練習ノート2008〜10

2008〜2010シーズンに、スクールで教わった内容を纏めています。
*あくまでも個人的な印象や教わった内容をコメントしていますので、
あまり参考になさらずに、実際に受講してみてください。

INDEX
(スクール名の明記ないものは、石打丸山です。)

2010シーズン

スプリングキャンプ

エキスパートレッスン

総合特訓キャンプ2

コブ特訓

総合特訓キャンプ1

とことんコブ

エキスパートレッスン

プライベートレッスン

2009シーズン

プライズワンポイント特訓レッスン

総合ワンポイント特訓レッスン

ナショデモレッスン

プライベートレッスン

2008シーズン

プライズキャンプ

総合特訓キャンプ


スプリングキャンプ

3日間の師匠主催のキャンプ in かぐら。
10名の参加でした。
石打の常宿2泊&夜のお酒付きで¥40,000の設定でしたが
僕はみつまたに宿泊していたので、講習だけで¥26,000でした。

*今回は、上手く書ける気がしないので、悪しからず。
1.板にどうやって圧を加えるか
今までなら、肩のラインを斜面に水平にして、
外足から外肩に掛けて「弓なり」の軸を作りながら外足にしっかり圧を掛けていくというイメージで考えていました。
しかし、今後はそれは違うようです。
板に対して、もっとまっすぐ踏んでいくということのようです。
つまり、ターン前半で体をターン内側に倒していき、板の滑走面を90°に踏んでいくようなイメージになるようです。
「内倒」まではいかないんですが、肩のラインを崩しながら、この内側に体を倒していくということ自体、
今まで「やってはいけないこと」とインプットされていたので、正直かなり戸惑いました。
先ずは、ターン内側の手が雪面に近づくようなところまで体を内側に倒しながらロングターン。
この時、手だけが雪面に近づくのではなく、体全体で倒していくことを意識します。

僕への指摘事項。
右外足でターンの時、左内足をもっと曲げる。
切り替えで「すっ」と圧を抜かない。圧をしっかり次のターンの谷回りにつなげていく。

2.膝関節を動かす
緩斜面でゆっくり直滑降しながら、腰から上は全く動かさず、
膝頭だけを右、左、右、左と外に出しながら滑ります。
これは全然できなかったな〜。
停止している時はできるんですが、滑り出すと「あれれ?」と思うくらい出来ない。
膝を動かすことのできるポジション=上体が高過ぎない。
この練習で膝関節の可動域が広がるんですね、できるようになれば・・・

3.コブ斜面(対応力をつける1)
3日目はコブ特訓。
浅めのコブの中で、一つひとつのターンをしっかり仕上げるように、スピードを抑えた中で滑ります。
僕の場合は、これをやろうとすると、ターン後半に体がしっかり「遅れる」んですね。
トップを前に出そうとするあまり、体が後ろに遅れて、トップが暴れているような滑りになる。
そこで、ストックをターンマキシマムよりも1テンポ遅く突くようにすると
板についていくようになる。
僕の場合は、ストックの突くタイミングが、ターンマキシマムと一緒のタイミングで
しかも板の横方向に突いてしまっていた為に、板が「振られる」動作になって、
次のターンのテールが大きく振れてしまっていたとのこと。
もっとも雪面から力を受けるターンマキシマムが終わる頃に、もっと前寄りにストックを突くことで
体が板にもっとついていくようになるんですね。
これはいい発見でした。

4.コブ斜面(対応力をつける2)
テクニカルのコブ斜面は、この日も深く掘れてました。
このラインとラインの間をショートで滑っていきます。
これがけっこう難しい!
両側が谷になりますから、落ちないように滑るとなると
めっちゃ小刻みなリズムになる場面がある。
ちょっとテールを当てるようなターンも出てきますが、このクイックな動きが求められる斜面を滑ること自体が
滑りの対応力強化に繋がるんですね。
これからは、積極的にコブ斜面でコブとコブの間を滑ります!

5.コブ斜面(対応力をつける3)
午後のメインの中腹辺りのコブは、そこまで深くは無いコブになってます。
ここを、大回りの軌道を、ショートターンの連続で滑っていきます。
足元が溝に入ったり、コブの山にぶつかったりするわけなんですが、
この中で連続して小刻みなショートをすることで、いろいろなシチュエーションでのエッジングを
否が応にも求められるんですね。
エッジングがワンパターンになりがちな方には、上の2.と同じでいい練習になるとのこと。
僕も、もっとこういう練習をしようと思います。

来季は滑りを変化させなきゃなー、と思いましたね。
いつもなら、やみくもに滑り込むGWですが、やっぱ教わりながら滑ると、いいですね〜。


いつもと違う風景で
レッスン開始です

「膝」の使い方を
斜滑降で練習します

早朝のみつまた講習
いい練習環境♪

GWに受けられるのが
いいですね〜

充実した3日間でした
感謝!

エキスパートレッスン

半日だけ受けたレッスンでしたが、
受講生2名でKデモにしっかり教わって、2時間¥5,000は安い!

1.横滑りで内足の修正
天気が悪いので、ショート系の練習。
一本滑りを見てもらった印象は「エッジングが弱い」。
両脚でしっかりとエッジングができないといけない。

先ずは、内足をしっかり使えるように、
以前にも似た練習をやりましたが、内足を谷側に倒していきながら横滑りでターンをしていきます。
この時スタンスはやや広めで。
内足の大腿が谷に落ちていけるように、体はフォールライン寄りにセットし、
重心はおへそを内足の方向に持っていく印象です。
これは、ショートターンの時に「外足→外足」という使い方をすると、内足のエッジングが甘くなるんですね。
んで、ターンの時に内足が「つっかえ棒」になっちゃう。
まさに僕の滑り!(苦笑)
だから内足をもっと外足に近い位置までもっていって、エッジングができるように、との練習なんですね。

2.十字架ターンの進化系
これも以前にやった練習ですが、単にリズム良くやればいいのではなくて、
@しっかりおへそを支点にしたひねりの運動ができること
Aしっかりエッジングしたなかで重心をおへそから落としていけること
B切り替えで上に抜けないこと
これが大事なんですね。
僕の場合、どうしてもまだ上に抜ける場面が多いようです。
あと両脚のスタンスが広くなっちゃう時は、1.の内足の使い方が」出来てない時です。

3.エッジング
「外→外」のイメージではなくて、
両脚のエッジングの反動を、重心を落としながらしっかり次の谷回りにつなげていく。
そしてとにかく切り替えで上に抜かない。
あとは、僕の場合は足首の前傾が足りないみたい。

最後にザイラーとマットの間にボーダーが掘ったコブを3本。
ここでも上記の点に注意しながら滑りますが、
コブになるとなかなか・・・ね。

2時間だったのに、けっこう疲れましたね。
いい練習でした!


