプルーク」が出来るような意識を持って滑ります。
最初は、これを外足が斜面の上方向に向くくらい、極端にやってみます。
この時、外足を「切る」使い方をしない。
ずらしながら切れ上がっていくようにします。

4.ターン後半の外足の使い方(2)
次はその動きを使って実際にターンしてみます。
2日目のプライベートの時に、師匠に両手で僕の腰を動かしてもらって
「この位置!」というところに体を動かしてくれました。
その位置が、プルーク形状で内足のトップを向いた外スキーの真上に
外側の骨盤を乗せていく位置だったんですね。
初日はイマイチ掴めなかったのですが、これで理解できました。
更に重要なのが、「内肩が引けないように、しっかりブロックすること」ですね。
管理人は、体つきが元々左肩が引ける動きが出やすいので、最初はこの修正が大変でした。
本数重ねるうちに、少しづつですがブロック出来てきたみたいです。

5.ターン後半の外足の使い方(3)
もう一つ、バリエーションで「山足に並行して山側の手を伸ばし、その手から90度の直角になるように谷側の手をまっすぐ伸ばしながら」
上述のターンの仕上げをやっていきます。
スタンスは肩幅くらいの広さを取ってやります。
この練習は、つい体で足元を動かそうとしてしまう場合に、良い修正方法ですね。
ターンが仕上がる時、上体は「内スキーに対しては正対、外スキーに対しては外向」になるんです。
ここは今季の教程につながるところみたいですね(管理人は指導員ではないので、教程は読んでいませんが)。
つまり、上体は板の進行方向より少し(次のターンの)内側を向いていくことになります。
上体の落下方向(斜面下方向)ではないということです。
この時、体の下に外足が引き寄せられるので、
次のターンにスムーズに入れるわけですね。

ターン後半、エッジが立っていると反発で板が叩かれますよね。
角を外しながら面でずらしていき、ターンを仕上げる練習と言い換えることができます。
上体の動きにに頼ることなく、ひねり操作で足元を動かしていくことが重要です

6.ショートの意識
谷回りから外足を外にずらしていくような動作は昨シーズンにもやりましたが、
そこからターン後半に向かう意識としては「外足をずらしながら、落下をとる」感じですね。
もちろん、斜面下方向にまっすぐずれたのではただのズラシになっちゃうので、
弧を描きながらずらしていきます。

斜滑降で谷側にステップを踏みながら移動しつつ、ターンのかたちにしていく練習もしました。
谷足のインエッジを立てずに使う練習ですね。

管理人の場合、
左ターンで右外足の圧を抜いて処理してしまうことがあるので、
しっかり次のターンまで圧を抜かない。

2日間みっちり指導頂いて、ずいぶんクリアーになりました。
斜面状況は良くなかったですが、講習に入れると、自分の滑りが多少なりとも改善され、
満足度が本当に高くなりますね!
次は1月にプライベートを1日だけ入ります!

プライズ対策レッスン

技術選が終わって最初の休日。再びナショデモ認定のKデモのキャンプに参加しました。
この日に滑れることが決まったのは、2月の下旬。
「まぁ、回ってこないだろうな〜」と思いながら申し込んだら
キャンセル待ち5番目(^_^;)
しかし、開催前日の夜に繰り上がり当選の電話が\(^-^)/
運良く参加できました。参加費¥10,500、知ってる常連さんも半分いましたね。

1.ポジション
いつのシーズンも始めから終わりまでテーマになるのが、ポジションですね。
前後と左右、それぞれのポジションに気をつけて滑ります。
まずは、直滑降からの開き出し。
くるぶしの下方向に圧をかけ、板全体をたわませるようにしていきます。

今までの講習でもやった内容ですが、
違う講師が言うと、ずいぶん言葉が違うんですね〜。
行き着く先は一緒なのに、表現がかなり異なりました。
それが、今回のレッスンに関して言うと「より理解を深める」ことに繋がりましたね!

2.谷回りを長く出す
続いて、プルークでの開き出し。
谷回りの早い段階から外方向に出すようにします。
普段の滑りではご法度ですが、二段で外足開き出しもやりました。
外足はエッジを立てるのではなく、面でずらすイメージを持ちます。

3.両脚加重
これは、前述の「違う言葉」がすごいしっくりいった内容ですが、
内足と外足と両方に乗らないといけないんですが、
「内側のお尻が板のテールに近づくように屈曲する」と言うような表現でした。
元旦のフリー滑走のビデオ撮りでも
内足が「添えている」使い方になっていて、
何とかしたいな〜と思っていました。
1.のくるぶしの下方向を意識しながら、この内足の曲げ動作をしたら、
すごい!ちゃんと内足にも乗れる位置に入れ、
内足のブロックが意識出来るようになりました!
これは大きな発見でしたね。

4.とことんコブ
この日は、3月下旬にはあり得ない降雪量で、圧雪斜面がほとんど無く、
午後は「とことんコブ」になりましたね(笑)
今季、ほとんどコブに入れる機会が無かったので、
いいリハビリになりましたよ。
最初に、懐かしい「十字架ターン」で逆ひねりを練習して、
スポーツマンコースにコブを掘りました。
指摘されたのは、逆ひねりが少ないこと。
雪が難しくて、一杯一杯でした。

いい発見があり、翌日のフリー滑走が充実したものになりましたよ!


