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受験レポ(2014/4/13・新潟県連・新赤倉)

受験レポ(2013/4/29・新潟県連・かぐら)

受験レポ(2012/4/29・新潟県連・かぐら)

受験レポ(2012/4/1・新潟県連・苗場)

受験レポ(2011/4/3・新潟県連・苗場)

受験レポ(2010/4/4・新潟県連・苗場)

受験レポ(2009/4/12・新潟県連・苗場)

受験レポ(2007/4/8・新潟県連・かぐら)


受験レポ(2014/4/13・新潟県連・新赤倉)


受付の女性の方が
感じよかった(笑)

テクの事前講習も
レッスン形式

小回りナチュラル
一番簡単だったのに

コブのスタート位置
けっこう怖かった

コブの深さが
分かるかな?

大回りのスタート位置
怖かった・・・

大回りのゴール
デラ掛けて・・・

閉会式
残念でした〜

受験者数:23名
合格者数:0名
事前講習は、20名でした

斜面:ホテルAとホテルCコースを使用しました。
    Cコースはピステン入れて、上部のナチュラル小回りのコートのみ硫安を入れてました。
    Aコースは、元々非圧雪のコース。
    まさかの荒れ具合の中でナチュラル大回りでした。

雪質:ザラメ
    全種目ポールを立てて、コースセパレーション。
    硫安を入れたナチュラル小回りの斜面のみ、整地に近いコンディションでした。
ローテーション:6人で実施。
    検定当日の申し込み順でビブNo.が決まりました。
検定員:テクニカルとクラウンを同時進行だったので、Cコースに張り付いた検定員と
     Aコースに張り付いた検定員と分かれてました。

タイムスケジュール:
  8:30〜9:30、スカイケーブル乗り場内で受付開始
  9:45〜ホテル第5高速クワッド乗り場前で開会式
  10:00〜11:35検定
  13:30〜スカイケーブル乗り場前で閉会式
  4種目になって、ずいぶん楽になりましたね♪

0.事前講習
事前講習の申込者は僅か20名。6〜7名が班になり、午前は普通のレッスンに近い形で滑りを見てもらうことができました。
講師は、技術選でも上位の青木さん。午後は本数を稼ぐ講習でした。

大回りでは、運動をとにかく求められました。
股関節を柔らかく使うこと、山回りで足元がなかなか切り替わっていない、もう少し外足を外に押し出していけるように
などの指摘を受けました。

小回りでは、
少し外腰を板についていかせるように、低い姿勢から脚のストロークを出せるように、体が遅れた位置から板を踏んでいるので、前後のバランスに注意するように、
など指摘されました。

コブでは、
「板が溝を抜け出る位置から、板のトップを次のコブの山に対して突き刺すように向けていく。但し板は切り替えているので刺さることはなく
板を横にすることなくターンが出来る。最初は怖いと思うが、慣れればリズミカルに魅せることができる」という話がありました。
これは、今の管理人の体力、能力では対応不能でした。。。

1.小回り・ナチュラル(得点79)
5人目の滑走です。
スタート位置はCコース上部。上から見て右にカーブするコース設定。
斜度はきつくなく、圧雪の上に硫安なので、良いコンディションでした。
前日の事前講習で言われた「外足の粘り」(要は外足に圧を掛けながらずらし続ける)を意識して、
スピードも出来るだけ上げて滑りました。
手応えのあった種目でしたが、1点マイナス(涙)。
ビデオ見てないので分析できてませんが、もしかするとターンスペースが狭かったのかも?
80点獲得者は1名のみの種目でした。

2.小回り・不整地(得点80)
コブのコースは、滑走順が遅かったので、他の人の滑りを見られたのは良かったです。
Aコース上部から滑り出して、コース幅が狭くなった辺りがスタート位置。
コース上から見て、右側を一般客の通路にして、
左側に2つのラインが用意されました。
左側(谷側)は、やや間延びしたラインで、途中に変な方向を向いたコブがあり、
前日滑ったら「これはムリ」と実感したラインでした。
右側は、事前講習中に検定員の青木さんが掘り始めたラインで、狭いピッチ。
途中に二段コブが2ヶ所ありました。
更に、途中で2つのラインに分かれていて、上から見て右側に入ると、縦に大きなコブになるライン。
左側に入ると、途中でラインが消えるという状態。
管理人は、間延びしたラインは絶対に点が出ないので、上から見て右側のラインで滑走開始。
ちなみに、このラインに入ったのは、僕を含めて4人だけだったかな。
とにかくラインを外さないことを意識して、相当ズレズレに入り、
途中のラインが分かれるところでは、ラインが消えるラインに入りました。
ボコボコしてましたが、一定のターン孤を崩さないようには意識しました。
でも、「間違いなく79以下、ひどいと78」って思ってたので、意外な結果。
80点獲得者は僕を含め3人だけでした。

3.フリー・総合斜面(得点79)
Cコースの下部、広くなってるエリアをセパレートし、上から見て左側がコートになりました。
フリーの割には、横幅が狭いなーと感じる斜面設定で、1回デラを掛けてからスタート。
硫安は入らず、重いザラメなので、板が埋まりやすいコンディション。
スタートは3回漕いで入り、大回り3ターン目で大き目の小回りを入れて、大回りでゴール。
運動が途切れないことを意識して滑り、滑り手のフィーリングはそんなに悪くない1本でしたが、
マイナス1点でしたね〜。
80は出るだろうと思ってた1本だったんですが・・・。
80点獲得者は2名のみ。

4.大回り・ナチュラル(得点79)
Aコースの最下部、斜度変化の少し上がスタート位置でした。
上から見て左側にあるラインコブが入らないようにセパレート。
コート内は雪の溜まりも多く、少しコブになっている個所もありました。
とにかく「こんなコートで大回りするの!?」と思わず言ってしまうような、荒れに荒れた斜面設定。
怖くて漕ぐこともできません。。。
明らかに対応力が足りず、運動が小さくなっちゃったな〜っていう感じでしたね。
80点獲得者は6人いて、もっとも80が出た種目でしたね。
合格点の出ていた方は、運動が途切れていないな〜と下から見ていて感じましたね。

講評はほとんど無く(あまり良く聞こえず)、
コブは板のたわみをしっかり出した人に点が出た。大回りは谷回りをしっかり出した人を評価した、
と言っていたような気がします。

とにかく、難しい斜面設定で、加点が出た受験生はゼロでした。
岩原会場を受験した友人も、新赤倉のほうが難しいと言っていましたね。
不整地大回りが無くなって、ああいった斜面は検定にはもう使わないだろうなと思っていたら、まさかの斜面設定でした。
荒れた斜面でも途切れない運動を続けることが大事なんですが、やっぱ「怖い」と思うと体が固まりますよね。
これには「いろいろな斜面を滑る」練習が足りなかったことに気付かされましたね。

今回の検定では、自分にとって「ミス」は無く、自分の実力は出したと思えた滑りでした。
なので、その滑りで出た点数には、納得ですね。これが今の自分の実力です。
また、来年もがんばります!