今季は視界良くない
日が多いような・・・

総合特訓キャンプ2

祝日、平日の2日間で開催されたキャンプ。
それでも当初参加者11名、しかし1名の方が途中怪我をされてしまい、10名になりました。

1.片足一本で滑る
左右片方づつ、片足1本だけスキーを履いて滑ります。
最初は外足に板を履いて、1ターンから。
この時大事なのは、ずらさないこと。
しっかりエッジングして滑るようにします。
その後連続ターンをしていきます。これもずらさないように。

2.片足リフト(1)
ターン内足をリフトアップし、以前にやったトップを外スキーのトップに合わせるもの。
この時、内膝を外膝になるべく近づけるようにして滑ります。
更に前回と同様、外足のインエッジをしっかり角付けして、
プラス内足インエッジは空中でエッジングをするようにします。
外足のスキーに体の向きを合わせて、ターン内側に入り過ぎないようにすること。
ターン後半で外足の小指、薬指で雪面を掴んでいくようにすると、外足のスキーがサイドスリップしていきます。
んで、谷回りをしばらく作ってから足を踏み換えます。
この時もターンの軌道をトレースするようにして、ずらさない。

3.片足リフト(2)
久々のグリュニゲンターンですが、
ただ「S字」のターンをするわけではなくて、
(1)と同様にずらさないような軌道で滑っていきます。
この時にできるだけ「低い姿勢」で滑ります。
僕の場合、膝関節の曲げが足りなかったので、上半身だけ低くなってましたね。
お尻がビンディングに近づくように、大腿がかなり寝る位置まで低い姿勢にしていきます。

もう一つ自分へのコメント。
内足の曲げが足りないことで、内足がつっかえ棒になっている。
結果、外足が軽くなる。

4.開き出しターン(1)
プルークのスタンスに近いんですが、
ウェイトを乗せながら外足を開き出していくことと同時に、内足を外足に寄せていきます。
自分の力で寄せるのではなくて、ターン運動の結果内足が外足に寄ってくるように。
外足は雪面からの抵抗を捉えていき、ターン後半でパラレルスタンスに戻していきます。
これが全然うまくいかなかったですねー。

5.開き出しターン(2)
これは外足の開き出しをして、パラレルスタンスに戻って、という意識で
横幅を広く取ったターンをやや斜度のある斜面でやってみます。
この練習の時、毎度おなじみスキーが「叩かれる」状態になったのですが、
体の軸が内側に入り過ぎているからだったんですね。
外足から体の軸ががまっすぐターン内側に伸びている状態。
これを「肩のライン」を平行にする意識で滑ると、驚くほど外足が叩かれなくなりました。
軸を弓なりに使えるからなんですね。

最近レッスンのメニューで、消化不良気味になることが頻繁に出てくるようになりました。
能力の限界か!?と思うことも増えてきましたが、
今回のキャンプには、何と70代の方が参加されていました。
これだけの年齢の方が頑張っているわけですから、
まだまだ弱音は言っていられません(汗)。


2日間のほとんどが
ロングの練習でした


コブ特訓

久々に平日開催のレッスンに参加です。
参加者は7名、参加費は¥9,450でした。

1.背筋を使う
股関節から背中の角度を一定に保つようにして、
山頂の整地で小回りをしていきます。
背中の緊張感を維持するようにします。
低い姿勢で滑れるようにすること。

2.脚を伸ばしながらターン
これも整地で、少し長めのリズムで、
外足よりも内足で雪面を押し出していくような意識で脚を伸ばしてターンして、
切り替えで脚を曲げていきます。
これは、ショートストックでやったり
ストックを「やじろべえ」のように手を伸ばして、そのストックの先が雪面に接地するように滑ったりしました。

僕の場合は、左外足の時にスキーの向きが早く向き過ぎ(谷回りが少ない)。
ターン初めで、もう少し内足を使えるようにすること。
また、切り替えで「軽い」印象があるのは、力を抜いてしまうから。
これを修正するには、切り替えの時にしっかり外足に乗り込んでいく。
つまり、足首、膝関節、股関節をしっかり曲げながら、
この3点でスキーを押さえていくこと。

3.コブでの滑り
2.の脚を伸ばしていく意識をもって、大丸のコブを滑っていきます。
切り替えの時のイメージは、コブを受けながら重心移動させていく。
重心の落下によって吸収動作と切り替えをするということ。
前傾角度は変えないこと。

この日の大丸のコブは、不規則で雪質も不安定で
けっこう滑りにくかったですね。

僕の課題は、とにかく切り替え〜谷回りでのスキーの「軽く動く」印象を無くすこと、
それにはしっかりスキーをコントロールしながら、板を押さえていることが大事ですね。
以前からこのことは意識するようにしてますが、まだまだです。


山頂脇のコブは
滑りやすかった!

