SAJスキーバッジテスト1級

みつまた1級検定受験レポ(2005/05/01)

石打丸山1級検定受験レポ(2005/03/13)

石打丸山1級検定受験レポ(2005/03/06)

石打丸山1級検定受験レポ(2005/02/27)

石打丸山1級検定受験レポ(2005/01/23)

検定Q&A


みつまた1級検定受験レポ(2005/05/01)


大回りのゴールライン


整地小回りの
ゴールライン

不整地小回りは
中央の旗の右がゴール

フリーの斜面は
ちょっと短かったな

ついつい魔が差して(笑)
受験したら受かっちゃいました・・・

受験者数:19名
合格者数:自分含めて5名

斜面:ジャイアント上部で大回り、中腹で中回り、下部で小回り
    かぐらメイン中央のコブで不整地小回り、下部でフリー滑降
雪質:ザラメ
    春雪ならではのポジション、運動が求められたように感じます。
    整地種目も、事実上不整地でやりましたね。
    この時期ですから、当然とも言えますが。

1.大回り・整地(得点71)
斜面は至るところに起伏があり、通常の整地を滑るような感覚だと
スキーが叩かれるのが必至のコンディション。
斜面は25〜26°くらいの傾斜で、あまり勢いをつけるとコントロールが難しくなるので
割とスローにスタートし、斜面の起伏を吸収しながら、
時にはコブでジャンプして切り替え、またコブの手前でターン始動して
吸収しながら円いターン弧を描くようにしました。
ヒザ下の柔らかい動きを出せたと思っています。

2.中回り・整地(得点71)
ここも暴走する受験生が多かった。
見た目には斜度もきつくなく、23〜25°くらいかと思うけど
斜面の右も左も荒れていて、ゴールエリア手前もボコボコしてました。
トップを意識するあまり、前のめりに転倒する方を多く見受けました。
ここでもスローにスタートし、
均一なターン弧を描くように注意しました。
2日前に受講したターンのイメージが、うまく出せたと思ってます。

3.小回り・整地(得点71)
設定斜面は、見事なコブ斜面。しかもそこそこ深い。
フォールラインを外してしまう受験生が多かったので、
とにかく真っ直ぐなフォールラインをキープして滑りました。
途中からコブがなくなり、「荒れ」の程度になったので
起伏を意識することなく、自分のターン弧を均一に描きました。
けっこう満足の一本です。


4.小回り・不整地(得点71)
かぐらメインはこの時期、滑走者が非常に多く荒れやすい。
クワッドリフトの支柱が2本連続して立っている位置の下部から
滑走開始。
コブの溝はやや掘れていたけど、
コブの間隔がやや広めだったので、滑りやすいコブだったと思います。
ここでは、丁寧に上下の吸収動作を行い、
円いターン弧が描けるように、コブの入りでトップからターン始動して、
テールでスキッドしながらスピードコントロールしつつ、ターンの仕上げで
テール寄りに荷重点を移して、トップに躍動感を持たせるようにしました。
スピードは決して速くなかったと思います。
逆に突っ込みすぎてコントロールを失った方も
多数散見されました。


5.フリー滑降(得点71)
かぐらメイン下部もボコボコ。
中盤までは26〜27°の斜面なのに、途中変化があって10°くらいの
超緩斜面でゴールに到達する斜面設定。
突っ込めば破綻は必至、かと言ってスキッドし過ぎれば
ゴールエリアの手前が超緩斜面なので、減速は必至。
ということで、中速で大回りを始動し、斜面が緩斜面に入る辺りで小回りを3ターン入れて
大回りでゴールエリアに入りました。
もう少し躍動感を出したかったのが、悔やまれるところ。
4種目目までは全て種目最高点で来ましたが、
ここではレース出身の方が72点を叩いていました。


そんな訳で、1級合格と相成りました。
やっぱり石打丸山の基準で合格点を取りたかったですが・・・

石打丸山1級検定受験レポ(2005/03/13)

「あーあーぁ〜」

受験者数:27名
合格者数:3名

斜面:ホピヒラー
雪質:圧雪
    土曜日までは、ザクザクの湿雪だったのに、    
    前日から当日朝まで降り積もった新雪により、コンディションはかなり良くなりました。
    昼以降、予想通りカッチカチに固くなったので、
    エッジが流れたりして、けっこう滑りにくい斜面になりました。(言い訳)

1.フリー滑降(得点70)
3回漕いでクローチングでスタート。
ガンガン飛ばして大回り3ターン、中回り4ターン、大回り2ターンで締め!
滑ってて足元の不安が無かったので、気持ち良かったです。
せっかく取れたフリーの基準点なのに・・・