写真の通り、
過酷な環境でした・・

総合特訓キャンプ(初日だけ参加)

今回も早々に定員になったようですね。
2日間で¥26,400ですが、管理人は体調を悪くし、
初日だけの参加になっちゃいました(涙)。

1.「重み」の乗せ方
最初に2本、フリーの滑りを見てもらいます。
全体の傾向として「重みが伝わっていない」、「外が軽い」のコメント。
定番のグリーンへ移動して、緩斜面で練習です。
トップを広めにしたハの字で、頭の真上から重石を徐々に乗せられていくような意識で、
左右片方のターンをしてみます。
この後、90度股関節を曲げた状態(真下を見た状態)でも同じことをやりましたが、
この練習は2日目に続いたようです。

2.プルークで
その後、プルークの連続ターンでもやってみます。
この時、重みの乗せ方は、斜面の落下方向ではなく、自分の体の真下になります。
両脚の真ん中へ、ブーツの方向へ落としていくようにします。
また、上体は内スキーに対して正対するように。
管理人の場合は、外足に正対してしまっていましたね。
これは、内肩が下がって外肩が上がっているところに顕著です。
体を内側に倒してしまっているんですね。
これだと、外足にしっかり重みを乗せる位置になれないということです。

3.バリエーション
ターン外側の手でウェアの背中の一番下且つ真ん中を持ち、
内側の手でウェアの正面の一番下且つ真ん中を持ち、
その両手を真下に「ぐい」と引っ張りながら滑ってみます。
強制的に真下に落とすということですね。
その次に、肘を伸ばしターン外側の手のひらをターン内側に向けて立て、
内側の手のひらをターン外側に向けて立てて、両脚の真ん中の位置にします。
これは、「手のひらが立っている」ことがポイントでしょうね。
真っ直ぐ下に落とす意識が得やすいと思います。
管理人の場合は、それでも体からターンに入ってしまう傾向が強いので、
この練習は満足には出来ませんでしたね。

4.内足のブロック
これも今季のテーマで良く出てきますね。
内足ブロックの意識を持った状態で、パラレルスタンスで滑ってみます。
なかなか感覚として得にくいんですが、
夜のビデオミーティング(普段着)の時に、両足をしっかり並行スタンスにして両脚内側に緊張感を感じると
この感じが分かりやすかったですね。

あと、内足のトップを外足のトップに重ねて滑る練習もしました。

うーん、1日だけでは消化不良でした〜

以下、2014/2/16追記
5.2日目について
DVDが届いたので、その内容を見ながら、ちびっこさんに内容を教えてもらったので、
自分なりの解釈で書いてみます(まだ理解しきれていない部分もありますが)。

・重心と体の向き
上記2.の練習でやったように、体の「重み」は、両脚の真ん中に落としていくわけです。
しかし、僕の滑りでは「外足の進行方向」に上体が沿っていたことで、結果として「内足の壁」が作れない位置に入っていたんだと思います。
事実、滑る時のフィーリングは、外足への圧感覚はある程度あるものの、内足はまだ「添えている」と言うべき範疇の感覚でしかなかったからです。
DVDに出ていたのは、両手を前に真っ直ぐ伸ばし、手のひら同士をくっつけて、両脚の真ん中に落としていくものの、
その手の先は、外足のトップの方向へ「僅か」に向けていくというもの。
これは、上述の管理人の難点にはヒットしますね。
師匠からのコメントにもあったのですが、「腰がターン内側に早く入ってしまっている」状態を作っていることによって、
結果として内足ブロックをしにくい位置に入っていたんだと思います。
外足のトップ方向に僅かに上体が向いていくことで、「内スキーに正対する」ことにも繋がるんだと思いますね。

・横ずれ〜ターンの仕上げ
次に、斜めに横滑りしながら、外足を仕上げているような動きと、
それを小回りの滑りのなかで表現している様子が撮影されていました。
足裏の感覚でカカト寄りに重心を動かしているのかな?と思ったら、そういう意識ではないようで、
ターンの仕上げの段階で、「お尻に付いているしっぽを振る」動きをやっているとのこと。
換言すると、お尻を「振り過ぎて」しまうのではなく、
「後ろ気味にお尻の位置を落としていく過程の中で、お尻の向きを少し変えている」
ということだそうです。
最後に撮影されていた師匠の滑りを見ると、「お尻が谷足に乗っていく」ような感じで見えましたね。
レッスンのポイントである「全身でスキーを押す」というのは、
このあたりの動きにも現れるんでしょうね。

あとは、「内足の壁を作る」動作の中で、
管理人はやはり脚を柔らかく使うことが出来なくなりがちです。
膝関節、内股関節を固くしてしまうと、その分外足に掛けていける圧の割合が下がってしまいますね。
実際の滑りでは、この点の改善も重要です。

ちびっこさんのコメントで大分イメージが出来ました。
ありがとうございました!

プライベートレッスン

昨年は私用によりお願い出来なかった、年末恒例のプライベートレッスン。
今年は7人の有志が集い、開催と相成りました!
7人も揃うと、参加費¥5,430と破格になりました♪

1.大回りの重心移動
最初にフリーで大回りをやってみます。
上体が、ターンの内側に入り過ぎているメンバーが多いとの指摘。
重心移動は谷方向ではなく、外足のターン孤に沿わせて、その内側を移動していく、
ということを図解で教えて頂きました。

2.内足ブロック&外足ずらし
前回のシーズンインキャンプの内容のおさらいです。
いきなり「外足ずらし」と「内足ブロック」の2つが一緒になった滑りから始まったので、
前回参加して、内容を理解しておけたのは良かったかな。
自分へのコメント。左外足で体を内側に入れない。しっかり外足に乗れる位置でターン孤を作っていく。