大丸のコブは雪が
引っ掛かりましたね


総合特訓キャンプ1

今回も受付開始から3分程度で定員になったキャンプです。
リフト券を持っていると、参加費¥24,900です。

1.ホピヒラーで大回り
初日最初は、まだほとんど人が滑っていなかったホピヒラーコースに入って
普通に大回り。
その後、横幅を取った大回り。
これは、この日の講習のイメージの基本になる滑りでしたね。

2.片足だけのエッジングで大回り
右足だけ、左足だけのエッジングで、もう片方の足は軽く浮くか触っている程度にして
大回りをしていきます。
片足にしっかり乗り込む。

3.プルークで外向、内向
ストックを2本束ねて雪面に並行に持ち、
この時の持ち手は握り拳をくっ付けます(間を空けない)。
プルークスタンスでターン時にこの拳の位置を変えずに、
ストックの外側の先端をターンの動きに合わせて、徐々に倒しながら滑ります。
(言葉で説明しづらいなー)
この場合、「外向」になるんですね。
また、その逆にストックのターン内側を倒す練習もします。
この時、ターン外足を伸ばしながら踏んでいく。

4.3.の続き
3.の動きに加えて、ターン後半に角付けを開放しながら
次のターンの内足になる外足に徐々に乗り込んでいきます。

5.角付けと回旋を別々に使う
ここから2日目の内容です。
プルークスタンス、シュテムターン、パラレルターンで以下の滑りをショートリズムでやってみます。
3.の動きをするのですが、ターンの時はストックの内側を倒すようにして、
結果内側の肩が下方向に傾きます。
(間違ってもターン内側に倒れていかないように。倒れたとしたら、拳の位置が動いてしまっている証拠です。)
板が落下方向を向いた時を3時、ニュートラルを12時とするならば
2時くらいまでには倒したストックを戻し始めます。
内足を曲げて、外足を伸ばし加重で滑っていきます。。
そこからエッジングを続けたまま、ストックを平行になるまでもっていきます。
つまり外側の肩を徐々に下げていく。
この時点で1時過ぎくらい(?)。
つまり山回りを終えようとするエッジングが続いている中で、肩のラインや股関節のラインは平行になり、
外スキーの真上に重心の位置が来るようになるんですね。
ここから足指の、次のターンで言えば内足(さっきまで外足)の中指、薬指、小指と、外足の親指、人差し指を使って
雪面を掴むようにして、その後に膝がターン内側を向いてくるようになります。
これは前回の内容です。

ちょっとこの練習にはてこずりました。
曲げ伸ばしの運動が足りなかったこともありますが、ターン後半を引っ張る傾向が強いようです。
これは修正せねば。。

6.谷回りでの体の向き
ショートターンでも、上体の向きを「落下方向」に完全にセットしてしまうと、
5.に書いた滑りが出来なくなります。
斜度や雪質によっても変わりますが、イメージとしては
次に内足になる板のビンディングの前の辺りへ体を向けていくといいようです。
これよりも内側に入ると入り過ぎ、これよりも板の走る方向だと体が回り過ぎ。
きわどいですね(笑)。

7.バリエーション
ターンの内足のテールをリフトアップして連続ターンや、
両足のテールをジャンプさせたターン、もやりました。
ひねり系の動きが得意でないので、こういう練習は必要なんだろなー。

8.外腰の意識
シュテムターンで、外腰に手を当て、
内側の手を上に伸ばすというものもやりました。
僕の場合は、ショートターンの時のストックの突きが甘く(小指を握れていない)、
これが体が遅れる理由になっていました。

今回は、なかなか出来ないことが多くて
苦しかったなー。
まだまだこなせないことが多いな〜。


24日の最初は
ホピヒラーで大回り

マットでの練習も
多かったですね

とことんコブ

定員ちょうどの10名で開催されました。
申込開始後数分で満員になったようですね。

1.谷回りのエッジング
まずはプルークで「三日月」のようにずらしてターンを。
要するにターン後半のエッジングを強くしないで、
前に滑らせるエッジングをするということ。
板のトップが走った軌跡を、テールが走る意識で滑ります。
この際、落下方向に重心を落としていけるようにします。
その後、パラレルスタンスでも、同じ練習。

2.十字架ターン
以前にもやった練習ですが、「おへそを落下方向にひねり出す意識」で
滑ります。
上に抜けるのではなく、下に重心を落とす意識で。

3.ショートストック
10cmくらい、いつもよりストックを短く持って
低い姿勢での切り替え〜脚を谷回りで外に出していく練習です。
この時、「板の真上で操作」するのではなく「板の内側に体が入ってきて、外側に板を押していくような意識」で滑ります。

4.入場行進
これも3.と同じポイント。
骨盤は板と連動して動きますが、おへそを支点にして重心を下へ落とすようにします。

5.コブ斜面
今回の斜面は、新雪がもっさり積もって、そこに1レーンだけコブのラインが出来ました。
柔らかい新雪なので、彫れる具合も半端じゃなくて、
後半はすごい深さのコブになりました。
今回のポイントとしては、低い姿勢で切り替え、次のコブに脚を伸ばしながら
ターン前半で雪面を捉え、ズレのエッジングをする。
ターン後半はそのエッジングを解放していく。

僕の場合、どうしても高い姿勢でコブに入り、その高い姿勢のまま切り替えをするので
次のターンのエッジングが少なくなってしまっていました。
かなり低い姿勢での切り替えを意識したら、次のターンが入りやすくなりましたね。
これにより雪面からスキーを浮かされずにターンに入ることができるようになります。

コブは、自分から脚の曲げ伸ばしをしようとするのではなく、
結果としてそうなるんだ、ということなんですね。

ちょっといいヒントを頂いた1日でした。
ちなみに今回は、コブを滑った本数が5本くらいだったので、
体にもやさしい(!?)レッスンでした♪


山頂脇の非圧雪斜面
滑りづらい斜面でした

エキスパートレッスン

今季から新設されたレッスン。
準指・正指・テク・クラ保有者のみ参加可能で、1日¥8,000のレッスン。
師匠が担当する噂を聞きつけ、元旦早々参加したところ
ラッキーにもマンツーマンレッスンと相成りました♪

1.やっぱり「切り替え」
今季のテーマは、やっぱり「切り替え」なんですね。
ということで、2日間の復習をしつつ、パーツ練習。
緩斜面プルークでターンをしますが、その際、
ターン後半で外足のエッジングを止めて体を外スキーに預けるようにして
外側にずらしていきます。
コメントとしては、「切り替えで雪面を押さえるようにするが、重力には逆らわない」。

2.ワイドスタンスで切り替え
ワイドスタンスをキープしながら、ターンの時に内足の股関節を曲げながら、内足に乗り込んでいきます。
この時、内膝が割れないように、やや両脚の内側に入れる意識(と言っても内スキーがフラットになる程度)にします。
内足の指はターンを始動する際に薬指〜小指あたり(=足裏を縦に二分した外半分)を踏んでいく意識。
外足は足裏全体でしっかり踏むようにして、斜面から反発をもらうようにします。
この時、僕の場合は股関節の曲げが足りないことで切り替えがスムーズに行かないことが。
股関節、膝関節をしっかり曲げ、足首との3点でしっかり乗るように。
ターンの内側に体軸を倒していくのは、けっこう怖いんですが、
この3点をしっかり使えていればできるんですね。