2.大回り・整地(得点69)
大回りと中回りで、やっちまった!!
またも2月末の検定と同じミス。
ターン前半の円いターンが描けなかった。。
後で検定員のT先生に聞いたら、この2種目
思いっきりテールが外に流れていたんだそうな・・・。
あー、何の為に前日レールターンで練習したのやら。。。

3.中回り・整地(得点69)
ということで得意種目のハズなのに、
無様な得点に相成りました。。
トップ&テールをきれいに出したつもりでいたんだけど・・・

4.小回り・整地(得点70)
あんまり手応えは良くなかった。
K先生にご指摘頂いたストックワークに、特に気をつけてみたんだけど
滑り自体が良くなかったかも。


5.小回り・不整地(得点70)
基本的に、滑走イメージは整地小回りと同じ。
ねじれに左右されることなく、ゴールに到達できましたが、
「おっしゃ!!」と叫べるような滑りには、程遠い。。。


当初は大雪の天気予報でしたが、夕方まで晴れました!
コンディションは3月半ばとは思えないほど良かった。
それなのに、この結果ですから、
練習不足なんだなーと痛感しました。

石打丸山1級検定受験レポ(2005/03/06)


今日もホピヒラー、
のはずが・・・

途中で検定バーン
変更です

大丸山ゲレンデで
検定続行

不整地種目
・・・

個人成績表を戴いた時に思わず
「あ゙〜、あと1点かよーっ!!」
って悲痛な叫びをしてしまいました(笑)。

受験者数:18名
合格者数:4名

斜面:フリー&大回りはホピヒラーコース、それ以降は大丸山ゲレンデ。
    中・小回りは斜面下からみて左側の端、JSBAのボード検定をよくやっているところ。
    不整地はリフト寄り。
雪質:ホピヒラーはザクザク雪と言った方が合ってるかな。
    大丸山はやや固めながら締まりがあって、とてもエッジングしやすかったです。

1.フリー滑降(得点69)
大回りの滑りをタテに大きく変えたのですが、ターン数は同じだったかな。
ザクザク雪に、けっこうスピード上げて突っ込んだんですが、
重心移動がうまく行かなかったのと、リズム変化で入れた小回りが
ただ板を横に振ったような感じになっちゃったと思います。
悔しいけれど、今日の滑りの点数としては納得です。


2.大回り・整地(得点70)
やっと獲れた大回りでの基準点。
練習ノートに書いていますが、きれいな円形の弧を描く為に
ターンの始動〜中盤までの動きを変えました。
これによって板に乗る感覚もかなり変わりました。
これは自分にとっても大きな一歩。
スピードも早すぎず遅すぎず、ちょうどよかったと思います。


3.中回り・整地(得点70)
ここでアクシデント発生!
中央リフトが停電で止まってしまい、検定も中断。
2級の受験者5名がリフトに中吊りになってしまいました。
リフトから降りるまで30分以上かかってましたから、
きっと不安だったことでしょう。
全員を救出してから、大丸山ゲレンデに移動。

スタート位置から見て右側が低くなってる「ねじれ」た斜面。
このねじれに合わせて、滑るラインが曲がってしまっていた人が多かったので、
スタートラインに立った時、ストックを検定員の方へ突き出して
「このストックとストックの間を滑るんだ!」と自分に言い聞かせて滑りました。
板に乗ることはできたと思うんですが、ポジションが後ろ気味になってしまったのが
非常に悔やまれます。
この点と両足同調に気をつければ、もう1点いけたのでは・・・と勝手に思ってます。
得意種目(のハズ)なのでもう1点取りたいです。

4.小回り・整地(得点70)
途中2ターンくらい、雪面の荒れによってリズムが多少ずれたところ以外は
ほぼ自分の滑りができたという印象です。
ポジションも遅れなかったかな。
ここでも検定員に向かって、まっすぐなライン取りで滑ることに気をつけました。


5.小回り・不整地(得点70)
実際の検定斜面を滑る前に、大丸山のコブバーンに入って
「じゃあ、ここを滑ってみましょう!」と言う。
コブもかなり深くなっており、斜度も最大30°ある。
コブ斜面がとりわけ苦手な僕にとっては
万事休すか!?と思ったが
ここは採点しなかったみたい。
(板、外れちゃったので、良かったわ)
で、実際の斜面はほとんど整地。
ただここもねじれていたので、ラインど取りに気をつけて滑りました。

終わってみて、
今回は4人も合格者が出ました。
自分の得点も、あと1点合格ラインには届かずということで
非常に悔しかったです。
たかが1点、されど1点。
この1点の重みは非常に大きいです。


検定後、I先生から
得意な種目を伸ばすってことも意識した方がいいと
アドバイスして戴きました。
逆に、合格目前までいっても、
その次の受験で5点くらい点数を落とす人もいるので・・・とのお話もあったので、
次は初心に立ち返り、1種目1種目を大切に滑りたいと思います。
次回3月13日!