3.真っ直ぐプルーク
斜面の落下方向に向かって、真っ直ぐプルークで滑っていきます。
完全に真っ直ぐだと自分で思っていても、既に歪んでいたりします。
なので、しっかり体の歪みを指摘して頂き、修正します。
管理人の場合は、右肩が上がってる。

4.体の「重み」を使う
スキーウェアの上着のファスナーに沿って、ストックを垂らします。
ターンの時に、両脚の真ん中寄りは少し内足寄りにストックを垂らしたままターンをしていきます。
この時のイメージとしては、
上体にある「重み」を真っ直ぐ体の下方向に重力が掛かっているのを感じながら、
その「重み」が、ターン外足に対しても作用している。
その際、上体は雪面と垂直であり、外足は斜め下方向に重みを感じるようになっている。
言わば「弓なりになった、ところてん製造機」のような感じです(これは、管理人がしっくりいく表現:笑)。
切り替えの時も、この重みを無くさないようにしていきます。

5.フリーストックで
肘をぴんと伸ばした状態で両手を前に出し、
ターンの時に、外足に両手を向けながら滑っていきます。
外足に重みを乗せる、ということですね。

6.内足ターン
最初に、普通の内足ターンをしてみます。
これは、体軸を内側に倒した状態でバランスを取っていくものですね。
次に、内足を最大限屈曲させて、脛の前傾角を付けた状態且つ低い姿勢で、
外足は外側に伸ばして、接雪しないようにします。
この運動自体は、滑りに使うパーツ練習ではないとのことですが、
「内足で前に推進していく」ことを理解するための練習ですね。
意味合いとして、よく理解できました。

ターン後半の動きは、また次回だそうです(笑)。


3.の練習の時
自己認識以上です

体の歪み、癖を
直してもらいます

今回もグリーンで
フリーストック


シーズンインキャンプ

かぐらのオープン初日から3日間で開催の師匠のキャンプ。
初日から2日目にかけて参加しました。
両日とも参加9名でした。

1.外足に「外圧」を感じる
肩幅スタンスから斜滑降を始め、山足をずらしながら開き出していきます。
この時、テールを開き出す意識ではなく、ブーツの辺りから外側に圧を感じられるように出していきます。
この外圧を感じ始めたら、その圧を抜かないように重みを外足にしっかり乗せていき、
ゆっくりターンを始動させます。
この時、ターンを「切っていく」のではなく、しっかりずらして、そのずれに乗っていくようにします。
斜度によりますが、ある程度自然に落下していくようにします。無理にターンしようとしない。
管理人は、この日マテリアルチェンジの初日で、なかなかずらすことが出来ず、
けっこう苦労しました。

2.踏み出して外足に乗る
同じ運動を、斜滑降から山足を持ち上げて外に開き出し、接雪したところから同じようにずらしていきます。
この時、2段運動にならないように。接雪したらそのまま外足に乗り込んでずらしていきます。

3.内足のブロック
これは大変しっくりいく練習でした。
外足には、上述のようにしっかり乗り込んでいくことで板をたわませる運動が必要になるのですが、
内足はどうするか。
内足の内側の筋肉を緊張させて、内足をブロックしていくようにします。
この動きを練習していると、つい膝関節が固くなりがちになりますが、
脚の曲げ伸ばしの運動があっても、その緊張感が抜けないようにすることが、
けっこう難しいですね。

4.パラレルスタンスで
外足の外圧を感じてからターンを始動する、そして内足のブロックを意識する、
これをパラレルスタンスでやってみます。
この時も、外足は「切って」使わない。
ブーツを数センチ横にずらし続けながら、外足の軌道には「太い板の轍」が残るように滑っていきます。
ターンのつなぎ目では、圧を抜かない。
しっかりと外足に乗り込んで、谷回り→山回りの仕上げをし、そのまま次の内足になりますので
特に大腿の内側には緊張感が残るようにします。
それと同時に、ブロックの動きをしていた内足は、山回りを仕上げた後に外足になりますので
ニュートラルを通過後は、外圧を感じられるようしていきます。
外圧を感じてから次のターンを始動させる・・・
この一連の運動の中で、圧を抜く場面は一度も無いということです。
滑りに重みが出ますね!

5.上体で始動させない
昨季までの運動では、軸を横に倒していくような運動がある印象でした。
(そうは言っても、足元からターンを始動させることになるのですが)
しっかり外足に乗り込む運動を、外足の軸をまっすぐ倒すようにすると
上体がターンの内側に倒れてしまうような動きになりますが、そうではなく
足元でしっかり重みを掛けられる位置に上体は残しておく必要があるわけです。
そんなことで、「体が内に入ってしまっている」との指摘が何回かありました。
ここは、スピードが上がれば上がるほど、このクセが出てしまう気がしますね。
今季の練習では、ここを特に気をつけねばなりません。

6.腰にある「箱」を動かす
例えの話なのですが、自分の体を囲うように股関節回りに「箱」があると仮定します。
ターンを始動したら、その箱の外側の面を板の角度に合わせるようにしてあげます。
要は、外腰を少し前に出してあげて、まっすぐ外足のブーツに圧を掛けられる位置にもっていくということですね。
この運動をする時、おへそから上の体を連動させないように、
おへそから上の体と、下の体は分けて使うようにします。
おへそから下は板の動きに連動して前に出てきますが、
外肩は遅れて前に出てくるように。