3.足指・足裏の使い方
午後のレッスンは、雪上ではなく校舎内でスタートです。
ブーツを脱いで靴下になった状態で、イスに掛け、ターンの時の
足指のつかみ方、そらし方をやります。
内足薬指〜小指と外足親指で地面を掴むようにして内足親指、外足薬指〜小指はそらします。
そこからニュートラルを迎えるにあたって、そらしていた指を地面にフラットになるように戻して全部の指で地面を掴むようにします。
こお時、全部の指で地面を掴んでから膝関節を両足の真上に動かしてくるようにします。
その後ブーツを履いてやりました。
ブーツを履くと、膝も同じ動きになるので、足裏をフラットにしようとすれば、自然と膝も動いてくるんですが
意識としては、上記のような足指でまず雪面を掴んでから膝が向いてくるようになるほうが、
「滑りは足元から作る」ってことになるんですね。
この「足指で掴む」意識は相当重要だとのこと。
この動きを実際のターンでもやるってことです。

4.ワイドスタンスでお尻を落として「転ぶ」
これは柔軟性に欠ける僕の為にあるような練習ですね!
ワイドスタンスでターンを始め、内足股関節を曲げながらお尻を内足よりも内側に倒して
スライディングしながらコケるようにします。
これも重心移動の練習なんですね。
僕の場合、右ターンでうまくいかなくて、何度もやりましたね。

年の初めから、いい練習でスタートできました。
余談ですが、石打には一般レッスンに入り放題の
「レッスンシーズン券」というものがあります。
これを持っている人は、プラス¥3,000で入れるんだそうです。
10回以上入るつもりの方は、これを買うのもテかも。


学校の受付前に
予定が貼られてます

プライベートレッスン

師匠にお願いし、2日連続でプライベートレッスンを受講しました。
クラ受験仲間の3人で受講、2日間で一人¥20,000です。

1.切り替えの作り方
1日目の最初に大回りで滑ってみたところ、ターン後半のエッジングが強いというコメント。
これを修正する為に、「切り替えを作る」練習からスタートです。
山回りを長く引っ張らないために、時計にして(6:00からターンを始動したとして)10:15で板をフラットにしていきます。
この時、力を抜かずに、板に来る圧を「上から蓋をするように押さえ込む」意識で、
足裏全体で踏みながらゆっくりと切り替えるようにしていきます。

2.緩斜面練習・その1
ターンの時、内足をリフトアップし、その内足のトップを、外足のトップに重ねるようにする。
更にその内足の親指、拇指球を押さえるようにすることで、ターン時のブロッキングの為の
インナーマッスルを鍛えられる。
この時、内側の腰が、ごく僅かに前に出ます。
これでいいんだとのこと。

3.緩斜面練習・その2
上の2.の練習をストックを外し、両手を腰に回して滑ります。
全く違う感覚になりますね。
こうして自分の体を規制した後に、普通にストックを持って両足で滑ると
かなり動きやすくなりましたね。

4.緩斜面練習・その3
幅の狭いプルークで落差を取った大回りをしていきます。
両足の内側に、けっこうきますね。

5.横滑りショート・その1
2日目はショートの練習。
受講生3人が滑ったら、大回り同様にターン後半のエッジングが強いとのご指摘。
ルーズにターンを始動させられるように、まずは空気イスのような低い姿勢を作って、横滑り。
最初は、体の軸を斜面と垂直になるように谷方向へ体を倒していきます。
この時、足下だけ軸を倒すのではなく、体全体の軸を倒すようにします。
もちろんこの時はターン弧にはなりません。
「ずるずる・・・」と「スキーの面」で滑っていく感覚を体得します。
それから、ショートリズムで滑りますが、落下方向にまっすぐずれていく練習から。
少しづつターン弧にしていきます。

この時、自分の滑りでは切り替えで力を抜く癖があったので、
前日の大回りの切り替え同様、力を抜かない。
足裏の土踏まずあたりの重心で、足裏全体で踏んでいくようにする。

6.横滑りショート・その2
「ずらす」時に外足への加重中心に滑るのと、内足中心の加重をやります。
外足の際は、上体の位置を変えないようにして、足を外へ出していきます。
内足の加重の際は「内足で雪を押し出す」ようにずらしていきます。
全日本のトップデモのショートターンは、見ている側としては
「キレキレなターンだなー」って見えていたとしても、実際の滑り手は
「けっこうずらしたなー」って感覚だったりします。
必要以上にエッジを立てて回そうとするのではなく、ずるずるショートで滑る、
それが大切なんですねー。

7.プルーク
ストックをビンディングのトップに立てて、持つところを胸のあたりでブロックして
プルークスタンスを取ります。
ストックのかたちは「逆V」のようになります。
このストックよりも内側にヒザが入らないようにして、プルークでショートします。
プルークをする時、外足のインエッジ側に一番強い圧が残りますが
内足のインエッジ側にも同じくらいの圧を掛けて滑ります。

8.股関節の折り曲げ
以前やった、股関節の、より内側を曲げていく練習の延長です。
股間の「大事なところ」に近い場所の、両脚にストックの持ち手の上部を付けて
ストックリングを前に突き出します。
そのストックの持ち手をターンの時、内足の股関節を曲げる際に股関節の折り曲げによって挟むようにします。

それ以外にもいくつかパーツ練習をやりましたが
レベルが高すぎて文字に起こせません(汗)。

2日間でのプライベートレッスンは、普通のキャンプに入ったのと同じくらい
満足感がありましたね。
受講生の癖や課題を瞬時に見分け、それに適応したパーツ練習をしてくれて
その日のうちに成果が実感できる、師匠のレッスンはそこが素晴らしい!


