カービングローラー

石打カービングローラーキャンプ(2008/8/30〜31)


チロリアの
ビンディング付きです

初日は路面が
濡れてました

石ドラにて昼食
¥750也

2月に運ばれたのは
ここでしたねー(笑)

夏の講習も
いいもんですねー

夏の定点撮影
と比較してみては

ダイナミックコースも
緑がいっぱいです

2日目は徐々に
乾いてきました

パイロン練習は
僕には難しかった・・・

また機会があれば
やりたいですね

天候 :曇(30日)
     晴(31日)
     30日は時々雨がパラつきましたが、屋外で講習できました。
     31日は、日が出るとかなりの暑さを感じましたね。
気温 :25℃(30日13:00)
     28℃(31日13:00)
     両日とも汗が吹き出ました。
レンタル:カービングローラー(以後「CR」)のレンタル代は、
      キャンプ代の\26,000に入ってますが
      2日で\5,000ですね。
アクセス:行きは7:30に前橋IC発で、石打8:25着。
      帰りは16:20石打発で練馬に18:45、自宅に19:40着でした。
      帰りは途中6kmの渋滞がありましたが、シーズン中に比べれば、
      大したことはないのでしょうね。
講習内容:今回は11名での開催でした。
      1.CRに慣れる
      多数の方が初めて履いた方なので、片足だけ履いて蹴り出しながら
      滑ってみたり、両足均等荷重(でも拇指球荷重ではない)で直滑降したり
      から始まりました。
      余談ですが、インラインと違ってCRは濡れた路面でも
      ウィールがスピンすることなく練習できますね。
      2.ターンをしてみる(前後差無し)
      雪上と同じような動きをCRでやってみます。
      「足裏をそらす」と言う運動をかなり大げさにやらないと
      なかなかRの狭いターンにはなりません。
      僕の場合もRの大きい「緩〜い」ターンにしかなりません。
      その上で、足裏にしっか荷重していくために、スネも押しつぶすような
      動きをすることで、結果的に大きな反動を得ることが出来、結果として
      推進力のあるターンに仕上がるというわけです。
      3.股関節をしっかり曲げる
      雪上でも何度も言われていることですが、おへそから曲げない。
      股関節からしっかり曲げていく中で、両足にしっかり圧を
      伝えないといけないということです。
      4.外向傾ターンで外足を動かす
      内足の股関節でバランスを取りながら
      外足の小指を押さえるようにして、ウィールが浮かないように
      荷重していきます。
      結果として、外足に推進力が出てきます。



      5.足裏を分けて考える
      足裏を荷重点で捉えると、普段は3点に捉えられるのですが
      ここでは、4つの面で捉えるような意識が近いようです。
      足を真ん中で縦に半分に区切り、更に前と後ろで分けて、
      4つの面として捉えます。
      外足小指に乗る感覚は、スキーの同じ向きへのターンでは
      基本的に得られないと思いますが
      切り替えの時にこの感覚があると、スムーズにいくようです。
      6.ブーツを脱いで「足をそらす」
      これが今回最も大きな発見があった部分。
      先生がブーツの中でやっている「足裏をそらす」を
      ブーツを脱いでやってもらったところ、足裏はほとんど
      接地していないんですね。90度にかなり近い角度で
      立てていました。滑りの時は、この状態で踏んでいるとのこと。
      僕が実際にブーツを脱いでやってみたら・・・あれ?
      全然足裏が立ちません(汗)。
      この差は歴然でした。
      7.パイロンを滑る
      路面を規制して、ターンをしていくのですが、
      この「足裏をそらす」が出来ていないと、全然パイロンを
      通過できるようなRの小さいターンができないんですね。
      自分に足りない動きを、今回も発見できたので
      これは収穫になりました。
      それと、膝のお皿を前に出していくように加圧することも
      重要になります。

感想:2年前にCRの講習会に参加しましたが
    いつもの先生に教われるというのがよかったですね。
    冬場の常連さんもいたし、
    いつも泊まる常宿の夏の風景も楽しめました。
    夜のバーベキューは飲み過ぎましたけど(汗)。
    次のオフトレは何をしようかなー?


カービングローラー講習会(2006/6/24)


さぁ、初マテリアルに
試乗です!

板の長さは99cm
R15の設計です

ローラーはスケボーに
似ていますね

荷重によって車軸が
傾きます

これはニュートラルの
荷重の状態・・・

右ターンの荷重
車輪が傾いてますね

冷房が効いて
いい会場でした♪

後ろから
コーチしています

いいオフトレ
ツールですね!