受験レポ(2013/4/29・新潟県連・かぐら)


かぐらスクール内で
受付を済ませます

事前講習の風景
しっかり確認!

田代湖を眺めつつ
班毎に滑走です

コブはこの後
更に深くなりました

豊野さんのコメント
すごい良いです!

検定当日
斜度は無いコース

でも侮れません
難しいですね〜

「如何に攻めるか」
課題ですね〜

受験者数:66名
合格者数:6名
事前講習は、36名でした。

斜面:昨年同様、田代エリアの「ダイナミックコース」で実施。
    コブはもともと出来ている斜面下から見て左側にある3つのラインで実施。
    1週間前に開催されたテクニカル検定も、ここで行われていましたね。

雪質:ザラメ
    コースセパレーションが出来なかった為、硫安も撒かれませんでした。
    ザブザブで、板がなかなか走らないコンディションでしたね。
ローテーション:13人で実施。
    今回も講習受験者は、事前の申し込み順でビブNo.が
    決められていました。
検定員:秀斗さん、柏木さん、豊野さんの3名でした。

タイムスケジュール:
  8:00〜9:30、かぐらスキースクール校舎内で受付開始
  10:20〜ゴール位置で開会式
  10:45〜13:15検定
  14:45〜かぐらゴンドラ下り場の無料休憩所前で閉会式

0.事前講習
事前に班分けして開始、僕は豊野さん班でした。
午前は大回り系で5本。
大回り2本、フリー3本滑りました。
1本目は、大回りで。やはり「外足が軽い。もっと外足の膝も曲げて、しっかり圧を掛けて」のコメント。
2本目は、それを意識したら「後半に圧が強い。」
3本目は、フリーで。それを修正して「OK、でもハンドワークをもっと推進力が出るような使い方で」
4本目もフリー。外足が浮いて指摘される。もっと低い姿勢での切り替えを。
5本目でOK。
午後は、斜面下から見て左側のライン2本の左側に2本掘り、3本コブと整地小回り3本。
コブ1本目、一番左の掘りたてのライン。かなり滑りにくい。乗れてるけどスピード足りない。
2本目、左から2番目のライン。後半の斜度変化より下でトップをしっかり落とすように。
3本目、同じライン。少しスピードを上げたら、「このスピードでギリギリ。これ以上落ちないように」。
整地小回り1本目、中回りっぽい。もう少しターン弧を小さく、板の動きを出せるように。
2本目、乗れてるけど、ターン後半外足が動いてこない。
3本目、右外足はOK、左外足をもっと滑らせて欲しい。
豊野さんのコメントは、本当に的確です!

1.大回り・整地(得点80)
27人目に滑りました。
コースは、デラも掛けなかったので、この時点でもそこそこ荒れてました。
何より、水分を多く含んだ雪で、ちょっとでも土踏まずより前よりの荷重点に乗ると、板が詰まってしまいます。
「元気良く攻めて来い」との話に従って、4回漕いでクローチングでスタート。
(2回は空漕ぎですけど:笑)
斜面上部から見て、右側から入って、左ターンをプレで入れて、右ターンからターン開始。
ミス無く攻めるために、荷重点はカカト寄りに集め、
事前講習で言われていた左外足をもっと仕上げるように意識して滑りました。
あとは、ハンドワークの推進も意識しました。
乗れてるポジションにはなっていたと思いますが、
それほどフィーリングは良く無かったですね。
Michyさんに撮ってもらったビデオを見ても、全体的にまったりしていたし、
切り替えのポジションがちょっと高いな〜って印象でした。

2.フリー滑降(得点80)
もっと元気を出して行こう!と思って、しっかり漕いでスタート。
ポジションは大回りと同じ感じでしたが、切り替えは低い姿勢にしなきゃという意識だけはしていました。
大回りと同じ入りで滑り始め、2ターン目でリズム変化。
かなり縦て目のリズム変化を入れたことで、雪面からの反発を最小限にするように工夫。
その後の左ターンの横幅を目一杯広く取って、外足はしっかり仕上げる意識で滑りました。
でも、ゴールライン手前で右外足がちょっと軽くなる場面があったんですが、
ここはセーフ!ってことでしょうか。。。

3.整地小回り(得点79)
種目1番目のスタートになりました。
斜面は既にザクレ。
斜面上から見て、左側は斜度があって、雪も溜まっている。
右側は斜度が緩やかで、溜まってる雪の量が少し少な目。
ちょっと考えましたが、右側を選択。
どうやって滑ろうか、かなり迷いましたが
「落下よりもターンをしっかり」という前日のコメントに従って滑走開始。
しっかり外足を仕上げる、特に左外足を仕上げる時は、腰もついていかせるように意識しました。
結果的には、なかなか落下しない滑りになってしまったようで、
もう少し落としても良かったな〜と反省です。。

4.不整地大回り(得点80)
この時点では、とにかく足を取られやすい雪面状況になっていたので、
4回漕いで、クローチング無しでスタート(しかし、2回空漕ぎ:笑)。
少しターン弧は大きめで、コース一杯を使うようにしました。
最後の右ターン〜左ターンで、しっかり攻める意識を持って滑りましたが
スピードがあまり上がらなかったですね〜。
ただ、滑走フィーリングは一番いい種目でした。

5.不整地小回り(得点80)
上から見て、3つのライン。
一番左は、横に間延びしたバンクライン、
真ん中は、普通のピッチだけど深めのラインで、途中に同じ方向を向いたコブが2個並んでる、クセの強いコブ。
右側は、ピッチが細かく深いライン。
最初迷いましたが、自分にはピッチの細か目のラインが合っているようなので、ここを選択。
攻めて滑れば破綻は必至!めっちゃ深い!
なので、しっかりずらしながら、無理のないスピードで、しっかりズレを多用しつつ滑走。
最後に斜度変化があるのですが、ここから下は、しっかり板のトップを落とせるかが勝負なので
最後の力を振り絞って、落としました。
後でビデオ見たら、まぁ〜ずいぶん遅いこと(笑)。
ただ、ターン弧をしっかり描けていたので、合格点にはなりました。


講評
フリー、大回り・・・滑りにくい状況の中で、スキーを滑らそうとする動きが「焦ってる動き」になってしまっていて、
           切り替えの部分で溜めていた重心(重み)が抜けてしまうような動きが見られた。
           そんな中でも、しっかりスキーを滑らせて次に繋げることができた人もいた。
整地小回り・・・もっと積極的に滑って欲しかった種目。比較的斜度が緩い、そしてスキーが滑らない中で、
          最初の1ターン目からスキーを回し過ぎてしまうと、そのままの流れでゴールしてしまう。
          もっとスタートの入り方をイメージして、スピードがつながるような滑りをして欲しい。
不整地大回り・・・もっと不整地をイメージして、回転弧の深さを出した中で落下スピードを調整して欲しい。
コブ・・・ピッチの早いコブは、なるべくスキーは直線的にスピードを乗せていける技術を覚えて欲しい。
     横幅の広い、落差の大きいコブについては、バンクを上手に使えるような動きを覚えて欲しい。
全体的にスキーが滑りにくく、苦労したと思うが、この点は考慮しながらジャッジした。