石打丸山1級検定受験レポ(2005/02/27)


ちょうど2級の中回りを
始める頃かな

またまた落ちた(笑)石打丸山1級の受験結果です。

受験者数:22名
合格者数:1名

斜面:ホピヒラーコース
雪質:荒れた雪面が固くなり、部分的に雪が溜まっていたので
    2級では転倒者が続出・・・。
    視界も途中、かなり悪くなったので、
    かなり滑りにくかったです(ってのも言い訳)。


1.フリー滑降(得点69)

とにかく勢いが良いことが得点になると考えてて、
事前のインスペクションではクローチングターンで加速してみて
演技をまとめてみたら、
「うん、イケル♪」
しかし本番では、視界がかなり悪かったので少しだけ
スピードより安定を重視しました。
先月の受験の時よりはイイ手応えで、ちょっとリズム変化がうまくいかなかったけど、
またも69点止まり・・・。

2.大回り・整地(得点69)
それなりに安定したターンに仕上がったと思ったんだけどなぁ〜。
ちょっと外足がばたついたのを見抜かれたか!?
だって、斜面が荒れてるんだもん・・・。

3.中回り・整地(得点68)
最も得点に納得ができない種目。
前回の70点が取れた時と、ほとんど同じ感覚で滑った、
いやむしろ今回の方がいいかなーと思ってたのに
2点も下がってしまった。
これについては、検定終了後S検定員に詰め寄ってしまった。。。(ごめんなさい)
多数の受験者がいた為、僕の滑りを覚えてはいらっしゃらなかったようだが
何かが違ったようだ。
いつもお世話になっているI先生が、検定後いらっしゃったので相談してみると
先生自身もよくある事なんだそうな。
自分の感覚と、実際の得点が反比例する場合・・・。
これはビデオで見ると、一目瞭然らしい。
恐らく、斜面状況と僕の滑りがマッチしていなかった、
そう思うしかない・・・。
次回への課題だ。

4.小回り・整地(得点69)
滑り終わった瞬間に、
「またやっちまった!」と思った滑り。
弧は描けないし、リズムはバラバラだし・・・。
荒れた斜面でもリズム良く滑るにはどうしたらいいか、
まだまだ研究が必要だ。


5.小回り・不整地(得点70)
「何であの滑りが70点なの!?」と思わずにはいられないくらい
ダメダメな滑りだったハズなのに・・・。
リズムもダメだし、手応えもかなり悪かったのに・・・
う〜ん、分からない・・・。


検定後のI先生とのお話の中で、
「外足のエッジを引っ掛けるような滑りが多くなってきている」という点と
「ターン内側へ上体を倒し込み過ぎている人が多い」という点が出てきた。
ターン始動時に、内側へ上体を倒し込み過ぎることで
外足に乗り込めない。
だから板にしっかり乗ったターンが出来ない、と。
これは、最近の指導員のなかで出てきているテーマであり
数年後には一般的になるのではないかとのことでした。
これまで、上体先行のターンがいいとされてきたのが、
もっと板の方向に近い方へ上体を向けていく、
そしてしっかり乗り込んでいく。
そういう滑りが求められてくるらしい。
うーん、混乱するなぁ。。。

ちなみに今回が第5回の検定日。
でもって今シーズンの1級合格者はまだ2名・・・。
開催はあと3回。
果たして何人が合格するのか!?

とにかく、来週も土日で石打へ参上します!
来週も受験して、その結果をUP致します!

石打丸山1級検定受験レポ(2005/01/23)


検定が行われたチロル左側
午前中の風景

検定前の
諸注意を聞きます

最終種目
「小回り・不整地」

本日受験した石打丸山1級(落ちたんですが・・・)の結果を
書いてみたいと思います。

受験者数:16名
合格者数:0名

1.フリー滑降(得点69)
ホピヒラーコースでの実施を予想していましたが、
事前講習がチロル左側(マットコースって言うんですか?)に変更になっていたので
慌てて滑り込み開始。
午前中は、圧雪斜面でやや柔らか目。エッジのかかりもすっごく良くって、
「これならリズム変化も、すんなりいけるなー」と自信を持っていました。
しかーし!、昼食後の12:30に滑ってみたら
めっちゃ固くなってた。。。(といっても一般的に言えば、そこまでの固さではないんですが。)
太陽の光が当たらなくなり、急に固まったようです。
昨日夜に、検定員のI先生から
「よーく板を回し込んでターンするんだぞ!」って
教わっていて、午前の練習でも意識してやっていたのに
めっちゃ緊張して、板が先行してタテに滑っちゃって・・・。
滑り終わった時に「やっべー」。
むしろ69点取れたのが意外だったくらいです。