7.足はおへその辺りから伸びている意識
もちろん、両脚は股関節のところから分離して、それぞれ外足内足の役割をしているわけですが、
意識としては、「おへそのあたりから足が分かれている」意識を持ちます。
そして、例えば左ターンをする時に、右外足に乗り込む際、
「右側のお尻だけを外足のブーツの上に乗せていくような運動をしていきます。
この時、左のお尻が乗ってしまったら、行き過ぎです。
右のお尻だけを乗せるようにします。
そう考えると、お尻の割れ目で両脚が分かれているような意識になります。

8.背骨を曲げる、背筋を使う
体を「弓なり」に使う、少し前のシーズンによく聞きましたね。
今後、外足を大事にしていく過程では、背骨をまっすぐにして体を倒していくような今までの運動ではなく、
少し肩のラインは崩さないようにする中で、背骨が横に曲がるような使い方をしていくと
外足に対して働きかけができる位置になります。
そして、これは管理人の滑りについてですが、
今回の動きをベースにしていく中で、徐々にハイスピードターンになっていくと、
結果的にもっと低い位置に入ってくることになります。
内足は膝関節が深く曲げられ、外足が伸展する、そして内径角が結果として出てくる場面です。
ここで、背筋を使ってあげる必要があるわけです。

9.フィーリングの悪い滑りが、実はいい
今回の練習、滑り手の感覚としては
「何か滑れてない」「気持ちよくない」「ずらしてるけど、ターン出来てる気がしない」
そんなフィーリングが多かったです。
ですが、他の受講生に聞いてもシルエットは悪くないし、師匠からもOKを頂きました。
シーズン始めのこの時期から12月頃までは、
「滑りを壊す」時期ですね!
「なんかこの滑り、気持ち悪いなー」って思えることが大事です。
シーズン初めから「いやー、調子いいなー」のフィーリングだと、修正すべき課題を残したまま
シーズン後半を迎えてしまうんですね。

初日は10時過ぎから15:30まで、2日目は12:30から16:00まで
みっちりご指導頂きました。
「シーズン初日からキャンプに入って、ついていけるかな?」とも思ったのですが、杞憂でしたね。
逆に、初日から講習に入ったことで、目指すべき滑りの方向性が明確に見えた中で
シーズンを始めることができました。
参加して、本当に良かったです!

スプリングキャンプ

GALAで開催された4日間のキャンプの初日だけに参加、
常連さん8名様でした。
9:45から15:15頃まで、休憩1時間でみっちりやって頂きました。

1.軸をしっかり作る
今季練習した、両手のひらをつけて、両スキーの真ん中にセットして滑ります。
軸がずれてしまっては、スキーにしっかり運動させる位置に入ることができません。
まずはここをしっかりやり直します。

2.両スキーを「押し込む」
今季の滑りをしていて感じたのは、
ターン前半では、内足の小指を感じながら始動こそしていくものの、外足の圧感がメインで
ターン中盤〜後半の内足は「何となく添えている」程度の印象でしかありませんでした。
ここを師匠に言わせると、
野球でホームベースに「スライディングする」時のような感じで、
内スキーにもしっかり圧を掛けているんだと。
これを「押す」ではなく、板を「押し込む」という表現で説明していました。
「板をたわませる」と同義ではありますが、どのような言葉を使うと伝わりやすいか、
ここは指導者によって、いろいろあるんでしょうねー。

3.2つの内足の使い方を比較して理解する
さて、そのスキーを「押し込む」使い方ですが、
最初に、プルークで、ターン前半で内足の小指側を押さえるようにして、ターンをしてみます。
内足は必然的にエッジ角が緩んできますので、少しルーズな使い方になりますね。
僕のイメージとしては、内足に重心が乗ってくる分、ターン前半の外足は少し軽く感じました。
その次に、今度は逆に
内足の拇指球と土踏まずをターン前半からしっかり押さえるように滑ってみます。
そうすると、前者よりも後者のターンのほうが、ターン前半の外足がしっかり回ってきました。
さっき師匠が言った「スライディング」の時に、足裏はどうなっているか?
両脚を、ある意味踏ん張っているんじゃないでしょうか。
普段の生活の時には、当然カカト〜拇指球に体重を乗せていますから、
この「内足拇指球〜土踏まず」を押し込むようにするというのは、
体の作りを考えると、ごく自然なことなのかもしれませんね。

ここに「ターン前半の外足が軽くなる」ことへの処方箋が眠っていそうです。

この滑りを複数回やって、ビデオも2本撮って、良く理解できました。
全日程の4日間を滑った方は、きっと相当な成果が出たんだろうな〜。

「スキーに仕事をさせる」、これに尽きますね!


1.の練習は気持ち
手を水平より下に

プラスノーゲレンデ
意識して滑れます

春コブマスターキャンプ

今回は、ほぼ全員が石打常連さん!
すごいですね、常連パワー(笑)。

1.ネトロンめがけてずらす
ちょうどキャンプ初日は、
大生産業さんのコブ掘りが始まったところでした。
ちなみに狭いラインのピッチは幅1m、縦4mだそうです。
ターン内側のブーツがネトロンに向かうようにずらしていき、コブを掘っていきます。
両脚の重みのバランスを考えながらずらしていくんですが
少しだけ山側のほうを多目に使っていく意識ですね。
谷足を強くしてしまうと、もらうほうが多くなっちゃいます。
この時、エッジを立てるのではなく、面でずらしていくように滑っていきます。

2.山回りからの谷足
まずは横滑りから、山回りの仕上げで、
早く板の面を雪面に付ける意識で
次のターンに入っていきます。
これは、今季整地でやってる外足の使い方と同じですね。
外足小指側をしっかり使っていきます。
足だけでなく、腰をついていかせ重みを乗せたまま
次のターンの内足になるようにします。
自分へのコメント。この時、左外足の膝がしっかり前に出ていくように。

3.雪の塊を大腿に挟む
これは大腿の内側を使う練習ですね。
雪でダンゴを作って大腿の間に挟みます。
これが、ターン中に外足の膝が入ると壊れちゃうんですね。
挟む位置は膝寄りの辺り。
股関節に近い位置だと、卑猥になりますので注意(笑)。
以前にも大腿の内側を使う練習は別のメニューでやりましたが、
ここの意識は、気付くと忘れてますね。
最近の基礎スキー界では、エッジングについて再認識されてきていますが、
しっかりしたエッジングには、
この使い方が大事ですね!