講評その2
閉会式終了後、秀斗さん
からコメントいただきました。
整地小回りは、とにかくスピードが遅かった。もっと早く降りてきて欲しかった。
あの斜面は、斜度が無い。あの斜面「なり」に滑っていては加点は出なくて、
その中でもどれだけ攻めることができるかがポイント、
とのことでした〜。

もっと点が伸びないかな?と思っていただけに、
あー、あと1点だったかーと、結果を聞いてから少し悔しさも感じました。
ただ、過去最高得点。
今回の検定会では、自分の超えるべき壁がかなりはっきり見えてきました。
もっと「攻める滑り」が出来る能力がついてこなければ。
しっかり加点を出せる得意種目を作らないと、合格はおぼつかないですね。

でも、「一歩前進」を実感できたのは、良かったですね。
来年も頑張ろう!そう思えてきました。

受験レポ(2012/4/29・新潟県連・かぐら)


かぐらスクール内で
受験申し込みです

初の田代での
開催でした

右側にセパレート
コースを設置

スタート位置から
説明を聞きます

コース設定は
易しかったですが

整地小回りの最中
少しだけ荒れました

ゴールエリア
ギャラリーも少し

不整地大回りの
スタート前

不整地小回りも
ここを掘りました

受験者数:45名
合格者数:6名
事前講習は、30名くらいいたそうです。

斜面:全種目を田代エリアの「ダイナミックコース」で実施。
    セパレートコートを設置しました。
    最大斜度27°のコースですが、それほどの斜度感はありません。
    かぐらのジャイアントコースが「クレブスポーツCUP」でクローズだったので、
    この場所が選定されたのでしょう。

雪質:ザラメ
    開始前にデラ掛け&硫安2袋でコース整備しました。
    途中から、斜面両サイドはザクレてきました。
ローテーション:9人で実施。
    今回も前日の講習受験者は、事前にランダムでビブNo.が
    決められていました。
検定員:石打の師匠と秀斗さん、豊野さんの3名でした。
    そのせいか、前回の苗場会場よりもアットホームに感じましたよ(笑)。

タイムスケジュール:
  8:00〜9:15、かぐらスキースクール校舎内で受付開始
  10:15〜スタート位置で開会式
  10:40〜13:00検定
  15:00〜かぐらゴンドラ下り場の無料休憩所前で閉会式

0.事前講習
今回は日帰りの為、事前講習を受けませんでした。
事前参加のH石さんや師匠の話によれば、
・外足が軽い
ということが特に気になったようです。
参加人数も少なかったので、滑走本数は多かったみたいです。

1.大回り・整地(得点79)
26人目に滑りましたが、コートのコンディションはまあまあ。
ただ、スタートで少し落下を取ると、4ターンくらいで終わっちゃいそうな短さ。
他の受験生を見て、
無理に突っ込むと暴走するような印象があったので、漕がずにスタート。
先ずは、前回の苗場で指摘を受けた「足首の緊張感」「外足に圧を掛ける」を意識して、
少し低い姿勢で入るようにしました。
あとは、重心の移動が落下方向に入り過ぎていて、
「軸がずれる=外足が軽くなる」という現象を引き起こしていたので、
重心の移動方向を、谷スキーの進行方向に近い位置になるように意識。
これ自体は、ちゃんとやれたフィーリングがありました。
ただ、左外足の時の右ターンは良かったのですが、
右外足の左ターンの仕上げが甘く、左右のターン弧がいびつになっちゃったと、
検定後に師匠から指摘を受けました。
「一つ意識をすると、何かが抜ける」
良くあることですね(笑)。

2.フリー滑降(得点79)
1種目目よりも25m長いコート設定になりましたが、
それでも、見た目の印象は「短い!」。
3ターン目でのリズム変化が必須だなーと思ってスタート。
大回りから小回りのリズム変化で、少しスキッドが出ちゃいました。。。
これも「実践的練習」が少ないことの証左でしょうね・・・。

3.整地小回り(得点80)
この頃には、コート真ん中がきれいに雪が掃けて、
左右に雪が溜まってきました。
真ん中を滑っている受験生が、少し板を流されているように見えたので、
上から見て左側にザクレた箇所を選択。
06年のテク受験時と同じ選択でしたが、正解でしたね。
「目線を切る=フォールラインを凝視しない=上体を回す」ことをとにかく意識して、
結果外足への圧を出せるように滑りました。
一番滑ってるフィーリングが良かった1本でした。

4.不整地大回り(得点80)
不整地大回りの斜面設定としては、かなり易しいコートになりました。
ただ、突っ込むと危ない匂いがプンプンしてたので、
丁寧にスピードコントロールするように滑りました。
フィーリングは、1本目の整地大回りと大差なかったのですが、
ターン弧の見え方が影響したのでしょうね。
コート中盤から終盤に掛けてでスピードが出て、
上部のターン弧より下部のターン弧が大きくなっている人には点数が厳しかったようです。

5.不整地小回り(得点79)
上から見て左側に2つラインを掘っての実施になりました。
下地が固かったので、あまり掘れないコンディション。
秀斗さんと師匠の掘ったラインとどっちを滑るか、かなり迷いましたが
秀斗さんラインを選択。
掘れていないので、タイミングを取りづらかったのと、
2段コブになっていた箇所を、その手前でターンしてしまって、
次のターンでバランスを崩すミス!
ラップの受験生は82を叩いていましたが、
どんな斜面設定でも、「やっぱ上手いな〜」と思われるような
運動が出せないとダメなんですねー。


講評
整地種目・・・回転中のスキーに重さが加わって、「スキーが動く=前に推進していく」ことを得られる状態での回転を意識してほしい。
        重心移動を意識するあまりに、スキーの「軽さ」が目立ってしまった。スキーに重さが乗った状態で、スキーの連続回転を見せて欲しい。
不整地種目・・・大回り:スタートとゴールの位置を考えて、スピードを優先するのではなく、きちんと「ターン弧」「スピードコントロール」をして、
              回転弧の構成の取り方を考えて欲しい。全体的にはこのポイントを捉えていた受験生が多かった。
          小回り:固いバーン、掘れない、コブの起伏が出来きっていない中で、コブをきっかけにした重心移動がしにくかった印象。
               切り替えからコブの頂点でスキーが先に行くのではなく、重心が落ちていくところを出して回転をして欲しかった。
全体感・・・バーン設定は簡単だったので、全体的にもっと積極的な滑りをして欲しかった。スタートとゴールの位置、コートの幅を考えて、
       見栄えのする構成、回転弧を客観的にビデオを見るなどして、練習して欲しい。