以前より興味を持っていたCarving Roller
販売元が主催する初の都内講習会があると知り、
早速参加してきました。

講習は、午前・午後で計4時間、参加者は8〜9名でした。
感じたこと、講習内容をまとめてみます。

1.履き心地
長さが99cmあり、インラインと比べると前後のバランスが格段に良いですね。
カカトにしっかり乗っても、板が走って転倒!なんてことはありません。
スキー板の165cmを想定した設計になっているそうで、安定感があります。
アスファルトの上ならどこでも滑走可能ですが、ブレーキ機能が無い為、
斜面での練習よりもフラットな路面で低速トレーニングが最適のようです。
止まり方は、ストックに石突プロテクターを装着して、ストックで止まるようにします。
かなり滑り込んだ上級者は、ステップを踏みながら止まることもできます。

2.板の特性
土踏まず〜カカトの間あたりに荷重をすると、一番板がしなります。
フレックスは、SALOMONのDEMO−9よりもちょっと固いくらいの印象でした。
しかし、片足でスケーティングするとかなりのしなりが得られますね。
更にエッジ角をつけようとすると、前後の車軸がターンインサイド側ではブーツ寄りに傾き、
ラディウスが出来てきます。
Rは15くらいの設計ですが、踏み方次第で12くらいにもなるようです。

3.ポジション
これはスキーと全く同一です。
ビンディング次第なのでしょうが、前傾角が少ない印象があり、
参加者の方の多くが中間姿勢をしようとした時に、上体が起きる傾向にありました。
意識的に股関節を曲げ、上体の前傾を強めた方が良いようです。

4.まずは「直滑降」から
最初に真っ直ぐ滑ってみます。
何にも考えないで滑り始めると、両足が僅かに拇指球を押さえてラディウスが両足のインエッジに出来、
板同士がぶつかってしまいます。
足裏を縦に真ん中で区切ったラインあたりに乗る意識で、真っ直ぐ滑り始めます。

5.ターン始動
外足は拇指球〜親指に、内足は小指球〜小指に荷重点が集まり、
内足を少し前に出していくことで板に前後差が生まれてきます。
この時、当然ヒザも前後差が出来、それに合わせて骨盤も動いていきます。
胸も外側を向いてきます。つまり「外向傾」が出来るんですね。
「ナンバ走り」ですよ〜。
現在の基礎スキーにある「ターン前半に上体がターンインサイドに入って内向を作る」という動きをすると
外足が浮いてしまって、ターンにならないです。

6.ターン中盤〜終盤
板が曲がり始めると同時に板をしならせるため、荷重を加えていく必要があります。
お尻をターンインサイド(斜め後ろ)に落としていくような意識でカカトにしっかりと乗っていきます。
この時に、「ぐーーーっ」とカービングしてくるのが体感できます。
「カカトでキレ上がる」ような印象ですね。
そして次のターンに入るときには、おへそを谷側へ出していくように
お尻を上げていくんですね。
ここが「切り換え」になるんですが、
コブの滑りで切り替える時に出来る「逆ヒネリ」に近いシルエットになりますね。

7.メインは外足
上体をターンインサイドへひねって(壁や手すりを掴みながら)外足のカカトを踏み込むと、
板が前方へキレ上がるのが実感できます。
内足は、あくまでも添える程度の印象がいいようです。
外足主体の荷重ということになります。

8.落とし穴
「ヒザを入れてしまう」ことでもターンはできますが、圧がしっかり伝わらないんですね。
軸がずれてしまって、外足への圧が正しく加えられず
内足がキレ上がって外足がついていかない、という状況に何度かなってしまいました。
腰高のポジションをキープしながら足首の緊張感、骨盤を起こすということに気をつければ
圧はしっかりと伝わっていく。
これは、スキーと全く一緒ですね!

9.荷重は「面」より「複数の点」
スキーでは、面で滑るという印象を持つことができますが、
このツールの場合、キレるターンをするには
荷重のポイントを定めて、しっかり踏む必要があります。
何度が足裏がつりそうになりました(笑)。

10.オフトレには有効?
オフトレとしては、とてもスキーに近い滑走感覚を得られますので
最もオススメできるのではないでしょうか。
しかし雪上ではないので、スキーと全く同じとは言えません。
僕が特にいいなーと感じたのは、骨盤の動きや股関節の動かし方など
体のパーツを意識的に動かす練習にはもってこいだ!と感じたところですね。
それから、少しでもタイムを早く!の競技スキーをやられている方の方が
ズレの無いスキーを求めるから、このオフトレが向いているのでは・・・?

雪の無いオフシーズンに、少しでもスキーの感覚を得たい、
体を動かしたい!という時には、まさに最適です。
講習4時間と練習を40分やりましたが、相当な体力を使い、へとへとになりました。
ただ、一人で黙々トレーニングにこれをやると
ヘンな癖がついてしまいかねないので、コーチがつくか、複数人でやったほうが
いいのかな〜とも思いましたね。

また機会があれば、
講習会に参加してみたいです。


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