4.プルークで内足を緩めてターン
谷足にしっかり乗って、ピボットのように使い、外足もついていかせます。
管理人の場合、右内足がうまく乗れないですね。
やっぱ苦手な右ターンにつながるところですね!
自分へのコメント。
左ストックをもうちょいリングを前に出す。右の突きが刺す突き方なのに比べ
左は撫でるように使っている。
→これは2日目に修正したら、しっくりいきました♪

5.内足の返し
以前なら「先落とし」と表現されていたと思いますが
今はこっちのほうがしっくりいきますね。
ターンがつながる感じがします。

6.上体の安定
ザイラーのコブの脇に、ややピッチの早い新しいラインを掘りました。
山足でずらす意識で、
■腕組みして=下の写真3枚目を参照
■手を腰に回して
■両手のひらを合わせてまっすぐ前に出す(胸よりちょい下の位置)
で滑っていきます。
体が山側に残ってると、うまくいかない練習ですね。
スキーのトップを浮かさないように。

7.ピボット操作
カカトでしっかり軸を作り、スキーを回転させます。
これ自体は、昔からあるコブの技術です。
でも、師匠のように「くるん」とはいかないですね!
この辺は、斜面や雪面の対応力につながりますね!

8.真似っこ
二人一組で縦にポジショニングして
下を滑る人のターンを真似るように滑ります。
トレーンではありません。
同じタイミングでターンします。
リズム変化も読まないといけないですが、
これはかなり難しかったですね。
出来るようになったら、対応力増すと思います、確かに。

9.実践
ビデオ撮りも何本かしました。
自分へのコメント。
左膝がおなかの方向にいくように。左膝を体の下に残さない。体の前でやれば膝間接が動く位置になる。
→要するに、左外足をしっかり前に出せるようにすれば、ここは解決できるんですよね。
ストックの指摘と含め、ここを直せば、きっといい方向にいくはず。。

今回は、
「谷足のリードが良くなった。」
とお褒めの言葉を頂き、意気揚々として帰ってきました♪

2日間、じっくりとコブに向き合えて、
実に充実したキャンプでした!
「次のスキーは、更に良くなる!」
そう信じて、更に精進したいと思います。


見えるかな?
ネトロン刺さってます

1日目は大丸で
徐々に深くなり

いろんな練習が
あっていいですね!

2日目は2本
ラインを掘りました


プライズテスト合格対策キャンプ

昨年は、クリック合戦に参戦し忘れて参加できなかった、このキャンプ。
今回こそはリベンジ!
どうやら申し込み開始から、1分30〜40秒あたりで定員に達したようですね。
定員10名で、常連さんが8〜9人のキャンプ、僕としては居心地良かったです♪
宿泊費込みで¥26,400です。

1.軸をチェック
肩幅スタンスで、両手を真っ直ぐ前に出し、
両脚の真ん中に来るようにします。
手のひら同士をくっつけ、ひじをしっかり伸ばします。
この手が、真ん中からずれないように滑ります。
腕の角度を変えないことと、手のひらはみぞおちと胸の間あたりにします。
これでパラレルスタンスで滑り、基本ポジションの確認をしていきます。

苦手なターンでは、腰の向きにも左右差が出てきます。
僕の場合、左外足でスタンスが広くなっちゃいました。もっと外足が動けるようにならないといけません。
これは要修正です。

2.外足の軸をチェック
同じ体勢から、ターンの時の外足側の手のひらを前に出すようにします。
これをやることで、外足のくるぶし〜骨盤〜肩のラインが、同調しながら前に出るような感じになります。
これが、「ターンを仕上げる」につながるんですね。
内側の肘を曲げてはいけません。
つい、曲がっちゃうんですよね〜。

ちなみに、これ、
スキーブーツを脱いで、家で片足(外足を想定)を上げてやってみても、
腰が前に出てきました!すごいですね〜。
そして外足が落下方向に沈みながら、ずれながらターンを仕上げていきます。

3.2のバリエーション
手のひらの動きではなく、外側の手を上にあげ、内手を下に下ろします。これをじっくり、ゆっくり動かします。急な運動にならないように。
これがうまくいかなかったですね。手の動きを意識するあまり、手だけになっちゃいました。
手を上下に動かすその間には軸がある、それを理解するトレーニングです。

4.山回りの延長が谷回りである
山回りでターンをしっかり仕上げることと、次の谷回りを作ることが
同じ運動の中で作られることを指しています。
山回りから谷回りで、外スキーが「ひゅん」と入っていけるか、
(擬音語は難しいですよ(笑)。)
外足は拇指球、小指球両方を押さえ、
決してインエッジだけで滑らないことです。
これを山回りで意識することで、ニュートラルに入っていく時、小指側を押していき谷回りを作れる、ってところに
つながるわけですね!