講評その2
閉会式終了後、秀斗さん、師匠にコメントを頂きました。
秀斗さんからは、石打メンバーはみんな大人しい滑りだった。コートも簡単なんだからもっと迫ってくるような滑りをして欲しい。
あと、みんなポジションが後ろだった。「重心が後ろだとスキーが軽く見える」から、根本的なところから練習が必要。
低速の練習も大事だけど、低速の練習をしたら、スピードを上げて練習をする、その繰り返しの中で課題を見つけて練習することが必要。
石打にはいろんな斜面があるんだから、って話を頂きました。
確かに、そうですね(笑)。
師匠からは、「軸がずれている」とのコメント。
「傾きを作って前回の苗場で失敗したので、今回は外足を踏める位置を作るようにしたんだけど」との僕の発言に
「傾きは作ってもいい。でも腰が乗っていっていない。だから軸がずれている。『踏む』ことと『乗る』ことは違う。
もっと腰の位置を前に出していきながら、外足の軸にしっかり腰を乗せていきながらターンをしていけるようにしないと。
あと、僕の場合は、左右差が出ていたので、この滑りだと評価はしにくいとのコメントでした。

今回は、滑り手の意識を2009シーズン頃に遡って、
「低い姿勢の意識」「外足も曲げて使う=踏める」「足首の緊張感」を考えて滑りましたが、
結果的には苗場の結果よりも良いものとなりました。
「スキーに対しての運動の仕方」を、もっと実践的な滑りの中で練習していく必要性を感じましたね。
前回の苗場は、閉塞感の中で終了しましたが、
少しは前向きな気持ちになって終わることができました(笑)。

どちらにしても、クラはまだ遠い存在のようです。



受験レポ(2012/4/1・新潟県連・苗場)


3/31の事前講習
荒れた条件でした

4/1の検定当日は
予報に反して晴れ!

整地大回りとフリー
ゴールエリアより

不整地小回りは
昨年と同じ斜面で

スタートエリアから
今回も緊張した!

スタート目前!
緊張しちゃうな〜

不整地大回りの
ゴールエリア

整地小回りの
コート上部より

毎年この風景を
見てますね・・・

整地小回りは
意外に難しかった

受験者数:62名
合格者数:4名
事前講習は、50数名でしたかね?

斜面:大回り整地、フリーは第3ゲレンデのセパレートコート。
    不整地小回りは、昨年同様男子リーゼン下部の「第4新ゲレンデ」、
    不整地大回りは、男子リーゼン下部、
    整地小回りは、「第4新ゲレンデ」の向かって右側の斜面でした。    

雪質:ザラメのパックの上に新雪
    検定前日夜に降雪があり、ザラメが固まった上に新雪が乗り、
    4月とは思えないコンディションでした。
ローテーション:12人で実施。
    今回も前日の講習受験者は、事前にランダムでビブNo.が
    決められていましたね。。
あすなろ会:今年も受付で入会することが可能になってました。
    当日入会は¥5,000でした。そっちのほうがお得?

タイムスケジュール:
31日8:00〜9:30、4号館フロント正面にて受験受付開始
   9:50〜ゲレンデ側の5号館前で開会式
   10:00〜12:00、13:30〜15:30まで講習
   15:40で終了証配布
3日8:30〜9:15、4号館フロント正面で受付開始
  9:15〜ゲレンデ側の5号館前で開会式
  10:00〜13:00検定
  14:30〜5号館前で閉会式

0.事前講習
午前は整地大回り3本+不整地大回り2本。
特に不整地はモコモコの重い雪が30cmくらい乗っていて
めちゃめちゃ滑りづらかったです。
午後は整地小回り2本と、コブ2本滑りましたが、
計9本のコメントは、全て×!
いつも庶務担当のS講師でしたが、外足を伸ばして軸を使ってくる滑りでは、
板の推進力を得られないので、もっと外足に圧を掛けて!といったコメントを
毎回言われてました。
他には、内足をもっと曲げる、外足の足首に緊張感を出す等・・・
外足の前圧を強くするように言われるので、もう、頭の中には「???」。
整地大回りのターン後半に外側の骨盤を前に出していく滑りをやっても、
「板を送り出している」のがダメというコメント。
正直、混乱しましたね。

1.大回り・整地(得点79)
セパレートコートの中のコンディションは、程よく締まってて良好。
少し両脇に雪が溜まっていて足を取られそうな雰囲気だったのと、
細かい穴みたいな起伏があったものの、さほど気にする程でも無い。
ただ、第3ゲレンデは、突っ込むと暴走します。
この日は、とにかく「今季やってきた練習で、どれだけ点数が出るのか」を図る為に、
敢えて事前講習のコメントは気にせず、いつも通りの滑りを貫きました。
自分としては、いつも通りのターン弧で、
外足の捻り動作からエッジングをしっかり出せるようにして、ターン後半の外足に向かう重心移動も
ある程度は出せたかな〜、って思ってましたが、基準点は出ず。。。

2.フリー滑降(得点79)
同じく第3ゲレンデです。
少し斜面は荒れ始めてましたが、それでも良いコンディションは変わらず。
これもさほど悪くないイメージで滑りましたが、
検定サポートの方によると、リズム変化を入れる箇所が遅過ぎたみたい。
確かに、ゴールエリアを切る前に、次のスタート出してたし、
大回り3ターンですぐにリズム変化を入れるべきでしたね。
5ターン目で入れちゃいました。

3.不整地小回り(得点79)
ラインは3つ。
下から見て右側は、僕の滑走順の時点では、かなり彫れちゃって落差も大きそうな感じ。
左側は入りもそれほどでもなく、滑りやすそうに見える。
真ん中は、発射台が多数あり、どう見ても滑りづらそう。
ということで左側を選択。
思ったよりも落差があって、板がバラけちゃうターンが出てしまいましたね。
後でビデオで見ても、スピード感はほとんど感じられず、ちょっとイケてなかったですね。

4.不整地大回り(得点79)
モコモコだった前日に比べれば、かなり締ったな〜という見た目の斜面。
でも、滑っていく受験生を見ると、かなり荒れているようで、叩かれて暴走しているようだったので、
クローズスタンスで、できるだけ深く回れるように、上体も板の進行方向を見ていくように滑ってみました。
重心移動も、さほど悪くないし、ズレも極端な圧をかけたわけではないので、スムーズに出来たと思ってましたが、
これも点は伸びず・・・

4.整地小回り(得点78)
スタート位置から見ると、思ったよりも滑りやすそう。
この斜面も、前日は雪が溜まってて、極めて滑りにくそうな斜面でした。
なので、少し攻めを見せたいなと思って、出来るだけ谷足への重心の落下を意識しましたが、
反動の処理に失敗し、左外足が浮くミス!
その後体勢を立て直したのですが、斜面に叩かれてゴール。
この種目だけは、「完全に失敗した!」とゴール直後に思いましたね。

講評
録音し忘れてしまったので、細かく書けませんが、
フリー、大回りではスピードに乗って、いい点数を出した人が多かったが、
不整地大回りでは、しっかりと板に圧を加えて深回りで滑っている人とそうでない人との差が明確に出た。
もっと雪面とコンタクトをしながら滑って欲しい。