初日は天気も良く
レッスン日和♪


プライズワンポイント特訓レッスン

テクニカルプライズの前日に開催された1日レッスン。
今回も定員10名で開催です。

1.総合滑降のターンコントロール
今回もこのコートで「12回転で大回りしてください」とか
「9ターンで降りてください」といった指示が出ます。
且つずらさずに、横幅を取って大回り。
僕の場合は、落下速度が早過ぎて、あまり板が回し込まれていなかったようです。

その為、外足に「ぎゅっ」と圧を加えて板をたわませながらターンを仕上げていくことで
次のターンに入りやすくなります。
この力は雪面状況が固くなればなるほど、その力は強まる。
これは、リズム変化の直前のターンの時に使えるんですね!なるほどー♪
これは発見でした。

スキーの動きが出てくると、板にたわみが出てくる。
たわみを生む為の体の使い方が大事なんですね。

それと小回りから大回りにリズム変化する時は、
最初の大回りよりも更に強いエッジングにするとメリハリが出るんですね。

自分へのコメント。
落差を少なくターンしようとする時は、
ニュートラルでもう少し内側に入った方が、ターン前半に外足を踏みやすくなる。
リズム変化の小回りは、落差取ってOK。

2.外足のエッジングを強く出していく為に
僕のこれまでの滑りでは、内足アウトエッジを使うことをすごく意識していたので
内足のエッジ角をつける為に、内脛の内傾角が強く出るように意識していました。
両足が板に対して垂直になり過ぎていて、
極端に言えば「膝が割れる」現象にもなるんだとのこと。
外足のエッジングがしづらい位置で体を動かしていたんだということになります。

且つ、ターン後半にお尻が回りやすくなる。そうすると、
お尻が落ちてテールがスピンする(=強く外に押し出してしまう)ことで、振り幅の大きな
ブレーキ要素の多い滑りになってしまうんですね。

そこで、内足をやや起こして、膝と膝の間を絞る意識で中回りをしてみます。
落差を取り過ぎないように。
この、「外膝を内に入れる」「内足をやや起こして使う」ことで、
外足にしっかりとしたエッジングが出来るんですね!

「上体がかぶる」という指摘を受ける人に対しては、
股関節の前傾が出来ているかどうかの話をしてましたね。
股関節が起きている(=みぞおちあたりが折れている人)は、どんなに「前」を意識してもダメで、
「ゼッケンから下の下の前傾」ができることと、滑っていて切り替えの反動でこれが緩む(=起きる)ことがあっても、
すぐに体勢を立て直すことが大事だということですね。

3.ひねり
今度は、小回りで閉脚スタンスを作り、横幅を取って落差は取らないように滑ります。
そうすると、板が「ひゅん」と動くようになる。
これは、前回の「片足プルーク」のひねり動作に通じるんだとのこと。
更に、これを空気イススタートでやってみます。
後でビデオ撮りしたら、確かに板が動くんだな〜。
先程の膝の間を開けないことで、この滑りの中では
しっかりとしたひねりの動作ができるようになる。

そして、「横幅を取るイメージ」で「リズムを早く」滑ってみます。
雑にならないように注意します。
スキートップが左右に動き、スキーがしっかり動いていることを見せることができます。

いつものレッスンは、パーツ練習などから運動の一つ一つを理解していくんですが、
今回は、マットコースを使って、実践的な練習になりましたね。
検定前にもっとレッスンを受けたかった!


今回もとても
勉強になりました!

総合ワンポイント特訓レッスン

今季、師匠の怪我の回復を待って開催された初のレッスン。
今回も早々に定員一杯となりましたね。
両日とも、定員の10名で開催されました。

1.ウェーブで大回り
ボードの技術選で、パラダイス沢コースにウェーブを12個配置したコースが出来ました。
このコースを、ウェーブ2個で1ターンするように大回りします。
横滑りでウェーブを通過しないように、あくまでも
ターンをしていく過程でウェーブを通過するように意識します。
これが意外と簡単ではないですね。

2.幅の狭いプルーク
緩斜面で、テールの開き幅をかなり狭い広さで、それを維持して滑ります。
ここでは、外足内側の筋肉を使って、外足のズレに重心を乗せていく。
大回りのサイズで滑りましたが、
自分からターンをしないようにすること。
それから、股関節の曲げが甘くなる=お腹が上を向く=腰が引けることがないようにする。

3.片足スキーでプルーク
パラダイス沢のリフトの終点からバレーナに至る、僅かな距離の緩斜面で
片足のスキーを外して、プルークで「し」の字のターンを仕上げます。
これは7日8日の両日ともやりました。
直滑降からスキーを履いていない足もプルークスタンスにして
徐々に股関節を曲げながらターンをしていきます。
ここでも、外足(つまりスキーを履いている足)の内側の筋肉をしっかり使って
且つ内足が外足に並行にならないように滑ります。
ついついパラレルになっちゃうんですよね〜。
その場でスピンしちゃう人もいました。

この練習の時に、内足が上がったり、ストックのリングが上がったりしても
ダメなんですね〜。
応用編として、ストックを滑り出しの時にだけ使って、
その場にストックを落として、フリーハンドでしの字ターンを仕上げる滑り方もやりましたね。

これをやってから普通に大回りしたら、
ずいぶん違う滑走感覚が出てきましたよ!
元々、両足の外側の筋肉を使って
つまり内足のアウトエッジを使えるような練習をこの1〜2年やってたんですが、
外足のインエッジも使えるようになってきました。
これで両足揃った!

この練習、かなり短い距離でも充分出来ます。
来季の狭山で数多くやろう・・・(笑)

4.大腿の動きを出す
ストックの真ん中を持ち、両足の大腿の横に添えていきます。
つまり、ストックと大腿が並行になってます。
ストックの先がターン前半ではビンディングの前の部分に近いところを向くようになり、
(つまり大腿が起き上がっている)
ターン後半にかけてリングがスキー板のトップ方向を向くようになります。
(つまり大腿が寝てくる)
この運動をゆっくり行いますが、起き上がった後に
お尻を落としながら外足インサイドのくるぶしの内側に
体重を乗せていく意識です。これによってエッジ角が付いてきます。

5.大回り
ここからは8日のレッスン。
ホピヒラーで大回りをして、2本目はコースを広く使って横幅の広い大回り。
体から入ってターンしちゃう人は、
どうしても横幅が広くならないんですね。
なるほどなー。