注意点はスキーを止めないために、体が前に出すぎないこと。
内足は小指を使っていきますが、この時、結果として土踏まずにも力を加えられるようにすること。

5.リズム変化
入りはちょっと縦目に抜け、もらいすぎないように滑るといいようです。
つい、細かい小回りを入れなきゃいけないのかな?って思っちゃいますよね。
でもって、思いっきり反発を受けて滑りがバラバラになる、経験済みです(笑)。

6.初日の居残り勉強
別に先生とマンツーマンで滑ったわけではないです(笑)。
初日のビデオミーティングの際に、左外足がなかなか動いてこない管理人にくれた宿題、
それはフリーバックルで2の練習をすることです。
2日目の昼にやってみました。確かに後から前にぐっと出して、動ける感じがありました。
少し極端な動きを練習したほうがいいってことです。
あと、これはまだやれていませんが、敢えて外足のスネを入れる滑りも練習するといいそうです。

7.一本の軸に絡めてショート
横幅を取るショートターンが今の滑りのトレンドで、
言わばフォールラインに向かって2本の軸が伸びていて
そこに絡めてターンをしているイメージになります。
今回は敢えてフォールライン1本に絡めてショートターンをします。
「ザ・ウェーデルン!」
ある意味「昔の滑り」ですね。
しっかりエッジングしないとターンになりません。
あまりに久々過ぎて、この滑り、すぐには出来なかったですが、
慣れると、「踏んでエッジング」していた頃の滑りを思い出しましたね。
確かに、雪面に働きかける運動は大きい。

敢えて今、この滑りの練習をするのは
しっかりエッジングが出来ない中で今の滑りをしようとすると、
エッジングが甘くなってしまうから、ただずらして滑ってくるだけになっちゃうからなんです。
その矯正の意味があるんですね。

しっかり板に加圧する、そして板に推進力を与える、
そのこと無くして評価されるターンにはならない、ということですね。

8.両スキーのトップでターン弧を描く
最初にプルークで外足を滑らせる練習をしてから、
パラレルスタンスで、両スキーのトップが、丸いターン弧を描けるようにショートしていきます。
大事なのは、テールを軽くしない、
スキー全体で軌道を捉えるような感じです。
僕の場合は、両足の指とカカトまでを全て使って丸を描く意識でやったら、しっくりいきました。
ここでも推進力を板に与えることが大事です。
外足だけではだめで、内足と両方に加圧できる滑りが
重要なんですね。

9.ターン後半のストック
ターン前半に持っていたストックの高さを、そのまま変えずにターン後半を迎えた場合、
斜面を滑っていますから、結果的に手が上がっているように見えます。
そうすると、外足の走りを導ける位置には入りにくいですね。
そこで、徐々に手を下げていき、ニュートラルを迎えた時に初めてストックを突くということをやってみます。
特に外足を曲げて、低い位置に持っていくと、より外足の可動域が出てきますね。前に出しやすくなる。
この時、とにかく板の進行方向を捉える、目線を切る。

実に内容の濃い2日間でした。
どう滑ったらいいシルエットになるのかは見えました。
あとは、演技力です・・・


初日はグリーン


ショートターン特訓2

開催直前には、定員に達しましたね。
参加11名、常連さんはほとんどいませんでしたよ(笑)。

1.プルークでずらす、続編
やってることは前回と一緒ですが、前回いまいち理解が十分でなかった管理人。
今回、師匠のラインをトレースして滑ってみて思った。
「ズレる方向が違う!!」
管理人は板の進行方向にずらそうとしていて、落差が全然無い。
師匠は、もっと落下方向に近い角度で、かなりのずれをしていましたね。

最初は長めのズレで滑りますが、徐々に幅を狭めて、ショートに近いリズムでターンをしていきます。
脛が前に入り過ぎるとエッジが噛んじゃいます。
横方向(と言っても進行方向斜め前の方向です)に、しっかりとずらしていきます。
自分へのコメント:左ターンでスタンス狭くなる。スタンスが均一になるようにする。

2.「し」の字でターン
今回の、外足を前に出す動きを使って「し」の字のターンをします。
最後まで外足のエッジングをしているので、切れ上がってターンが終わります。
勢いでトップが浮いたりしてもOKです。
外足を前に出すことを体に染み込ませることで、推進力を得るということです。

3.パラレルスタンスで
ズレズレに「く」の字でターンするようにします。
方向を変えたら、ひたすら斜め方向にずらして滑ります。
滑り手のフィーリングは「ずれずれでターンになってない」という感じなのですが、
ビデオで見ると、意外にターンになってましたね。
外足をしっかり前に出すことで推進力を得られ、ターン弧に近くなるんですね。
かなり外足は後ろに乗ってる、そういう感じがするんですが、
ビデオでは全然そんなことなくて、外腰がついてきて、外スキーにしっかり乗れている。
全然普通なシルエット。
見た目と滑り手の感覚の違いで、こんなに違うもんですね。

師匠の滑りでは、「足場が作れている」。
ずらしているんですが、しっかり外に圧を求めていっていて、滑った後に雪の「壁」が出来てるんです。
これですね!!