今回で受験5回目になりましたが、
「1歩進んで4歩下がる」結果になりましたね。
1シーズンに数回クラを受ける方でも「−1」の時もあれば「−6」の時もあるようですが、
そうとは言え、やはり昨年と同じジャッジが2名いる検定会ですからね、
評価の低い滑りになってしまったということでしょう。

クラウンを取ることは、目的ではなくて結果として取得できればいいと思っていますが、
ジャッジが言っていた、
「今の技術を使って滑るだけで、推進力の無い滑りは評価が出ない」というコメントが気になります。
果たして、どう練習していけば、迂回せずに真っ直ぐ上達の道を進めるのか・・・
謎は深まるばかりです(笑)。

受験レポ(2011/4/3・新潟県連・苗場)


4号館フロント前
事前の受付開始

掲示されてた
日程表です

事前講習10:30
ガスで見えにくく

事前のコメントも
参考になりますね

怪我人が発生
とても残念です

コブを掘って
不整地講習です

検定日10:17
インスペ中です

思い思いの
インスペクション

フリーの競技中
ゴールエリアから

フリーの終盤の組
スタート待ち中

整地大回りの
スタート位置から

同じくゴールエリア
この時点で12:10

整地小回りの
スタート位置から

思った以上に
難しい斜面でした

不整地小回り
攻めにくい条件

受験者数:68名
合格者数:7名
事前講習は、64名くらいいたかな?

斜面:男子リーゼン下部の「第4新ゲレンデ」と言われる斜面で
    全種目を行いました。

雪質:ザラメ
    検定当日は、滑走順番が後ろの人ほど雪が融け、
    荒れた斜面状況になりましたね。
ローテーション:14人で実施。
    前日の講習受験者は、事前にランダムでビブNo.が
    決められていましたね。
    石打の仲間で一緒に受付したのですが、意味ありませんでした(笑)。
あすなろ会:今年も受付で入会することが可能になってました。
    当日でもSAJ資格を得られるということです。

タイムスケジュール:
2日8:30〜9:30、4号館フロント正面にて受験受付開始
   9:50〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
   10:00〜12:10、13:30〜15:30過ぎまで講習
   15:40で終了証配布
3日8:30〜9:30、4号館フロント正面で受付開始
  9:50〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
  10:20〜14:05検定
  15:00〜4号館前で閉会式

0.事前講習
一度全員でデラを掛けてから講習開始。
午前は大回り4本+フリー1本予定でしたが、
3本滑り終わった時点で、斜面はデコボコだらけで、何名もの受講生が転倒してました。
クラ受験であんなにたくさんの人が転倒していたのは、初めてかも。。。
しかも2名は負傷してしまい、ちょっとビビりました。
午後は整地小回り2本と、コブを掘って2本滑りました。

事前講習時のコメントは、
1.大回りでの足首の前傾を意識
2.小回りでは、少し遅れる場面があり、スネと骨盤の前傾も意識
3.コブでは、膝頭をほんのちょっと今よりも次のターンに入れるといい。
という点で、概ねコメント自体はそんなに悪くなかったです。

1.フリー滑降(得点79)
スタート位置を、前日の事前講習よりもかなり下に下げて
「L」字型のコース設定になりました。
ジャッジがLの字の角にいるので、斜面前半でリズム変化をする必要があり
また、ジャッジの横を通過する時に良いポジションで滑っていることを
アピールする必要がありました。
僕の場合、大回りは普段通りの動きが出来ましたが
リズム変化で、右外足が浮いてしまう痛恨のミス!
その後の大回りは体勢を立て直せましたが、
「やっちまった〜」な一本でしたね。
この得点にも納得ですよ、はい。

2.大回り・整地(得点80)
今度は前日のスタート位置辺りまでスタート位置を上げて
デラを掛けてからスタートです。
ゴールラインも上げられたので、L字ではなく、直線のコート。
ローテーションにより、滑走順番が最後から2番目で、
コートはかなり荒れてましたね。
なので、あまり急激な動きをしないようにして
じっくり谷足に重みを乗せながら谷回りの運動を見せるような意識で滑りました。
ミスが無かったので、まあまあだったと思います。

3.大回り・不整地(得点79)
大回り整地の後で、斜面はかなり荒れてました。
いよいよ無理な動きはできないので、スキーの真上(体軸)から重心をずらさないように、
板の真上から圧を掛けて滑ることを意識してスタート。
ちょっとターン弧を横に引っ張り過ぎましたね。
これは後で見たビデオを見ても、一目瞭然でした。
もう少し構成をよく考えるべきだったと思います。

4.小回り・整地(得点79)
また20名程でデラを掛けて滑走開始。
雪がかなり溜まってたので、デラは斜面の半分(斜面下から見て左半分)だけ実施。
「やっぱデラ掛けた部分でしょー」って迷わずこの部分を選択してスタートしました。
スタート前に狙ってた滑りは、
低い姿勢から谷回りで内足小指を使って重心を落下させていく滑り。
でも滑り始めたら、ザラメの下地が出てて、この部分が固くなってました。
これで最初の数ターンが大きくズレてしまい、
その後少し雪が溜まっている箇所に入りましたが、全然リズムを掴めず
思っていた滑りを全くすることが出来ずにゴール。
「78か、ひどいと77か」って思ってましたが、1点マイナスで済みました。
下から見て左側のザクレた斜面を滑るべきだったなーと後悔。
残念な1本でしたが、マイナス点が少なかったのは、不幸中の幸いですね。


5.小回り・不整地(得点80)
同じコートに3つのラインを全員で掘って不整地の斜面を作りました。
下地が固かったので、そんなに掘れることが無くて、浅いコブでの不整地種目になりました。
僕は秀斗さんが作った真ん中のラインを選択。
下から見て左側のラインは柏木ナショデモが掘ったラインで、僕もここを作る作業をしましたが
落差が大きい箇所があって、パス。
右側のラインは後半に横に伸びる箇所があったので見送り。
んで、いざ滑ってみると、かなりカリカリ!
とにかくコントロール可能なスピードの維持と、
山回り〜切り替えで板のトップを落下方向に向けることと、
膝頭の向きを変えていくことだけを意識して滑りました。
後でビデオを見たら、何とまぁ〜スピード感の無い滑り(笑)。
でも結果としてこれで良かったんですね。
「余裕のある滑り」にはなっていたと思いますが。。。