6.外足で圧をもらう
グリーンの緩斜面で、極限まで外足を広げて外圧をもらいながら、
ニュートラルでは立ち上がるようにして、外圧を抜くことなく次のターンにつなげていきます。
下の写真の4枚目を見るとイメージしやすいでしょう。
つまり外足は、突っ張ったまま、吸収動作をしないので、曲げない。
このことで、ターンが終わっても外足は伸びているので
圧をもらい続けている、ということになります。
これが大事なんだ!と。

「もうこれ以上広げられません!」というくらいに外足を開いて
後ろから師匠に押してもらって山回りもやりました。
準備運動でやる両足をVの字にして外足を伸ばす運動と同じくらい広げます。
これは悲鳴が出ましたね。
でも、これをやった後に滑りを見てもらった時の印象は、
「動くようになった」なんですねー。
可動域を広げる為に、極限まで動かしておくのも
大切なんですねー。

7.プルークで連続ショートターン
片足プルークでやった外足内側の筋肉を使いながら
プルークで連続ショートをやります。
これはインナーマッスルを鍛えるのには絶好の練習ですが、
とにかくつらい!(笑)
落差をほとんど取らないようにする。少し落差を取る、という感じで
バリエーションも出来そうです。
ストックをしっかり突くのを忘れずに。

8.ターン数を数えてショート
マットコースの決められた距離を、指定されたターン数で
ショートターンをしていきます。
これは、受講生の中でターン数が結構割れましたね。
距離にして200m無いくらいだと思うんですが
18〜28ターンまで分かれました。
僕は22ターンで降りたんですが、
次の指示は「24ターン」で降りて。
その次は「18ターン」で降りて、というもの。
ほぼ指示通りのターン数になりましたが、
滑りながら残りの距離を目視して、その距離に規定のターンをする為に
どのくらいの落差をとってターンすればいいのかを考えながら滑るのは
今までに無い経験でしたねー。
こういった「ターンの調整」力を鍛える中で、
今まで見えなかったものが見えてくるんだそうですよ。
これは、また自主練習の時にやってみたいですね。

9.ショート
これは自分へのコメント。
あごを引き、肩の力を抜き、ひじからストックを突く意識で滑る。
外足の板半分ターン内側と内足の面で雪を押し出すようにターンをしてみる。
右ターンの右内足の押し出しが足りない。

空気イスも久々にやりました。
動きが良くなるみたい。

久々の師匠のレッスンは、特別価格の¥6,300/日でした。
値段以上に得られるものが大きかったですね〜。

やはり、2年という僅かな期間で、僕を
2級からテク合格まで導いてくれた師匠のレッスンは最高に理解しやすい!
次回は3/20のプライズワンポイント特訓。
楽しみだなー。


プルーク練習で
コツを掴みました

グリーンでの練習も
いつもの光景です

ホピヒラーでやった
大回りの練習

可動域を広げることが
大事なんですねー

ナショデモレッスン

この日は、朝から大雨。
兼ねてよりKナショデモが一般レッスンを担当されると伺っていたので、
1日入るつもりだったんですが、
あまりの雨の凄さに半日だけ入ることにしました。。。

1.エッジング
前回のプライベートの2.と一緒で、拳2つを膝の間に入れて大回りから。
内足と外足のエッジ角が同調していないんですね、僕の場合は。
外足の方がエッジ角が強くなるため、反発をもらいやすくなる。
結果スキーが叩かれる、ということになります。

2.大腿の寝かせ・起こし
狭いスタンスで大回り。
この時に、太ももを切り替えで起こし、ターン時に寝かせていくという点に
特に意識をして滑ります。
この時には、足首や膝関節でどうにかしようとせずに、股関節と大腿の動きで
ターンを仕上げていきます。
僕の場合、谷回りで外足を伸ばし過ぎている時があるようです。
やはり板が叩かれます。
そして、太ももを寝かせた後起こす時に横方向に起こしてしまっていました。
無理に内側に入れようとするのではなく、もっと前に起こしていく意識ですね。
また、両足の圧の加え方は常に一定にできるように。

3.運動を補助する
2.の続きの練習で、フリーストックです。
ターン時に両腰に手を当てて圧を加えるように低いところにもっていき、
切り替えでお尻に手を当てて、持ち上げる動作にする。

4.肩のライン
これは、デビルの大回りをする際に出てきた練習です。
デビルダウンは、石打のなかではけっこうな急斜面。
ここを銀座や大丸の整地を滑っているのと同じように滑ると
内倒気味になってしまいます。
ゲレンデの中央に縦にフォールラインがあって、そこを通過する時に
斜面の傾きと、両肩のラインが平行になるようにする=つまりは
もっと外側の肩が下がる=外側の軸を弓なりにさせていく=それには
外腰に溜めを作っていく、ということになります。

5.外腰の溜め
ということで、外腰に手を当て、内側の手は肩のラインまで上げます。
この状態で、外軸が弓なりになるように滑ります。
「外傾」ということですね。

大雨だったこともあって、受講生はたったの2名!
僅かな時間の練習でしたが、またもいい発見があり
とても得した気分ですね〜♪

プライベートレッスン

実は、ちゃんとプライベートレッスンを申し込んだのは
今回が初めてでした!
いつもキャンプに一緒に入る(レベルもほとんど同じ)3人で、
Kナショデモにお願いして受講しました。

1.バックル全開で中回り
先ずは一本滑りを見て頂きますが、
体が「遅れ」ていることは3人で共通してました(涙)。
そこで、ブーツに頼らずにバックルを全て外して、大丸の整地を中回り。
板が走るのにはどうしたらいいのか(=どういう位置にいたらいいのか)を一番に考えて
どう動くのかは2番目に考える。
ついつい滑り手としては、「どうやって動いてこの斜面を滑ろうか」と思ってしまいますが
そうではないということが大事なんですね。

2.内足の角付けを強める(1)
両膝の間にこぶしを2つ入れて、スタンスは維持しながら緩斜面を大回り。
次いで、両大腿の上にストック1本を乗せて、両手で握り、
ターン時に内足の外側の筋肉を使って、そのストックを握っている手を
押していくような意識で滑ります。
この時、ポジションが後ろだと「押す」ことが出来ないので
しっかりと遅れないポジションを作っていきます。