板の向きはしっかり横を向くこと。
落下方向を向いていては、ターンが仕上がりません。
だから、上体も落下方向を見ていてはだめで、板の進行方向についていくようにしないといけないんですね。

ターンは決め過ぎない!
「エッジングをしよう」と思ってしまうと、斜面からの反発を受けてしまうわけです。
重力方向に垂直に立とうとしているので、エッジを緩めようとしても、斜面の角度があるから
結果的にはエッジは立っている状態になります。

このずれずれの練習から、どうやって検定向きの滑りをしていくかということですが
速度感を上げていくと、シュプールは結果として細くなっていくんですね。

4.斜度によって変えるのは
緩斜面と中急斜面で、今回は練習しましたが
急斜面では、ニュートラルポジションを作ってから、山足をちょっと外側に使っていくような動きをするんだそうです。
山回りではなく、ターンの始めに雪煙を上げるような使い方ですが、
これは、ちょっと難しいな。。


5.ストックの持ち方
今は大回りでも小回りでも、親指をストックの上部に添えるんだそうです。
そしてリングを撫でるように使っていくんだと。
だからウィングロックを使わなくなったのか〜。。(笑)


いい環境で
練習できました♪

ショートターン特訓1

クリック合戦に参加し、申し込み開始から40秒で送信完了、無事に参加出来ました。
10名の参加、講習代¥9,450、DVD代¥1,000です。

1.横にずらす
普通に乗る位置で、谷足を意識しながらと山足を意識しながら、
フォールラインに向かってまっすぐデラをかけるように、交替にずらしてみます。
その後、谷足はブーツのふくらはぎがめり込むような位置まで前に出しながらずらしてみます。
この2つのズレをしっかり使い分けるんですね。

2.プルークでずらす
プルークでターン中盤〜後半にかけて、谷足のふくらはぎがブーツにめり込むように前に出していきます。
急激にやってしまうと、落差が出ないので、ゆっくりやります。
これが「ターンを仕上げる」ことになるわけです。
前回もやった練習ですが、なかなかうまくいきません。
あと、ストックで外足のトップを押しながら滑るのもやりました。

3.パラレルスタンスで
同じ動きをやります。
外足首伸ばしながら、しの字でターンをしていきます。
結果としてふくらはぎがブーツにあたります。

自分へのコメント、もう少し落差出して。
外足を出そうとするあまり、上体そらさないように。
胸のあたりを若干かがめ、しっかりブロッキングするように。

4.足首の使い方
以前のような「緊張感」ではなく、
伸ばして使うということになります。
かかとにも荷重はしますが、しっかり足指を使うことができるんですね。
今の「小指側を使う」滑りには、最も効果的だと思いますね。

まだまだ、先は長いんですね〜。。
しっかり練習あるのみです。

シーズンインキャンプ2

3日間で開催された師匠のキャンプの2日目に参加しました。
終日みつまたのファミリーと大会バーンを使用しての練習です。
9名参加で、9:30〜15:10まで昼休憩1:00で行われました。

1.外傾を作る
プルークスタンスで外傾を作ってターンしてみます。
「外傾」と言うと、ターン外側に頭が入ったり、肩が入ったりしてしまう場合が多いそうですが、
ここでは「あばら骨と骨盤の間を寄せる」ような意識で傾を作っていきます。
こういった要素も滑りを作る要素のうちの一つなんですね。

2.ニュートラルポジション
前回と同様に、プルークスタンスで谷足をニュートラルポジションにもっていき、
谷足を横ズレさせながら滑ります。
僕の場合、足元から作る意識を前回の講習以降に自主練したら、
頭から入らなくなって、ちょっと良くなりました(笑)。

3.山足に乗って面で滑る
プルークスタンスで足を伸ばして立つと、両脚のインエッジが立っています。
この位置から斜滑降し、少しづつ山足を曲げて乗り込んでいきます。
この時の山足は少しづつエッジが開放され、雪面に滑走面がぴったり付いた状態=フラットになります。
そして谷足は伸ばしたままの状態=しっかりエッジが立った状態で滑ります。
これをやると、左右差が皆さん出ましたね!
僕の場合、やはり右足に乗り込めないんですね〜。
この左右差を無くしていくために、股関節の曲げる「方向」を変えて、
しっかり乗れる位置を探さないといけないですね。
あと、苦手なほうで外足がずれたりしましたね。
山足だけではなく、谷足(外足)との力のやり取りも大切です。

4.山足リフトアップ
パラレルスタンスで、斜滑降をしている時に山足を持ち上げます。
そして接地させる時に、山足のアウトエッジを残すのではなく、雪面にフラットになるようにします。
結果として、山足がニュートラルポジションになります。
もちろん、谷足も接地したタイミングで足指をしっかり使って雪面にフラットになるようにします。
これこそが、ターンの始動ですね!

5.ターン後半に谷足を前に出して滑る
パラレルスタンスで滑り、
ターン後半の谷足を、あごの下にブーツの第2バックルが来る位置まで前に出していきます。
この時の谷足の指は、雪面を掴むように。特に小指のほうですね。
こうすると、板が走ってくるように見え、しっかりとターンを仕上げているように見えるんですね。
これはプルークスタンスでも練習します。
プルークの時は、谷足の板のトップが山足の板のトップよりも前に来ているかどうかで
出来ているかどうかが確認できます。
僕の場合、最初はしっかり前に出せなかったですね。
徐々にイメージを掴めてきましたが、内傾角がなかなか作れなかったですね。
この練習をする時に気をつけなければいけないのは、
足を出す意識を強くするあまりに、ポジションが後に引けないようにということ。

6.「攻めてくる」シルエット
5の練習を、出来るだけ内傾角をつけて、内手が雪面に付くくらいに倒して滑ります。
但し、外を外さないように。外すとバランスが崩れます。
緩斜面でも出来る!とは師匠の言葉。
師匠は1ターン目、2ターン目、3ターン目とターン数が多くなるに従って、
徐々に内傾角が深くなっていきましたね。ある種「振り子」のようなイメージもあるのかな?
内足に乗る方法でも滑りました。
手が雪面についている時間が、谷回りから始まって長くなるようにします。
確かに、他の人の滑りを見ても、「攻めてる」ように見えましたね!なるほど〜。
管理人は、最後まで雪面に手が付かなかったですねぇ〜。
今度自主練でしっかりやってみたいと思います。

僅か1日の参加ながら、本当に発見の多い講習会でした。


山足に乗り込む練習
谷足はずらさない

まさに
手取り足取り!