講評
フリー:朝イチで非常に条件が良かった。全体として積極性に欠けていた印象を持った。
     フリーはリズム変化を入れながら、状況を掌握して、構成を考えて滑る必要があるが、
     ジャッジから見えるフォールラインの位置で運動を見せて欲しい。
     ジャッジの横を通る時のポジションが後ろなのか前なのか、スキーにちゃんと乗れているかも見た。
整地大回り:比較的スピードにのって滑ってきた人が多かったが、切り替えのタイミングが遅くなってしまって、
     ターン後半を「し」の字に仕上げてしまっている人が多かった。
     斜行するようにして、その中でゆっくり切り替え、重心移動があると流れが出て動きがよくなる。
不整地大回り:スタート位置を10m下に下げた。スピードに任せたターンがやりにくいようにした。
     ターンの前半から働きかける、ターン中盤から後半もスキーとの力のやり取りもしっかりとコントロールして行っていく必要がある。
     前の種目の整地大回りと同じ運動で来た人が多かった。
整地小回り:比較的円いターン弧でコントロールして降りてきていたが、
     軟らかい雪質で思ったよりもスキーのトップが内側に早く入ってしまい、
     ターンが早く仕上がってしまう人が多かった。もっと落差を取ったほうがよかった。
     もう少しスキーが下に落ちてくる中で、ターン後半は重心の位置は山側に来るが、
     フォールラインのところまではスキーと一緒に落下していくというところを演技できた人には高得点が出ている。
不整地小回り:下地の固いバーンとの力のやり取りを無理にやろうとして、横滑りの時間を長く取った人が多かった。
     横ズレの動作は、スピードを押さえ「ブレーキ要素」を出しているという評価になる。
     次のコブまでに落差があって、スピードを出したくない時には
     コブの溝の外側にスキーを早めに出してスキーの面を使ってスピードを押さえたり
     縦に滑る人は、早めに切り返しながらトップを早く下に向けていくほうがよかった。

今年も恒例のイベントが終了しました。
もうちょっといい調整をして臨めればよかったなぁ〜と後悔しますが
やはり「どんな斜面の条件状況でも的確な滑りができるのがクラウン」ですから
条件が揃わないといい滑りができないのでは、まだその域に達していない証拠です。
まだまだ精進が必要ですね。

受験レポ(2010/4/4・新潟県連・苗場)


昨年同様、受付は
4号館で行います

事前講習が
開始されました

講習時の雪面状況は
こんな感じ

セパレートコートは
良かったですね

不整地小回りの
スタート位置から

4日の開会式
天気は良好

不整地小回りの開始
位置は少し下げられ

右端のラインが使えず
残念でした

ジャッジには
新潟県連の重鎮!

整地小回りの
スタート位置から

この時の雪質は
滑りやすかった

その斜面を
ゴール位置から

最終種目終了〜
疲れました

受験者数:74名(テクは別に71名)
合格者数:7名
事前講習は、多分63名くらい?
テクも同時開催してましたが、こちらは40名くらい?
クラが不整地をやってる時に整地をやってましたね。

斜面:不整地小回りは、男子リーゼン下部の斜めの斜面
    不整地大回りは、その隣の斜めの非圧雪斜面
    整地小回りは、第3ゲレンデ上部のセパレートコート内
    整地大回り・フリーは、第3ゲレンデ下部のセパレートコート内で
    大回りはスタートを下げてました。

雪質:ザラメ
    整地小回り終了後にコートにデラ掛け、硫安を2袋入れていました。
    これが僕にはマイナスに作用しました。

ローテーション:15人で実施。

あすなろ会:昨年までの一時会員の代わりの暫定対応として
       ¥5,000で受験資格を得られました。
       「スキー にいがた」も付いてきました。

タイムスケジュール:
3日8:30〜9:30、4号館フロント横にて受験受付開始
   9:50〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
   10:00〜12:10、13:30〜15:30過ぎまで講習
   15:40で終了証配布
4日8:30〜4号館フロント横で受付開始
  9:50〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
  10:10頃〜13:30検定
  15:00〜4号館前で閉会式

0.事前講習
昨年とはコートが異なりましたね。
午前はセパレートコート内で整地大回りと小回り。
4本中3本はOKが出たので、そこそこ自信になりました。
午後は男子リーゼン下部の斜めの斜面を使って、不整地小回りと不整地大回り。
4本滑りましたが、辛うじてOKが1本のみ。
不整地大回りはボコボコになってて、かなり怖さを感じました。
講習後、H石さんの講習を受け、ようやくずらして滑る方法を体得しました。


1.小回り・不整地(得点78)
朝一番の種目がコブの小回りでした。
斜面下から見て一番左に、適度に落差があってちょうどいいリズムのラインがあり、
「ここを滑ろう!」と決めていましたが、
スタート&ゴール位置がこのライン外に設置され(涙)、
やや横に回すラインを選択しました。
失敗を恐れてしまって、後でビデオを見たらズレズレの滑りでしたね。
まぁ、仕方ない得点です。

2.大回り・不整地(得点78)
前日の事前講習では、ボコボコになってて、
かなり足元を取られていましたが、この日は直射も当たり
雪面は緩んできている中での種目になりました。
その意味では、少し滑りやすくなったハズですが、
やはり恐怖心が出て、雪面の条件状況にあった滑りには
ならなかったですね〜。
でも79かなと思ってたんですが。

3.小回り・整地(得点79)
コートは第3ゲレンデのセパレートコート。
しかもかなり短い!
僕の場合、12ターンでゴールしましたが
その程度の長さでした。
雪面コンタクトも、ターン弧も悪くないかなーと思ってましたが
ちょっとまったり滑りすぎましたか?

4.フリー滑降(得点79)
デラ&硫安を施した後に、スタート位置を上部に取り
長めのコートで演技開始。
やっぱり「勢い」を求めたい種目。
ガッツリ漕いでクローチングでスタートしたら、
思った以上に固い斜面で、ちょっとエッジングが甘くなっちゃったかな?
やっぱり固い斜面は、どうにも苦手。。。

5.大回り・整地(得点79)
最終種目、これもスピードを求めなきゃってことで、
頑張ってみましたが・・・
やっぱり雪面と自分の滑りが合ってなかったのかなー。

講評
小回り:春特有の雪の中、不整地ではラインのどこを滑っても、その滑りに対する評価をしたので、
     コブがないところだからといって極端にマイナスではない。
     雪面コンタクトを取った後に、反動を上に逃がしてスキーをすぐ振ってしまう=落下を止める滑りには低い評価をした。
     板にプレッシャーを掛けながら、重心の移動と共に板の方向が変わって、切り替えではスムーズに重心が落下していく、
     こういった連続運動をしていた滑りには高い評価を出した。
大回り:ただ板のラディウスを使ってターン弧を描いている滑りではクラウンの水準には届かず。
     自分が作った、斜面に適応した内径角に対してどれだけ板にプレッシャーを掛け、板と雪面の間にターンに必要な抵抗を作っていけるか
     その雪面とのやり取りが、(体の)上のフォームとなって出てくる。そのバランスが連続して行われる滑りには高い評価が出た。


ということで、散々な結果に終わりました。
荒れた急斜面での大回り、固い斜面でのエッジング。
課題がまたまた見えてきました。
今回はさすがにひどい点数で、「クラ」の水準は想定以上に遠のいたなーという
印象でしたね。
来季の受験は、ちょっと考えようかな・・・。

あと、メンタルトレーニングもしなきゃ、ですね。
事前講習から緊張しすぎですよ、自分(汗)。
やっぱり、「自分の滑りには十分に自信がある!」と思えるようになるくらい技術を上げて
検定に臨まないとダメですね〜。

受験レポ(2009/4/12・新潟県連・苗場)


4号館入口の掲示
いよいよです

苗技選と同じ場所で
受付してましたね

事前講習の開会式
ちっちゃいビブ

少ない雪の中
講習開始です!