3.内足の角付けを強める(2)
前にもやったことがある練習ですが、股関節にストックを挟んで
そのストックが落ちないように低い姿勢を維持する。
その後、肩の後ろにストックを両手で挟み、背中が曲がらないような姿勢を作って滑る。
更に上記2つのストックを組み合わせると、いろんなスキーの練習DVDで出てくる
「蒲焼」のように串刺しした状態でのポジションチェックの滑りになります。

この2.と3.の練習の中で、内足の角をどう作っていって
よりきちんと角付けするかについて理解ができました。
背中が猫背になることで、おへその向きが上になってしまい
股関節の曲げ(緊張とも換言できるでしょうか?)が甘くなってしまい
結果として内足の角付けが弱くなってしまっていました。
これは、僕の滑りの「エッジングが甘い」を改善できる絶好の練習になりますね。

4.プルークで確認
大腿の寝かせ・起こしをプルークで行いながら
お尻とテールを結んだ線から、腰が外や内に外れないようにします。
ここでもポジションが前に行っていないことと
左ターン時に腰が外れている、右ターン時にローテーション気味な点を指摘されました。
左ターンでは、腰が外れているから、テールに掛かる圧が強くなっていて、ターン弧が
きれいな円を描けていない。
これは後日ビデオ撮りしてはっきりしました。
低速の練習では、バッチリ悪い点が出ますね〜(涙)。

5.外足の「弓なり」の練習
内足をリフトして、トップを下げて外足の上をクロスさせるようにして中〜大回りをしていきます。
これも経験のある練習ですが、ここで意識するのは内足の使い方と言うより
外軸を弓なりにして、雪面をしっかり踏んでいけるポジションを作っていくことが目的なんですね。

6.急斜面中回り不整地
デビルダウンやジャイアントの急斜面もしっかり滑りましたよ。
これはKデモのレッスンに入ったら定番のコースと言えるかもしれませんね(笑)。
今回はこれに、夕方になってコブが出来てきた山頂ゲレンデで中回りが追加されました(笑)。

言われていることは、数年前から同じことかもしれませんが(笑)、
改めて指摘されることで、もう一度意識しながら滑ることができる。
結果、少しづつ滑りを良くできる。
この繰り返しを何年もやっていくことが大事なんだと思います。

今季は、レッスンもたくさん入ることは無さそうですが
前進していれば、よしとしましょう。。。


ここはKデモ定番の
練習バーンです(笑)

レベルの高い
レッスンでした!


プライズキャンプ

今回はキャンセルがあったみたいで、9名での開催でしたね。
って前回僕も2レッスンキャンセルしたから、人のことは言えないわな・・・。

1.股関節の使い方
最初はプルークスタンスで緩斜面でのトレーニング。
ターン内側のストックを持ったまま内足の股関節に当てて、ストックの先を外足の後ろに当てる。
そしてストックの当たった股関節を曲げていってターンする。
前回のキャンプでもやった股関節の動きを確認する。
曲げる方向と向き、そして量をどのようにしていくかが重要です。
大事なのは、股下を動かさないようにすること、ヒザを内に入れないこと、ゼッケンが傾かないようにすること。

2.重心移動
これも緩斜面練習。
スタンスを肩幅くらいに広く取って
そのスタンスを常時狭めることなく、先程の股関節の曲げを意識しながら、
且つ外足を踏みつつニュートラルにかけて、その外足へ重みを掛けていきながら
重心をその外足に移していく。
ターンマキシマムの力をニュートラルへつなげていくこと。
一回圧を抜いたりしない、ということだ。
これは、力を抜かずに次のターンの谷回りを作るという意味で
「板のトップが軽くなる」僕の滑りの改善に、最も重要なポイントなんです。

3.体から遠くを走る外足の習得
ストック2本を股関節と腰に挟んで
(これは、ポジション練習でよくでてくるやつです。)
前傾角をつけながら、肩幅以上の広いスタンスを維持して内足を畳み込んで
外足をしっかり踏みながら伸展させていく。
レールターンのようではなく、あくまで圧を加えながらやること。
「お尻が落ちるのは、いいのだろうか」という疑問が湧きましたが
結果的に外足に対するお尻の位置としては、ちょうどいいところにくるってことです。
この練習の時には、右ターンの時の回旋動作がやや強く、ターン後半でゼッケンの見える範囲が狭いので
上体が回り過ぎってこと。
もう少しスキーの進行方向に曲げるようにすれば落差が取れる。

4.整地大回り
僕の場合、右外足を張って使う場面が見られるようだ。

5.コブ練習(ねじる)
今回は、僕の怪我が完治しない中でのレッスン。
先生に気を遣って頂いて、マットコース脇に雪を溜めて浅めのコブを作って
そこでコブトレーニングをしてくれました(感謝)。

最初にねじる動作のトレーニング。
低い姿勢を作り、ゆっくりとした動きで逆ひねりの姿勢をより強く出していく。
板が向いている方向(進行方向とは垂直)から180度ないしはそれ以上に後ろを見るようにひねっていく。
そうすると、意識して板を落下方向に向けることなく自然と板が落下してくる。
この時に、ゼッケンとスキーの向きに差がつくことを意識する。
ターン内側のわき腹にすごい負荷が掛かるので、数ターン連続してやるだけで
かなりのインナーマッスル強化になりますね。
めっちゃ苦しいです(笑)。

僕の場合、この練習中にプルークスタンスになってしまいましたが
両足裏をしっかり使えないと、この現象が出るそうです。
この「ひねり」の操作をやってから、普通にコブを滑ると体が楽に動くんですね。

6.コブ練習(テールジャンプ)
コブでのテールジャンプを、
@両足ジャンプ、A内足だけジャンプ、B実際には飛ばないけど、飛ぶ意識で滑る
の3つをやってみました。
これが出来ない人は、日頃お尻を落として吸収動作をしている人や
自分から動きに行ってしまう人、腰が引けている人なんだそうです。
僕もこれをやってみて、頭が動かなくなりました。
これまでは吸収動作の時に、頭が上下に動いていましたが
この練習の時はその動きがなくなり、見た目のシルエットにも「上半身の安定感」が増したような気がしました。
この動きは整地小回りにも使えるとのこと。