みつまたの講習は
いい環境でした

講習無しでは
やっぱ無理ですね(笑)

シーズンインキャンプ1

たまたまオープン初日のかぐらで開催された師匠のキャンプ。
4日間連続開催の日程でしたが、初日のみ参加しました。
10名参加で、¥9,000です。6人は常連さんですね(笑)。
10時過ぎからリフトが終了した後の16時前まで、昼休憩1:10でみっちりやって頂きました!

1.スタンスを変えない
シーズン始めは、ポジションを固める時期。
スタンス幅を変えずにターンをする意識を持つことが、特にこの時期は重要とのこと。
自分へのコメント:スタンスを狭くしない。腰幅を常に意識。

2.「ニュートラル」から「ニュートラル・ポジション」へ
「ニュートラル」は斜滑降で真っ直ぐ板の進行方向に進んでいる状態、
そこから重心が谷へと移動して「ニュートラル・ポジション」に入っていきます。
最初の斜滑降では、しっかり進行する方向の「対象物」を見て進むようにします。
スタンスは腰幅で、足首を柔らかく使うこと。
緩斜面でゆっくりしたリズムでやった後は、中斜面でリズムを早くしてやってみます。

3.荷重点への重心の掛け方
まず、ブーツのタングに脛をしっかり当てて滑ります。
この時、足首をしっかり使うこと。
膝関節も股関節も曲がって、低い姿勢になります。
この時に、足裏は足指とカカトに一番力が入ってブーツのソールをつかんでいますが、
荷重点は土踏まずのカカト寄りにセットし、前後には動かしません。
今まで、「荷重点を拇指球〜小指球〜カカトの中で動かす」という認識を持っていて、
「その荷重点に対し真上から圧をかける」ようにしていましたが、そうではなく
土踏まずのカカト寄りの場所に対して、いろんな角度から圧を掛けていくことで
足首を柔らかく使えるようになるということです。
このブーツのタングに当てる場合には、上述の荷重点に対し、前方から斜め手前に荷重できるわけですね。
逆にぶくらはぎをブーツに当てるようにすると、やや後方から少し斜めに荷重することになります。
この前後を使えることで足首の柔らかさにつなげます。
このフィーリングは、発見でしたね。
昨シーズンから、脚を伸ばして使う練習に凝り過ぎて、「高い姿勢」を意識するあまり
足元への意識がおろそかになっていたのが、滑りを改善できなかった要因だったことも分かりました。
自分へのコメント:タングを押しつぶすくらい強く押しても、シルエットには違和感は無い。

4.六角形に滑る
プルークスタンスで六角形の形のようなラインで滑ります。
丸いターン弧ではなく、3辺をなぞるようにターン弧を角張っていくようにします。
最初の辺は両脚へ均等に圧を掛けていく「ニュートラル」、次の辺に向かうにあたって
ニュートラル・ポジションに移っていきます。
そしてこのタイミングで体が真下を向いて、両脚で圧をかけながら真下に滑っていき、
次の辺で山回りをしていきます。
この時、体が内側に入り過ぎたりすると、板に乗れてないポジションに入ってしまいます。
補助動作に頼らずに、「ニュートラル」「ニュートラル・ポジション」を出せるようにします。
滑り手のフィーリングは、「何もしてないような滑り」ですが、ちゃんと運動は見た目には出ているんですね。

5.ブーツメーカーによって練習を変える
これは面白かったですね!
ノルディカ(Dobermann)を履いてる人が自分含めて3人、他の方は大半がラングでした。
ノルディカを履いてる人は、ブーツのソールが薄く、前傾がきつくない設定になっているので、
ブーツのタングに当たっている状態で滑ったほうがいいシルエットになりました。
(管理人は、かなり強く押し当てる意識にしないといけなかったですが・・・)
逆にラングの方は、ソールが厚い設計で、前傾も強く設計されているので、
ふくらはぎを当てるような位置で滑ったほうが、いいシルエットになりました。
サロモン、テクニカもノルディカの部類に入るそうです。
いやー、参りましたね(笑)。そうたやすくブーツをお買い上げ出来ないですが、
今度ラングも試し履きに行ってみようかな・・・(笑)

6.パラレルスタンスで
今回の主たるテーマであった「ニュートラル」から「ニュートラルポジション」を意識して、
且つブーツのタングを押し当てる意識でパラレルターン。
自分へのコメント:つい体からターンを仕掛けてしまい、乗れてないポジションに入ることがある。
とにかく、滑りを足元から作ること。
滑りが固い印象が拭えていない。足首をしっかり使いながら荷重の方向を柔軟に変えてあげることで
斜面の条件状況に対応できるようにすること。


低速の為の低速練習にならないように、実践の滑りの為に低速をやる、
練習の仕方についても注意がありましたね。確かに、昨シーズンの僕も
教わった練習から、どう実践の滑りにつなげていくかをあまり考えてなかったですね。
この点は、もっと計画的に実践につなげていけるように、低速&高速の織り交ぜ練習をしたいですね。


シーズン初めから
広い斜面で講習♪

ビデオも1本撮影
まだまだダメですね〜

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