検定バーンは
滑りやすかった!

事前講習もけっこう
ためになりました

不整地にしては
設定が楽でした

検定当日の整地
小回りのスタート

ゴールラインから
やや荒れてました

不整地小回りの
スタート位置

そのゴールライン
ライン取りが重要

不整地大回りは
整地のようでした

整地種目はデラ
掛けてから開始

思いの外難しい
斜面でしたね

成績表の貼り出し
次回へのスタートです

受験者数:54名
合格者数:8名
事前講習は、多分57名・・・?

斜面:整地小回りは、大斜面上部で下から見て右側。
    不整地小回りは、男子リーゼン中腹
    不整地大回りは、第3ゲレンデ下部
    整地大回り・中回り・フリーは検定バーンを使用

雪質:ザラメ
    整地小回りは、10人くらいで軽くデラ掛けて実施。
    他の整地種目は30人くらいでデラ掛けて、硫安4袋入れて、
    もう一回デラ掛けてから開始。

ローテーション:9人で実施。

タイムスケジュール:
11日8:30〜9:30、4号館フロント横にて受験受付開始
   10:00〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
   10:15〜12:10、13:30〜15:30過ぎまで講習
   15:40で終了証配布
12日8:30〜4号館フロント横で受付開始
  9:50〜ゲレンデ側の4号館前で開会式
  10:20頃〜14:00検定
  15:00〜4号館前で閉会式

0.事前講習
第5高速を降りて、下から見て左側の「検定バーン」と呼ばれる斜面で
整地大回り3本、中回り1本、フリー1本を見てもらいました。
滑る種目は、受験生の好きにしていいとのこと。
自信の無かった大回りを中心に見てもらいました。
ちょうど順番が豊野さんに毎回当たり、さっきよりどの点で良くなったかを教えてもらえて
3本目でOKが出たのは良かったです。
中回りは、もう少し上体の前傾角があると良いとのこと。

整地小回りは、大斜面の下から見て右側上部、上から見て道路のカーブの1つ目のところが
スタート位置になりました。
けっこう荒れてて、均一なターン弧を描くのが難しかったですね。
3本見てもらって、指摘ポイントは「もっと短いエッジングで、ターン弧も小さく」

不整地小回りは、男子リーゼン中盤の深く掘れたライン。
2本見てもらって、思った以上にコメントは悪くなかったですが、
とにかく深くて怖い!

不整地大回りは、雪不足でクローズしていた第3ゲレンデの下部を使用。
コメントは、OKでした。


1.小回り・整地(得点79)
一番不安を抱えていた種目の滑走。
前日にリズムが大きいと言う指摘を受けていたので、とにかく丁寧にエッジングするように滑りました。
ビデオを見ると、可も無く不可も無くって感じでしたね。
もっと板のたわみを強く出して、その反発をうまく使えるターンがしたいところでした。
ザクザクで、一定の弧を描くのがかなり難しい斜面設定でした。

2.小回り・不整地(得点79)

男子リーゼンのコブは、ラインによってかなり様相が異なりました。
僕は、下から見て一番右のラインを取ったのですが、
途中でラインが無くなってしまい、ライン選択で失敗しましたね。
ラインが無くなったところで、隣のラインに移って、
その後の滑りはそんなに悪くなかったと思いますが。。。
まだまだ滑走量が足りない証拠ですね。

さすがクラウン検定ともなると、あの男リーのコブでも、
転倒者は1名に留まりました。

3.大回り・不整地(得点80)
この種目は、とにかく気合を入れていきました。
斜面は、クローズした第3ゲレンデ下部を使用。
ややボコボコしてましたが、「不整地」と言うにはかなり甘い斜面設定でした。
「下に落ちていく」雰囲気をジャッジにアピールできるように
切り替えでは力を抜かないようにして、
かなり気合を入れて滑りました。
加点が欲しかった種目でしたね。

4.大回り・整地(得点79)
デラを掛けてから硫安を撒いた斜面設定でしたが
結果としてそれが自分の滑りにはマイナスになっちゃいましたねー。
クローチングを組んでスタートしましたが、
思った以上にスピードが出て、狙っていたよりもエッジングが控えめに、且つ
ターン弧が縦長になっちゃった印象でした。
外足がかなり叩かれた、っていうのも自分自身の運動やその方向に
問題がある証拠ですね。
僕が苦手としている固めの斜面でも、
もっと外足のエッジングをうまく使ってスピードコントロールができることが
今後の課題ですね。

5.中回り・整地(得点79)
整地大回りに続き、雪質に自分の滑りを合わせられなかったと思います。
それなりに締りのある斜面で、クニック&片斜面という設定でしたが
外足が浮く場面があり、雪面コンタクトが弱い滑りになっちゃいました。
合格点を狙っていた種目でしたが、滑り手の感覚としても手応えが無かったので
悔やまれる1本でしたね。

6.フリー滑降(得点80)
この種目は、とにかく「元気のよさ」を出していこう思い、
クローチングを少しだけ長めに取ってスタート。
リズム変化は、クニックを過ぎたところでショートを1ターン入れただけで
リズム変化に対しては「入れよう!」という意識はほとんど持つことなく
大回りの質を良くするように意識して滑りました。
ビデオを見たら、ターン構成が上手くいっていたかな〜という印象で
滑り自体はそれほどでもなかったのですが、コートの使い方を評価してもらったのかな
と思いました。


講評
整地小回り:斜度のある斜面設定でしたが、平らな斜面を滑るようにエッジングが軽く、スピードを求め過ぎていた方が多かった。
        合格者は一つ一つのターンをしっかり圧をかけて板をたわませて、エッジングでスピードコントロールしていた。
不整地小回り:比較的難度の高い斜面だったが、斜面に張り付いていい動きをしていた。
不整地大回り:ただ傾いて角を立てるだけではなく、しっかり圧を加えてスキーをたわませて滑れた人が多かった。
整地大回り:板がばたついた方もいたが、概ね自分の思っていた運動が表現出来たのでは。
整地中回り:切り返しの運動のパターンが大回りと全く同じと言う方が多く、切り替えで頭の位置・重心の位置が上に上がっていた。
        重心の浮き沈みを少なくしながら、雪面コンタクトを大事にしながら、重心を下に下に向けていた人には得点が出た。
フリー:スピードに乗って、流れのある動きが出ていた。
     リズム変化は的確に入れてきたほうが評価は高いのだが、リズム変化だけに気を取られて、
     重みをかけてスキーを滑らせてくる、運動がある滑りが出来なかった方もいた。

そんな訳で、2年振りの検定受験が終了しました。
前回の9点マイナスから、今回は4点マイナスまで減点を少なく出来たのは
一つの収穫として考えています。
合格した方の滑りには、板の走りや躍動感に相当次元が違うものを感じ、
「僕にはまだあの滑りの質は備わっていない」と思いましたね。
またマイナス点の幅を確認して、まだまだ練習しなければならないことがたくさんあるんだな、と強く感じました。
収穫のあった検定だと思っています。

受験レポ(2007/4/8・新潟県連・かぐら)


みつまた駐車場脇で
受験の受付です

10:30に事前講習
開始です!