あっという間に今季たった4日間のレッスンが終了しました。
ようやく「スキーの感覚を取り戻してきたかな?」と感じ始めたところでの終了ですので
何とも消化不良の感は否めませんが
幾つか重要な発見もできました。
来季に生かす滑りをしていきたいなーと思います。


1日はデビルで
大回りの撮影

2日はたくさん
撮影ができました

撮影したビデオで
すぐに滑りの確認

マットコースは
撮影には最適です

コブを掘っている
まさにその時です

強い逆ひねりの
練習中です

途中で先生が
コメントしてます

少しづつ掘れて
滑りやすいコブです

総合特訓キャンプ

2008シーズンの石打丸山のスキーレッスンの中でも
受付開始から僅か数分ですぐに定員になったのが、このキャンプだったらしいです。
キャンセル待ちも多数いた中、10名定員での開催でした。

1.足裏でターンが出来ているか?
ニュートラルポジションから、体の上半身を全く動かさずにターンしてみる(左右には動かしてよい)。
上下動を自然と使ってしまったり、頭からターンに入ってしまう人は、動きが出てしまいます。
足裏だけに意識を集中しないと、他の箇所に動きが出てしまうんです。
余計な動きを使わないことが大切です。

2.股関節を曲げる=使うことがとても大切!
何度となく聞いてきた「股関節を曲げる」ということ。
今回は、股関節のライン(ブリーフパンツのV字のラインの辺り)に
片側3つ(外側・大腿の真ん中、局部に近い辺り)、両側で6つのポイントを置き、
そこを支点として股関節を曲げていく運動をしてみました。
外側の股関節を曲げると、上体はどの方向に入るのか?
内側を曲げると、同様にどうなるのか?
これはまさに、切り替えからターンを始動し谷回りを作る過程で
どこに重心を置いていくのかということと、直接的に連動していることだったんです。
これは僕にとって、大きな発見でした。
外側を曲げれば、上体はイッキに内側に入る=急激なエッジングになる。
内側を曲げれば、上体は板の進行方向に対して、若干ターン内側に入る程度のところに入ってくる。
「谷回りを作る」ポジションに最適なところに入っていけるということですよね。
どこを支点にするかで、ターンインサイドに入っていく角度が変わってくる。
結果、急激なターンにならなくなる。

この練習を最初はプルークから始めました。
その際に、フリーストックで、手でお尻を持ち上げて
ターンインサイド(若干なところ)に入っていく動きを付け加えました。
お尻を落とさないようにすることが大切なんです。
お尻を落とさずに股関節を使えば、「腰高で低い姿勢」が作れる、ってことですよね。

そして、「曲げる」動作だけではなくて、
「曲げを緩める(=角度を緩める)」操作に使う時間を調節できるようにすることも、
ターンの仕上げの段階では大事なんですねー。

3.切り替え
これは、自分へのコメント。
へそが下を向くように股関節を曲げれば、上半身の前傾は崩れない。
おへそを下向きにしながら切り替え動作をできるようにしなければならない。
より局部(笑)に近い点を支点にターン始動することで、
上に抜けるのではなく、より進行方向に近い内側に重心を移していくことが出来る。

4.股関節を曲げる・その2
もういっちょ、自分へのコメント。
肩のラインを維持して。ヘンに傾けたりしない。
左外足の「張り」が強い=曲げられていない。支点が上になっており、より局部に近い位置を支点にしたい。
腰が浮いている印象に見えてしまう=力の抜けている方向が違う。
スキーの角度を伴いながら、ターンインサイドに入っていく(より曲げていく)。
僕の場合、曲げが足りない。
体の位置関係さえ変えなければ、深くまげても問題なし。

5.エッジ角をつけるには
ブーツの外側の面、内側の面を使えるようにする。
これは、シェルの内側の、ってことです。
エッジングに甘さがあった僕ですが、それはこの2つの面が使えなかったことに問題があったようです。

6.外足1本で山回りを仕上げる
板を1本脱いで、外足だけで「し」の字の山回りができるように滑ってみる。
余計な運動(頭や上体からターンに入ろうとする)をすると、必要以上にターンしてスピンしたり
運動が足りないと、山回りが終わらないうちにコースアウトしてしまいます。
板を履いていない内足をそらさないようにと指摘されました。

7.ショートターンで内足を使う
外足メインでの荷重によるショートターンではなく、
内足を使う意識をより高めてターンしてみる。
ストックを、ストックの柄の上部に手のひらを乗せるように持って
ターン内側に2本突いて、ストックに上体を乗り上げるようにしていきます。
そこを支点として小回りを連続してみると
内足をずらしたターンが出来てきます。
「面」でターンするようにする意識が大切!
結果として外足は「突っ張って」使うことがなくなり、
よりソフトなエッジングが可能になる。

これを実践的なショートターンでもやってみます。
擬音語で言えば、「するするする〜」って感じでターンが形成され、
「ガガガガー」って感じでは決してない。
僕の場合は、もう少し時間をかけながらターンをして、
もっと落差を取ってやること!

8.コブでの外足の使い方
エッジングしたままで、次のコブにぶつかると、
まともに衝撃を受けてしまう。
衝撃を受けない為には、エッジングを解放していく必要がある。
外腰からしっかり外足に乗ってあげて、外スキーをずらしていく。
そして、僅かに外スキーのヒザの角度を外に緩めてあげる(「突っ張る」の反対)。
これには、整地緩斜面でプルークをしながら外スキーをずらしていく練習をする。
決してしてはいけないのが、「お尻を下げる」こと!
お尻を下げてしまうと、スキーのトップが上がりやすくなる。

コブの滑りは、まだまだトップが浮きまくってて、
斜面下から見て、滑走面(ソール)が左右に「ぴょんぴょん」と飛び出しているように見えますね。
エッジの解放は、昨年よりは出来てきたかなーっていう印象はありますが、
シルエットとしては、まだまだ課題が多いですね〜。

今回は、とにかく「股関節のライン作りをしっかりやる」ということを学びました。
ここをちゃんと動かすことができれば、腰が安定してきて、同時に
足元も安定してくるということです。

今回も大きな発見があり、とてもよかったです。


基礎練習向けの
グリーンゲレンデ

一人一人動きを
確認してもらいます

マットコースで滑りを
チェックしてもらいます

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