2.大回り・整地(得点69)
これも斜面の固さにエッジングとリズムが合わなくって
全然攻めの滑りが出来なかったです。
「小回り、中回りは得意種目だから、そっちで復活しよう!」
って思って・・・。

3.中回り・整地(得点70)
唯一基準点を取得できた種目になりました。
中回りのリズムは、けっこう自分に合ってて
滑りはそんなに良くなかったのですが、リズムで得点できたのかな?
とも思います。

4.小回り・整地(得点69)
ここでもなぜか、深く板を回しこめないまま、
中盤までほとんどタテに滑っちゃいました。
ゴール寸前で板を回し込んだのですが、間に合わず・・・。


5.小回り・不整地(得点68)
ほんの少し荒れた整地を使っての、不整地種目。
前走の方の滑りが、スキッディングに見えたので
そのイメージで滑ったら、スピードも上がらずシケた滑走に・・・。
これも納得の得点かと。

ガックリして成績発表に臨んだのですが、もっと得点低いだろうなーって思ってたので、
上記の得点でも意外。。
それなら「まともに納得できる滑りが出来れば、イケるんじゃないかな?」って感じ、
むしろ自信がつきました。

次回、2月27日。
石打丸山にリベンジを賭けます!!


検定Q&A

ここでは、実際の検定に基づいて感じた点や疑問点を挙げてみます。

1. 得点の基準は?
毎年3月に行われる全日本技術選の上位選手に出る90点台を最高に、プルークボーゲンを使って初級コースを下りてくることが
できる5級の50点まで、同じ評価基準で採点されます。
しかし!その評価をする人はあくまでも人。検定員によって差が出ることは容易に想像できます。
SAJでは、均一の評価基準を掲げているようですが・・・。


2. 事前講習は受けないといけない?
以前の実践講習テストの名残で、検定前に同じバーンを使ってレッスンを受けられるのが事前講習です。
1級については、2単位の受講が必須(そのシーズン内は有効)です

受講証があれば、どこのスクールでも1級受験ができます。
事前講習はスクールの授業ではないので、大人数が一斉に受講します。
スクールの時のような丁寧な説明は、あまり期待しないほうがいいでしょう。

ちなみに苗場のように事前講習が常に必須のところもあります。

3. 検定バーンはどこを使う?
スクールによって、あらかじめ幾つかの候補を準備している場合が大半のようです。
その日のコンディション、イベントの実施などによって変更もあるでしょう。
ちなみに石打丸山では、チロルゲレンデのマットコースが検定バーンになっています。
受験するスクールに事前に入っておき、先生にコースの特徴を聞いておくのがおすすめです。

4. マテリアルは?
カービングスキーであることは必須です。
その中でも柔らか目のもので、サイドカーブが少しきつめのものがいいでしょう。
1級以上の受験では、チップやビンディングの高さを高くとり、カービングしやすいものがいいようです。


ストックは短すぎず、長すぎず、適正のものを使いましょう。
万一短いストックを使用して、ターン内側にストックを突いた時、肩が下がりようものなら
その後のターンの内倒につながりかねません。

あと、安全の為、ニット帽等の着用をお忘れなく。

5. 練習法は?
これは絶対に「スクールに入る」に限ります。
客観的に自分の滑りを見て、的確なアドバイスをくれるし、疑問点にも応えてくれるからです。
スクールの受講料は惜しまず、共に頑張りましょう。
その上で、指摘された項目を練習したり、自分の滑りをビデオに撮って研究したりするのがいいでしょう。

6.採点上、加点になること、減点になることは?
加点になることは、以下の点にあるようです。

1.大回り・整地
切り換え時に重心がスムーズに移動して、ターン前半の谷回りからしっかりとスキー板が円いターン弧を描く

2.小回り・整地
ある程度のスピードと、リズム感、エッジングの質を見られるので、
しっかりとエッジングを行い、板のたわみを活かして次のターンに入る。
フォールラインを保ち、左右均等なターン弧を描く。


3.小回り・不整地
スタート〜ゴールを1本のフォールラインを外さずに、一定のスピードをコントロールして滑り降りる。

「円いターン弧」という言葉はよく出てきます。左右均等で、しかもいびつでないきれいな円いシュプールを描くということが
求められているんですね。。



合格証とバッジ
長い道程でした・・・

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