フリーの講習
検定と同じ斜面です

小回りの講習
グサ雪に悩みました

ここから検定当日
フリーのスタートから

予想以上に荒れてて
かなり焦りました

検定員の採点風景
知っている方も・・・

整地大回りの
スタート位置です

種目交代で板を
換える受験生達

不整地大回りは
凄まじく恐ろしかった

受験生の滑り
怪我した方も・・・

中回りのスタート
位置を決めてます

小回りの検定バーン
斜面は易しかった

不整地小回りの
スタート位置から

真ん中のラインが
滑り易かったです

みつまたに下りて
合格発表です

成績表に見入る方々
よくある光景ですね

受験者数:45名
合格者数:6名

斜面:ジャイアントコース(整地種目、不整地大回り)
    テクニカルコース(中盤〜下部で不整地小回り)
    全てセパレートコートで実施。
    前日夕方にピステン掛かってましたが、検定開始時には荒れてましたね。
雪質:ザラメ
    いつ足を取られるのかが怖くなってしまうくらいのザラメでした。
タイムスケジュール:
7日8:30〜みつまた駐車場脇の特設テントで受験受付開始
   9:30〜みつまたで開会式
   10:30〜12:30、13:45〜15:45講習
   16:00和田小屋前でゼッケン回収と終了証配布
8日8:30〜同じ場所で受付開始
  10:00〜和田小屋前で開会式
  10:30頃〜13:37検定
  16:00みつまたで閉会式

0.事前講習
検定前日に行われた事前講習。
みつまたのチケット売り場とロープウェー乗り場の間に特設テントを立てて
ここで8:30〜9:30まで受付をしていました。
なぜか、舞子のゼッケンを使用。
講習は10:30から開始されました。
受講者は40名。これが多いのか、少ないのか?
県連より講師3名が来て、午前は不整地大回り、フリー、整地大回りを
ジャイアントコースの上部、中腹、下部に分けて、それぞれ検定員1名が付き、
コメントをしていましたね。
午後は、整地中回り、整地小回りをジャイアント中腹、下部で実施、
テクニカルで不整地小回りでした。
講習4単位(=4時間)中に、大回り3本、フリー2本、不整地大回り3本、中回り2本、小回り1本、不整地小回り2本の
計13本を滑りました。
特に不整地大回りの斜面設定が難度高し!
横幅が狭いし、荒れまくってるし・・・。

指摘されたポイントは、
1.大回りでもストックを突く(特に苦手な左手)
2.上体を被せ過ぎない(低い姿勢の練習をしたら、そう指摘された・・・)
3.動く!(この一言に尽きますね・・・)
4.お尻を落とさない


1.フリー滑降(得点78)
ジャイアント中腹の木が2本立っている位置からスタート。
ゼッケンNo.がなんと1番の僕。
深呼吸をしてスタートしましたが、ターンの捉えが甘く(=エッジングも甘く)、
アピールの少ない滑りになってしまいましたね。
雪が相当にザクザクだった為、足場に極度の不安を感じ、
敢えてクローチングもせず、漕がず、ちょっと直滑降でスピードを出してからターンを始動。
「攻めてない」滑りは、後でビデオで見てみたら
一目瞭然でしたね。
リズム変化もイマイチで悔やまれる一本です。

2.大回り・整地(得点79)

斜面設定は、ジャイアントの下部の斜度変化がスタート位置。
漕がなくても3〜4ターンでゴールしてしまう程、短い斜面でした。
そこそこ斜度はあるので、丁寧なターン運動を心掛けましたが・・・。
3ターン目で後ろになっちゃったかな〜。
気がつけば、前日の講習で指摘されたポイントが克服できないままにゴールしてしまってましたね。
合格点が獲りたかった種目です。

3.大回り・不整地(得点78)
これはこの採点でも仕方ないかな。
ジャイアント上部の、真ん中にラインコブがあるのですが、
下から見て右側が非圧雪の斜面になっていました。
右には谷があり、左には深いコブのラインがあり、大変狭いコートでした。
事前講習で、整地のつもりで入ってみたら、最初の2ターンは調子よくって
先生にも良かったと言われましたが、3ターン目に見事に大転倒!
あれでちょっと怖くなっちゃいましたね〜。
ということで、この日もその怖さがなくなることはなく。
ずれずれ、遅れまくりのターン。
来季にしっかり練習します、悪雪の大回りを。
ちなみにこの種目、停止位置で停止できずに木に激突された受験生がいました。
停止エリアに余裕をもてる斜面設定がいいかもしれませんね。

4.中回り・整地(得点79)
これは最も悔やまれる滑り。
得意種目だし前日の先生のコメントも良く、確実に取れる種目だと思っていたのですが・・・。
特に漕ぐことも無くスタートしてみたら、思いのほか荒れてまして、
ちょっとリズム取りを間違えちゃいましたね。
一定のターン弧を描けなかったような滑走フィーリングでした。

5.小回り・整地(得点78)
滑り出して2ターンするまでに、「失敗した!」と感じた滑りでした。
もっとザクザクの雪だろうと予想していたら、
固い雪の箇所があって、そこで板を大きく横に振っちゃいました。
後半は何とかリズムを戻したつもりでいたんですが・・・。

6.小回り・不整地(得点79)
無難な滑りをしました、ってところでしょうか。
スタート位置は、「かぐらコブ選手権」の時と一緒で、テクニカルコースの下部の斜度変化より少し上の位置。
ラインは3つ。下から見て一番右は落差が大きく、リズム取りが難しいライン。
真ん中は、規則的でライン取りがつかみやすそうなライン。
一番左は、不規則且つ途中でラインが消えちゃうライン。
文句無しに真ん中のラインを滑りました。
斜度変化までは、「どうせ見えないだろ〜」とタカをくくってズレズレで入り
斜度変化に入ってから普段どおりのスピードにしようとしました。
丁寧に滑ろうとするあまり、ズレを多用してしまい、「回し込んでくる」板の使い方にならなかったですね。
練習で出来ても、検定のあの雰囲気の中で演技できなければ
何も言えないですよね・・・。

講評では、
軟雪のコンディションであったのに、エッジングを
1.決めすぎ
2.甘すぎ
な方が多く見られたとの話がありました。
まさに僕は2.でしたね。
あとは、もっと斜面に対する攻略の仕方を考えて欲しかった、
とも言ってましたね。
技術だけではなく、如何にして魅せるか、ということですね。

ということで、予想以上に悲惨な結果で幕を閉じました(笑)。
あと1〜2点で不合格なら、「惜しい!」と言えるところですが、
全くの練習不足でしたね〜。
また来年、受験しますよ!
それまで、しっかり練習あるのみです。

受験申し込みに当たって
1.SAJ非会員は、受験申込書と併せて一時会員申し込みをすることで受験が可能となります。
2.スキー保険の加入とその保険証書番号を求められることがあります。

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